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【パートナーインタビュー】「柚子蔵」「カミナリ梅酒」を造る富山県・皇国晴酒造

こんにちは。KURAND公式note編集部です。

KURANDが販売している約500種類を超えるお酒は、高い技術力を持つ酒蔵と企画したクラフト酒です。私たちは小規模生産でつくられた、個性溢れた新しいお酒のジャンルを「クラフト酒(くらふとしゅ)」と呼んでいます。

今回の記事では、パートナー酒蔵をご紹介します。日本酒「柚子蔵」と果実酒「カミナリ梅酒」を造る富山県「皇国晴酒造」の営業部長兼製造課長、岩瀬由香里さんにお話を伺いました。

皇国晴酒造(富山県)
皇国晴酒造は明治20年、富山県黒部市生地で創業。生地は黒部川の最下流に位置する町で、北アルプスの雪解け水が地下を100年かけて流れ、町中のいたるところで湧き出ています。「名水百選」にも選ばれるこの湧き水は蔵内にも自噴しており、創業以来、仕込み水として使用されています。

―皇国晴酒造さんのお酒造りの方針やこだわりを教えてください。

岩瀬さん:日本酒というのは、生活必需品というよりも、日々の生活をより豊かにできるものであると考えています。四季折々の旬の食材を使ったお食事に日本酒を添えていただくことで、より深く華やかな味わいをお楽しみいただきたいです。

皆さまの生活に彩りを加えて、寄り添っていけるような存在になっていきたいという想いが、酒造り全般の方針になっています。海の近くに酒蔵があるのですが、土地柄のせいか、どちらかというとお肉よりも魚に合う味に、自然となっているように感じています。

「こういう味わいのお酒を造ろう」と設計するのではなく、地元を流れる湧き水など、その土地の素材を使用することで生まれる、その土地その土地のお食事に合う味わいを大切にしたいと考えています。

名水岩瀬家の清水

―生活に彩りを加える存在としてのお酒ですね。

岩瀬さん:日本酒造りにおける、従来の伝統的な味わいや製法を大事にすることはもちろん、今まであまり日本酒を飲まれた経験がない方にも、自由に日本酒をお楽しみいただきたいという想いがあります。

親しみやすいお酒を発信するために、数年前から氷見市で栽培した日本古来の在来種の梅を、日本酒に漬けこんで造った梅酒や、柚子の果汁を使った爽やかなスパークリング酒の製造をはじめるなど、新しい商品作りを進めています。今後はリンゴや梨、ももといった地元のフルーツを使用したお酒の製造も視野に入れています。

仕込み蔵

―岩瀬さんの経歴をお聞かせください。

岩瀬さん:生まれと育ちは和歌山県で、実家はミカン農家です。そこから広島の大学に進学し、発酵工学を学んでおりました。

在学中は麹菌の遺伝子ゲノム解析の研究をしていました。そして、弊社の社長との出会いがきっかけで皇国晴酒造へ嫁ぐこととなり、現在にいたります。酒造りの勉強をしていたら知らず知らずのうちに酒蔵に嫁いでいましたね。

ストロング系辛口梅酒「カミナリ梅酒」

ーありがとうございます。KURANDとパートナーシップを結ばれたきっかけを教えてもらえますか。

岩瀬さん:弊社の造る梅酒やスパークリング酒に興味を持っていただき、声をかけていただいたのがきっかけだったと思います。私たちが、日本酒の新しい入口になるのではないかと思って取り組んできた日本酒ベースのリキュールというのが、このようにKURANDとの取り引きの糸口になってくれて、販路を広げるきっかけになったということが本当に嬉しいです。

柚子スパークリング「柚子蔵」

―皇国晴酒造さん、ありがとうございました!

※クランドCLUB  ニュースレターより抜粋


以上、パートナー酒蔵の皇国晴酒造さんのインタビューでした。KURANDでは、お客さまにすてきなお酒と出会ってほしいという思いから、小規模生産でつくられた、個性溢れた新しいお酒のジャンル「クラフト酒」の認知の拡大に挑んでいきます。

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