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業務改善をクエストする!?⚔🐉🛡

今回は3月頭に実施した「業務改善クエスト in 青根温泉」の内容を紹介します!


業務改善クエストとは

矢内さんと浅比さんと倉林の3人で企画・運営した今回の業務改善クエストは、宮城県青根温泉 「山景の宿 流辿」を舞台に、温泉宿に宿泊しながらその温泉宿の業務改善を仲間と一緒に考えよう!と言う企画です。あんまり仕事仕事せずにワクワク冒険するようなイベントにしたかったのでRPGになぞらえて業務改善クエストという名前にしました⚔🐉🛡

青根温泉でスタート!

舞台となった青根温泉 流辿さんは、TOC・MGの会場としても界隈では有名で、矢内さん浅比さんは女将さんともお知り合いであり、今回の企画が実現しました。(女将さんがまたステキな方です!)

仙台駅に10:00に集合し、車で移動すること50分ぐらい。まだまだ雪が残る青根温泉 流辿さんに到着です。この日は東京から移動しましたが、やはり東京とは違う寒さです!今から夜の温泉が楽しみ😊

到着!

会場であるホールに集合し、まずは矢内さんから今回の企画についての紹介がありました。今回はセミナーではないので、学びながらそれを試してみたり仲間と一緒に楽しんでほしい、と言うお話でした。

2日間の歩き方

その後は今回のプログラムの全体の流れについて私から紹介するとともに、2種類のプロトタイピングについてご紹介しました。

今回の流れと2種類のプロトタイピング

一般的な「試作のプロトタイピング」に加えて、「思索のプロトタイピング」を紹介しました。(紛らわしいですがあえて同じ読み方を当ててますw)

思索のプロトタイピングとは、頭の中で考えていることを、目に見える形にすることで、チームメンバーに伝えるたり、自分自身の考えを整理をするための方法です。できるだけ手を動かして(できれば体を動かして)、現実世界のものにしてみる。付箋に書くでも良いし、kintoneアプリを作っても良いし、模型を作ってみても構いません。

思索のプロトタイピングとは

ここで作ったものは後で使わないものになってしまってもOKで、とにかく頭の中で浮かんだことを形にしてみることが重要です。

思索のプロトタイピングの特徴

これは「構築主義」という考え方がベースになっており、レゴブロックを使ったワークショップ=レゴシリアスプレイなども同様の考え方がベースになっています。正解のない状況であっても前に進むためにまずは手を動かしてみるのが大切です。

ちなみに「試作のプロトタイピング」は、実現可能性や有効性を検証するための方法であり、「思索のプロトタイピング」とは明確に分けて実施します。

試作のプロトタイピング

チームビルディング

つづいて浅比さんからチームビルディングのワーク。今回は内容が盛り沢山だったため、お昼ご飯を食べながらチームビルディングのワークとなりました😋 今回初めましての方もいるので、ワークを通して価値観の共有などを実施しました。

情報分析と中間発表

宿の方に事前にヒアリングした情報を踏まえながらグループで分析開始。何に困っているのか?などについて仮説も含めて整理していきます。また途中で事務所や厨房を見学することで、実際に働く現場を踏まえて提案方針を検討しました。

1日目の夕方には「中間確認会」ということで各グループから簡単に状況を共有していただきました。

中間確認会の共有ポイント

懇親会🍻 温泉♨ そして朝食

そしてお待ちかね懇親会です!もちろん温泉、二次会!と盛り上がりました!2次会では利きワイン大会やゲームが行われあっという間に日が変わりそうな時間に。。。笑

翌日はお部屋で朝食を!その朝食がまた豪華!ご飯はどれも本当に美味しかったです😋

朝食!
朝からノリノリ♪

改めて業務改善クエストとは

2日目に、今回の業務改善クエスト(というか業務改善全般?)についてのヒントを以下の資料で紹介しました。

業務改善クエストとは?

「仕組み=アプリ」はそれを使う「業務」があり、「業務」はそれを実施する人や影響を受ける会社・社会がある。

すべては繋がっている

それらはバラバラに存在しているわけではなく、相互に影響しあい繋がって存在している。(どこか1箇所だけを変えても意味がないかもしれない)

局所から動かす

しかし「仕組み」「業務」「人・会社・社会」をすべて同時に変化させ良くすることはできないので、アクションはピンポイントで考え実施する必要がある。

鳥の目と虫の目

これらは「鳥の目」と「虫の目」とも呼ばれ、矛盾するように感じるかもしれませんが、視点を切り替えながらアクションを考えていくということが大切。

発表!

というわけで、一泊二日の業務改善クエストの集大成としてグループごとに発表していただきました!どのチームも視野が広くて、なるほど!!💡となるものばかり。
また、同じ情報を得て同じ現場を観ても捉え方や解決策の方針が異なるのは非常に興味深いですね。まさに「正解ではなく、チームワークの関係性の中で立ち現れたアイデア」と言う感じです。

まとめ

今回、初の試みでしたが運営側としても非常に学びの多い・発見の多い企画だったと思います。企画のほとんどは矢内さんにお任せしっきりでしたが。。。😅 (矢内さん浅比さん、改めてありがとうございました!)

やっぱり業務改善においても「現場・現物・現実」は大切なんだなと思いましたし、仕組みだけではなく、業務や人も含めて良くしていく、そのつながりをしっかり捉えることの重要性を感じました。自分自身の仕事にも活かせそうです。機会があったら(今度は別の場所や別の業務でも)また実施したいです!

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