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残したいものと残すべきもの

負の遺産
古いアルバムをなんとかしようとやってみたこと

準備品

大きいサイズの可燃ゴミの袋
一円玉
カッター
剥がした写真を入れる透明でない袋
古紙をまとめるヒモ
ドライヤー

一円玉は台紙を増やせるタイプの
アルバムを表紙から外す時に必要

そうじゃない相当古いタイプは
カッターで表紙から
切り離す荒技を使います

そしてドライヤー
台紙にベッタリ
貼り付いている写真を
きれいに剥がすのにマスト

前回これでつまづいたので
Googleで調べて準備
写真をドライヤーで
温めると
糊が溶けて剥がれました 
おおっ 快感

どの写真を残すべきか

わたしが残したい写真と
子どもが残しておいてほしい写真は
多分ちがう

思春期以降の写真は
自分たちで管理してるはずだから
生まれた時から
中学1年の頃までの写真が
アルバムには収まってるはず

まず、何枚くらい残すのか
決めておく必要があった

だって決めておかないと
写真なんて
簡単には捨てられない

数を決めて
アルバムを用意しよう
枚数に制限を設けることで
捨てられるはず

そこで まず
アルバムを全部見返して
順番に積み上げました

順番は大事です
アルバムって
時系列が合ってないと
気持ちよくないですから

何を残すべきか

それはアルバムを見返すなかで
なんとなくわかってきた

子どもの成長を残そうと
撮りためた写真は
かなりの数になる

どれもかわいいけど
何でこんなに?
しかも同じような写真を
何枚も

残そうとしたんだろうな
我が子の一瞬一瞬を

わたしたちが
子どもを大切に思っていることを
伝えたかったのかもしれない

でも
そんなことは
写真を見なくても
子どもには伝わっている

ひと通り写真を見たら
もう一回子育てした気分になれた
そして
これまで
子どもの成長をとおして
幸せな時間を過ごさせて
もらったことに気づいた

わたしたちが残したいのは
そういう
幸せな気分にしてくれる写真

そして子どもに残すべきなのは
わたしたちが
幸せだったよってことかもしれない

幼い頃の記憶はないだろうから
気持ち多めに
大きくなってからの写真は
ひとつのイベントにつき一枚

写真は記憶を
呼び起こすトリガーの役割を
果たしてくれるだろうから
それで十分

一枚の写真で
楽しい場面が浮かんでくる
あの頃にすっと戻れる
写真 すごい
撮りためておいたのは
よかったよね

過去と今と未来 

こうして夫婦用と
子どもたちに渡す用の
新しいアルバムができあがった

数を厳選しての一冊
実はかなり分厚い
特に夫婦用のが(汗)

子育ての記録って
ほんとうは一冊で
いいのかもしれない

でも敢えて
子どもにも一冊ずつ用意したのは
やっぱり
子どもへの感謝を
形にしたかったから

わたしたちはこのアルバムを
何回も見返すだろうけど
子どもは見ないだろうな

小さい頃を
振り返ってる暇はないだろうから

子どもは未来を生きて
若者は今を生きる
歳を重ねると過去を生きるんだって

わたしはそうは思わない
昔を懐かしがるけど
ちゃんと今を生きるし
未来に希望もある

そして
わたしたちに
幸せな時間をもたらしてくれた
あの頃のことも
ちゃんと持って
生きていく

そんなアルバムになりました

注意事項

これから子育ての方々
写真は枚数を決めて
残しましょう
データでも
整理は大変になりますから
溜めないように
定期的に整理することを
オススメします



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