見出し画像

鬼太郎の父・目玉おやじ

画像は、倉敷美観地区の古道具屋「ウームブロカント倉敷」にあった古い漆器のお椀です。漆がすっかり剥げてしまって、木の肌が露わになっています。

お椀は、木の年輪に沿って同心円になるように削り出されており、昔の職人が、木が生きてきた証を大切にして、造ったことが判ります。年輪の木目は非常に詰まっているので、北国の針葉樹が使われているのでしょうか。1カ所割れていますが、それもこのお椀が積み重ねてきた歴史の味わいです。

執務室に飾っていたのですが、なんと、ゲゲゲの鬼太郎のお父さんである「目玉おやじ」が、茶碗風呂に入っている姿に見えるではありませんか!

画像1

茶碗の中に寝そべって、腕を茶碗の縁に載せて、ゆったりとくつろぐ「目玉おやじ」の、肩先の幻影が見えて来ました。

第一発見者は、筆者ではなくて、たまたま部屋を訪れたスタッフです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?