保護猫・ちゃちゃ君は、外に走って出ないのです。

コラム350:保護猫・ちゃちゃ君は、外に走って出ないのです。
 我が家に2人いるネコのうち、近所のノラ出身の保護猫、ちゃちゃ君(オス)は、子猫の時にトコトコうちまで歩いてきて、「ばーちゃん、オレ、飼ってくれよ−」と母にしがみついた可愛いヤツである。ただし、もっさりして、食い意地がはっていて、愛想がないので、「かわいい」という言葉を使うのは私だけだ。でもいい。かわいい。
 今まで飼った、ノラ出身のネコたちは、半分が外に出たがり、半分は外の世界に興味を示さなかったと思う。前にいた「ちゃお」は、隙あれば表に走って出て行ってしまうので、宅配便などもビクビク対応しなければならなかった。一方、ちゃちゃ君は、母とケンカして(母は本気でネコとケンカする)「もうお前なんか出て行っちゃえ!」と言われてドアを開けられても、「出ないよー。ばーちゃん。外、こわいもん。」という感じで、全く外に出ようとしない。保護される前に外で辛い思いをしたことを覚えているのだろうか。
 ネコが出て行かないように、玄関にゲートをつける商品があるが、よく考えれば、あんなもの、すぐに飛び越えてしまうので、時間稼ぎにしかならない。チャンプ君は、ペットショップとうちしか知らないネコなので、表があることすら知らず、興味もないのが幸いだ。
 飛び出しネコ、みなさん、どうしていますか?
以上
クララ
2022年4月12日

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