読書感想 自分の中に毒を持て

■22-1-4 読書感想 自分の中に毒を持て:著 岡本太郎

https://www.amazon.co.jp/dp/4413096843

■読んだ目的

・強く自分の行動を貫くためのヒントにしたかった。

・まこなり社長がおススメしていた。これを読んで人生変わったと。どんなものなのか知りたかった。

■印象的だったこと・感想

・人間は矛盾しているもの

・本来、生きるということは無目的なもの

・それを踏まえて、今を生きる

岡本太郎さんには個人的に「変わった人」という印象があり、正直本を読点でもほとんどピンとこないんだろうなと思っていたのですが、大変に本質的でありすごく納得することが多くありました。文章も難解ではなく平易で読みやすいです。意外とさらっと読めました。

そして印象的だったのは、上記3点。

そもそも人間は矛盾していて、生きていることは無目的。そのために、目的が・・・とか、本当はやりたいことがあるのにどうしても違うことをしてしまう。とか、本当によくありますが、それが当然で、そういうもんだ。と、書いてありました。

それを読んで妙に納得し、「あ、なんか、そんなもんでええんやな。難しく考えるのやめよう」と思い気が楽になりました。

一方で「今、この瞬間、まったく無目的で、無償で、情熱と生命のありったけ、全存在で爆発させる。それが全てだ。」

とあり、私がよく自分に言い聞かせている「ええからやる」と通じる心があり、背中を押された気がしました。

別の観点の感想ですと、芸術・アートの楽しみ方やとらえ方を学びました。私は詳しいわけではありませんが、結構美術館とか好きで妻とよく訪れたりしています。

また近所に太陽の塔もあり、この地域の象徴的なもので、その存在感はすさまじく、すごいポジティブなエネルギー、まさに太陽のような存在で、すごく太陽の塔に興味があります。

そのため岡本太郎さんが考えるアートがここには書いてあり、「芸術は爆発」の解釈や「太陽の塔」についても書いてあり、とても面白かったです。この辺は本を読んでいただければと思います。私にはまだ簡潔に言語化できません 笑

■この本を読んでどうするか?

毎日を真剣に矛盾とか抱えながら生きようと思いました。

矛盾、無目的で結構。今を生きようと思います。

■3か月後どうなっていたいか?

もっと自分中心の生き方。他人に依存した人生の評価基準をやめたいと思います。

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