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愛はゆるやかな死

先月、マッチングアプリで意気投合した19際の男の子とご飯に行ってきた。(若い!)

歳下にもかかわらず、あまりにも思考が成熟されすぎていて、生きにくそうだなあと思ってしまった。適度にアホであることが大切やね。

お互いの恋愛トークになった時、「人生で一度の大恋愛をしてしまったら、一生それを忘れずに引き摺って歩んでいくことになる」と彼は言った。ちなみに彼の大恋愛は高校生の頃らしい。ちなみに私は今。
その恋愛を引きずりながら、受け入れながら、それを赦してくれる人と付き合いたいね~などとお互いで話していた。(そんな神様のような優しい人がいるかは別問題である。)

その子は洋服が大好きで、私は本が大好き。(洋服も好き!)もしこの世の中が無機物と結婚できるのであれば、迷わずお互いに服と本だと答えるだろう。
無機物は無条件に自分たちのことを赦して(許容)してくれる、救ってくれる。音楽に救われた、という人はよく聞くが、そういう人たちは音楽と結婚したくないのかな?どうなんだろう。
救われた(赦される)=愛 は私の中で割と直結する。友人関係でもそうだ。

愛するということは、その熱が強ければ強いほど自分自身をすり減らす行為で、その熱が燃え尽きたらもう二度とその熱量とおなじ愛は生まれないだろう。
愛とは、ゆるやかな死だと私は思っている。

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