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正直、通販というのは面倒なものである。それでもなお

さて、このnoteでずっと宣伝を続けてきた文芸誌『棕櫚 第7号』ですが、刷り上がりました。現在通販でご購入いただいた方への発送が開始されています。

通販受付はこちらから。

本サイトはBASEという通販モール運営会社のシステムを使ったもので、このサービスは私のバンドの通販サイトにも長年使わせてもらっている。決して怪しいものではありせん。

決済はクレジットカードもしくは銀行振込のいずれかに対応している。
価格は1,000円。
薄い本ではない(物理的な意味)。お値段分の読み応えはあると思っている。

正直、通販というのは面倒なものである。いろいろ入力しなければならないし、クレジットカードを持っている人ならまだ少し楽だがそれでも財布からカードを引っ張り出してこなければならないし、銀行振込となるとこれまた大変面倒くさい。住所などのプライバシーも販売元へ晒さなければならない。また、本好きの方は自分の読みたい本は書店で直接購入したいという方も多いということは、重々承知している。

それでも、この雑誌を読んでみたいと思っていただける方がいるならば、通販で購入していただくことを強くお勧めしたい。

なぜならまず、この本に関しては入手方法がかなり限られていて、通販、あるいは東京都大田区にあるマルカフェの店頭でしかほとんど入手できないという点。

さらに、マルカフェは金土日の週末営業のみであり、不定期に貸切イベント等も開催される故、普通のカフェと比べて来店機会がかなり限られるという点。

そして何よりお伝えしたいのが、我々のようにインディーで作品を発行し、少しでも多くの人へ届けたいという思いから通販サイトを運営している側からすれば、通販で注文が入ったときの嬉しさというのは相当大きいものなのである、という点。

ちなみに私は自分のバンドで運営しているサイト経由で発注メールが届いた時は、人知れず小躍りしている。それくらい嬉しい。

棕櫚に関しては、発行者のマルカフェというカフェが大変素敵なものであり食べ物もびっくりするほど美味しいので、いつか行ってみたいと思っている方も多いと聞く。だから、いつか訪問した際にこの雑誌の購入も検討してみようかしらという気持ちも痛いほどわかる。もし将来マルカフェを訪問する機会があったとして、その時に本を購入してくれたら中の人はきっと嬉しいだろう。でも、もしかしたらそれ以上に「棕櫚読みました」と言って来店してくれた方が、マルカフェの中の人たち、もっと喜ぶかもしれない。これは私の勝手な想像ではありますが。

と、いうことで通販はこちらから。本当、よろしくお願いします。


椋田裕生

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