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恐れを知らぬもの

上記YouTubeは、ワーグナーのオペラ『ジークフリート』より『ジークフリート牧歌』

天才というのは、周りを騒がせるのも天才なんでしょうか?

ワーグナーは、上記の『ジークフリート牧歌』のような美しい旋律、オペラの台本の題材、韻を踏んだ美しい文体等々、この世に天才的な芸術性を残してくれました。が、その人生は借金、夜逃げ、逮捕、不倫、亡命、果てはパトロンになってくれた国王まで破滅させてしまうというハチャメチャさ。

天才に触れておくのは、その作品だけにしておきましょうか。

昨日は、ワーグナーのオペラ『ニーベルングの指輪指輪』より第1夜『ワルキューレ』を題材としましたので、

本日は、第2夜『ジークフリート』に。

第1夜に出てきた禁断の愛の双子カップル。その兄妹の息子のジークフリートが英雄として登場します。

怖れを知らないジークフリートが、この世の権力と愛をつかむハッピーエンドのストーリー。大体の内容にご興味がありましたら、里中満智子さんの漫画『ニーベルングの指輪』をお読みくださいませ。

何か始めたり、自分の才能に関係することには、とても不安を覚えるものです。でもその不安や恐れから行動するのではなく、勇気と信念と愛の大切さをこの作品はおしえてくれるかもしれません。

まずは、勇気と決意の重要性について。ジークフリートは、大蛇を倒すために勇気を発揮しました。私には、コーヒーを飲む前に、勇気を必要とすることがあります。そう、コーヒー豆を夏に焙煎することです。ガスコンロで焙煎しているし、電気代を節約しようと思ってクーラーをつけないので、暑い夏には、始める前に本当に勇気が必要なんですよ。

次に、自分自身の信念を持つことについて。私は、今まで歌を練習してきたので、それなりには声の出し方ができるのではないかと思っています。でも、友達や家族からのアドバイスを受けると、ついつい不安になってしまいます。「音が下がっているよ」とか「もっとシンプルに出した方がいいんじゃない?」とか言われると、自信がなくなってしまいます。でも、ジークフリートのように、自分自身の信念を持ち続けることが大切ですよね!

とくだらないことも書きましたが、ハチャメチャな人生のワーグナーは、自分自身の成長に集中し、自分の能力や特性を最大限に生かして、なんだかんだ言ってもしっかり生活し、影響を与える作品を残しました。恐れを知らない『ジークフリート』は、ワーグナーだったのかもしれませんね。

あなたは、不安を乗り越えて、勇気と信念を持ち、行動することができますか?

*上記YouTubeはオペラ『ジークフリート』全編です。

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