■読書感想 22-10-27超一流になるのは才能か努力か?

著:アンダース エリクソン、ロバート プール

https://www.amazon.co.jp/dp/4163904956


私がお世話になってる、「ゼロ秒思考」の著者である赤羽雄二さんの推薦図書の一つです。

 

「成長したい人は、ぜひ」のような、赤羽さんのコメントに惹かれ拝読。

 

面白かったことは以下です。

 

  • 自分の成長は自分が決める。

  • 限界練習とは

  • 心的イメージを作る

 

 

■自分の成長は自分が決める

 

この著者は超一流のアスリート、演奏家、チェスプレーヤ、医師などを30年にわたって、超一流の共通点を研究して来られました。

その集大成がこちら。

 

結論は、超一流に共通する特別な才能などない。共通するのは圧倒的練習量。

 

だ、そうです。

 

スポーツであれば、身体的に優れていることが優位に働く条件ですが、それ以外はなかったそうです。

 

それが証拠に、例えばIQが高いとチェスが上手いように感じますが、そうでもなくIQとの相関はないそうです。IQが高い子がチェスを始めたときには上達が最初は早いことは多いそうですが、最終的には関係ないとのこと。

もしそうであれば、IQの高い子供たちばかり集めればチェスの最強集団がつくれるか?というと、それは出来ていない。

 

野球やプロスポーツも同じで、「最高の選手」の条件がわかっていれば、こどものころ注目選手を育てれば、必ず最高の選手ばかりになるはずです。

しかし、甲子園での優勝投手、ドラフト1位選手がプロで活躍するか、後世に語り継がれる名選手になるか?というと、意外とそうでもないのはみなさんの知るところ。

 

では、何が超一流たらしめるか?というと、それが圧倒的練習量。

 

サバン症候群の方がある限定的なことに天才的な才能を発揮することが知られていますが、それも結局何かの特殊な生まれつきのものではない。とのこと。

サバン症候群の方は、非常に一つのことに集中することがあり、そのために一つのことに関して、他の人の何倍、何十倍、何百倍もの時間と回数を繰り返しており、そのため結果として他の人から突出した結果を出していたことがわかったそうです。

 

というわけで、自分には才能がないから。など持ってのほか。では、得たい能力に足しての、才能とは何か?は、この筆者はそんなものない。と言っています。

 

そのため、才能ない。などと言わずに、とにかく練習する。練習すれば、突出した成果を出せる。

 

大事なことはあきらめずにやること。

 

■限界練習

 

次に大事なことはこの練習の仕方。ポイントがあります。

 

・具体的な目標を定める

・集中して行う

・フィードバックが不可欠

・コンフォートゾーンを飛び出す

 

具体的な目標を定める。

「上手くなりたい」という漠然とした目標を、改善できそうな期待の持てる具体的な目標に変える。

つまり、ゴルフであれば、フェアウェイキープ率80%、平均パット2.5以下。など。

集中して行う

やるべき作業に集中してなければ、たいした進歩は望めない。とのこと。

 

フィードバックが不可欠

自分のどの部分がどうみじゅなのかを正確に特定するためにはフィードバックが不可欠。

そのためには導いてくれるコーチ・指導者が非常に有効。もし指導者がいなければ、自分で何がダメで、何が良かったのか、PDCAを回すことが必要。

 

コンフォートゾーンを飛び出す

漫然とした練習では絶対に上手くいかない。一万時間の法則は間違っている。漫然に一万時間練習してもうまくはならない。停滞するだけ。

これまで出来なかったことに挑戦する。挑戦すればできなかったとが意外とすぐにできるようになったりする。

 

■心的イメージ

 

これらの練習によって、何が得られて、だからどうなるのか?

これは「心的イメージ」ができるからだそうです。

 

例えば、プロ野球選手が150km/hで飛んでくる球を打ち返せるのはこの「心的イメージ」があるから。

練習によって、どういう投手のフォーム、肩・手頸・足・腰その位置、変化の速さなどなど、様々なシチュエーションが頭の中の長期記憶に蓄積され、それらの中で最適な情報が瞬時に引き出され対応できるようになる。とのこと。

 

チェスも同じで、沢山の経験により、試合途中の盤を一瞬見ただけでどんな経緯でここまでたどり着いて、今後どのようになっていくか、一瞬で理解できる。それはこれまでの経験の蓄積によって、様々なシーンが頭の中に蓄積されているので、それが瞬間的に総合的に判断されて、最適なシーンを引き出される。

 

こういうことで、瞬間的に総合的な判断が人間はだれしもできるようになって、誰しもが超一流になれるようです。

 

そのために、この最適な心的イメージが引き出せるように、練習を重ねればならず、そのためにPDCAを回す必要があり、可能であればコーチに最適解へのアプローチをリードしてもらうのが効果的である。とのこと。

 

 

■身を持って体感

 

まだまだ超一流とはいきませんが、僕はこの本の内容についてはこの赤羽雄二さんの「ゼロ秒思考」サロンでしっかりと体験出来ています。

 https://community.camp-fire.jp/projects/view/318299

毎度新しいことをここでチャレンジするときは、コンフォートゾーンを飛び出して、やりたいことを明確にして、集中してやって、赤羽さんのフィードバックを受けていました。

 

入会してすぐに最初のフレームワーク100個。

アクティブリスニングメンター初めて、アクティブリスニング会開催。

clubhouseに登壇して質疑を受けだす。

clubhouseを毎朝4か月継続。その間、アクティブリスニングで「言いたいと思わない」を集中して特訓。

メモ書きはずっと継続。10枚以上。

CEOメモも、20日継続×2

情報収集も2.3か月やってみた。

ブレークスルー講座に飛び込み、宿題を本気でやった。

DXclubhouseも、4回もメインスピーカーとしてお話しさせて頂いた。

読書も継続して何とかやって、定期的に投稿。アクションリーディング。

今思うと、入会したこと自体が、コンフォートゾーンを飛び出したかった。


 

まぁ、とにかく集中して、赤羽さんの教えられるがまま突っ走ってきました。

 

上記、毎度新しいことを始めるたびに、
「うぐぐぐ。。。むずいっすね。。。」
となりますが、それが成長につながる予感や、赤羽さんからの導きがあるので、なんとか継続してこれました。

やってくうちに、成長を感じるし、感じるように赤羽さんがコメント下さるので、最初はしんどいですがそのうち成長を感じて面白くなってきます。

で、その成長が平坦になってきたら(コンフォートゾーンに入ってきたら)、次のチャレンジへ飛び出していく。というのが、私のパターンです。コンフォートゾーンって、ワクワクしないんですよねぇ。。。

 

最近とても、成長している実感があります。 

本当に正に、これ。この本と通りだ!と実体験を通じて、強く納得しました。

 

「ゼロ秒思考」サロンは、超一流になれる場所だと思います。https://community.camp-fire.jp/projects/view/318299

 
この本と、「ゼロ秒思考」サロンの相乗効果は非常に大きいと思います!

ぜひご一読お勧めいたします!!!

ちなみに、「ゼロ秒思考」サロンの方は、月5000円です。

アウトプットして、学びを深めたい方には本当におすすめです。

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