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ライティングスキル|文章力を上げる方法とは?ファンを増やす4つの構成要素

「書き続けていれば、文章力は上がりますよね」
「文章力を上げるために、どうしたらいいでしょうか」

こんなことをよく聞かれます。

文章力。
一口に言っても、「文章力」とはいろいろな構成要素がからみ、その方が何を求めているかによって、答えは変わってくると思います。

小説や、コピーや、SEO……求められるスキルは異なるからです。

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■文章力の構成要素とは

文章には、その媒体やジャンルによって求められる構成要素が違います。

企業記事であれば個人の意見は必要ないかもしれません。
メディアによっては、ライターの顔を大切にするところもありますね。
SEOがどれだけ網羅されているかを重視する媒体もあるでしょう。

文章力を磨くうえで、
「自分が書きたいものは何なのか」
それを意識しておくことは、大切だと考えます。

エッセイが書きたいのに、コピーライティングを習いに行ったら
「型にハマった感じで、うまく表現できなくなる……」
というジレンマを抱えるかもしれません。

SEOを重視する媒体で、個人の感想だけを情緒たっぷりに書いても、手厳しいFBがくるでしょう。

セールスライターさんにとっては、文章力は「型」や「マーケティングスキル」「心理学」と密接に関わっているかもしれません。

「型」がわかると、ある程度の文章は書けるようになります。そこで重視されるのは、「読者の心をどのように遷移させるか」。
「なぜ・なに・どうやって・今すぐ」この要素を巧みに入れ込み、体感・思考に働きかけるワードを散りばめます。

そういう意味では、「NLPの知識」などが文章力を上げる要素として必要になるかもしれませんね。

小説などのストーリーライティングにも型があります。
この場合も、ストーリーの型を覚えることが大切です。神話の法則やヒーローズジャーニーなどを教わるのではないでしょうか(あ、確かこれもNLPでしたかね)。

エッセイも、読者の心をどう動かすかを重視します。
しかし、セールスライティングほどの「強いオチ」は必要ないかもしれません(意図によると思いますが)。
どちらかというと、著者の内省や哲学を、どのような表現で伝えていくか、という意識が必要でしょう。

ある程度の型を覚えていくことは、文章の流れをキレイにするうえで大切な要素だと思います。

■ただ書き続けても文章力は上がらない

しかし……私個人の、ちょっと厳しい考え方にはなりますが、
『ただ型に沿って書き続けても、文章力は上がらない』
これは1つの答えだと思っています。

これまで、多くのライターさんたちと仕事してきました。
書き続けて、文章が上手になる方もいれば、まったく変化のない方もいました。

そして……変わらない方のほうが多いな、というのが個人的な印象です。

もちろん、書き続けていれば、文法ミスやレギュレーションミスは減ります。型の使い方もこなれてくるでしょう。しかし、語彙力や表現の広がり方、そういうのはなかなか簡単には伸びません。

伸びる方は、「文章を良くしよう」という意識が違います。
ほかの方の記事をみて、いいところをどんどん吸収し、変わっていきます。

あとは、もともとセンスがあるものの、
「なんかちょっと、恥ずかしくて」
と書くのをためらっている方。ちょっと背中を押すと、ぐんぐん表現が豊かになり、のびやかな文章になっていきます。

そういう方って、表現力が豊かで、まるでその場でおしゃべりしているみたいなんですよね。

■表現を磨く4つの要素

私自身はというと……型にはめることばかり考えていると、途端につまらなくなってしまうほう。
(あ、でも仕事ではちゃんとやっていましたよ!)

今はKindle出版をサポートしているので、一定の「型」も伝えることがあります。でも、基本的に型は使いません。その方の『生の言葉』をそのまま、とにかく出してもらうことを優先します。

そして、出てきた素材で構成と流れを一緒に組み立てます。この作業が大変だけど楽しい。人によって全く違う仕上がりになるんですよ。

とはいえ、書くうえで大切な要素、ふだん
「ここにもう少しエピソードもらえますか?」
と声をかける視点があります。


そんな、表現を磨くための4要素をお伝えしますね。
今書いている、noteでもすぐに実践できる方法です。

まず、次の4つの要素を考えてみてください。

①等身大のあなた(飾らない、あなたの視点)
②心を揺さぶった感情(あなた自身の感情・感動・怒りなど)
③未来を変えるきっかけ(気づきを得た一瞬の出来事)
④具体的な描写(実際のエピソード)

この4つを網羅しておけば、共感を得る文章にぐっと近づきます。

難しい文芸技法や型はいりません。
等身大のあなた自身が、ある一時に何を感じて、どう心を動かされ、その瞬間に何を見てどんな未来をイメージしたのか……

それを、五感に訴える表現を使って書けばいいのです。

それは公園での、とある一コマでもいいわけです。
子どもの成長を垣間見る瞬間。
毎日ぐったりして帰る、通勤電車のワンシーンでもいいのです。
新しい未来をどこに見いだすのか。

特別な体験がなくても、日常が創作に変わります。

■さらに磨きをかけるポイント

そして、さらに「あなたらしさが伝わる表現」にするために、

・あなた自身が何を見たのか(視覚)
・何を聴いたのか(言葉)
・何を感じたのか(触覚・味覚・香りなど)
・季節や情景が分かる細かい描写(集中した1点)

などを膨らませて追加していきます。
「4月のある日」といわれるより、「桜の花びらが散る頃」といったほうが、季節感や空気感が伝わるのと同じです。

『そこで、あなたが何を見たのか、感じたのか』

が、個性となって出てきます。
同じ桜でも「花を見る」のか「風を感じる」のか、五感によって表現は全く違うものになりますよね。あなたにとって、どちらが印象に残ったのか。

オノマトペを使って、感覚的に訴えてもいいですね。
あなたの頭の中に残る情景を、そのまま書き起こしていくのです。

そして、、、もう少し上級を目指すなら
「頭の中に残る情景」から、必要な部分だけを抜粋します。

ちょっとだけ演出を加えるようなイメージです。

家族の絆を描きたいなら、家族の姿だけをクローズアップ。もしそこに友人や親戚がいたとしても、エピソードに必要なければ登場させない……といった、取捨選択をしていきます。

全部が全部、そのまま記録するのは日記と同じです。
読んだ方にどんな印象をもってもらいたいのか、そのために必要な情景だけに絞ります。

何にせよ、一番大切なのは「読者の心に届けたいという『意図』をもつこと」です。「私の書きたいもの」では、幅広い人になかなか届きません。

売れっ子エッセイストさんって、ぶっとんだ日常送っているみたいに見えますけど。「楽しませる」という意図をもって発信しているだけで、いたって真面目に日常生活送っているものです。

こうしたことを意識しつつ、書き続けていくこと。
この繰り返しで、文章は磨かれていく。
……のではないかな、というのが『今の私の着地点』です。

……私ですか?
本音を出すのが怖いビビりなので、最近あんまりできていないかな……
こんなこと言っておいてなんですが、私も常に修行中です。


■kindle出版に興味がある方はぜひ。

とまあ、こんな意図をもって、今は主に起業家さん・経営者さんを対象にしたkindle出版のサポートをしております。

なぜ起業家・経営者さんだけなの?と思われるかもしれませんが……
私のサポート講座は、決して安くありません。

ただ、私の講座では執筆だけではなく、ブランディングを兼ねた集客路線やプロモーションも一緒に作ります。場合によっては、サービス設計のお手伝いからスタートすることもあるほどです。

それでも今かなりご予約をいただいていて、常に3カ月先までスケジュールが埋まっている状況、本当にありがたいことです。あまりサービスを表に出していませんが、口コミ等で埋まってしまうこともあります。

そして、起業家さん以外からもお声がかかることも多々ありますが、なかなか手が回らない状況。でも、基本的にやりたがりなので、お断りするのが本当にしのびない……

というわけで今、幅広い方をサポートするための場所をつくっています。
5月にはお知らせできるかな、という状況です!

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あともうひとつ……!!

文章をキレイにするうえで「型」のスキルはあったほうがいい、とお話ししました。
型と言っても、本当にたくさんのパターンがあるんですよ。

そのなかでも、私が出版サポートさせていただいた海津佳寿美先生の
「わかりやすいね!」と上司がうなる!伝わる説明術: -報連相・プレゼンに使える 3つの「魔法の型」

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