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東京国立博物館で本を買う▶youco

東京国立博物館…。

国内外の歴史的・文化的に価値のある品々をこれでもか!と展示し、常設展示室だけでもお腹いっぱいなのに、常に「特別展」と称し国内外のあちらこちらからお宝を集め、貴重な品々を観覧する機会をくれるあの施設…。
コロナ以前は年間パスポートを購入して頻繁に訪れておりました。私、ちょっとだけ仏像に興味がありまして、仏像をメインにした特別展が開催されるとよく観に行くのです。

そして、一昨日…。1月23日から開催されている「特別展 中尊寺金色堂」を観てきました。
金色堂内に安置される国宝の仏像11体すべてを、一体一体ぐるりと全方位から拝覧することができます。寺外で展示するのは初めてとのこと。4月14日まで開催しているので、ご興味のある方はぜひ。

展示品の魅力もさることながら、何度行っても必ず立ち寄ってしまうのが本館内のミュージアムショップです。

特別展の展示はたいてい平成館で開催されるのですが(今回は、先述の特別展以外にも「本阿弥光悦の大宇宙」という特別展が開催されているので、中尊寺は本館でした)、どこをどう通るのか、必ずミュージアムショップを通りかかってしまうんですよね。方向音痴の私だけかもしれませんが。
埴輪グッズや、風神雷神図・鳥獣人物戯画などの日本画がプリントされた紙製品・ファイル類など、博物館好きの心を揺さぶるグッズの数々が並び、必ず一通り見て回ります。何度も見てるのに。

しかしそれよりもさらに心惹かれるのが、本!本なんです!

冊数にすれば、決してたくさんあるわけではないのですが、その時開催されている特別展に関した本や雑誌・季節やNHKの大河ドラマに関した本(今回は源氏物語関連やお雛様などに関する本がありました)が並んでいます。
その他にも、刀剣の本や仏教・仏像の本、小説・随筆。子供向けの絵本類や外国人向けの英訳本など、その品ぞろえは非常に多岐にわたっています。

決してたくさんあるわけではないのに(←二度目)、コアだけどわかりやすい、ちょっと手に取っただけで読みたくなる本“だけ”が並んでいるのがとっても不思議。

大型書店で検索機などを使ったり、その分野の棚を隈なく見るのも楽しいものですが、たくさんありすぎてどれを買えば満足できるのか自信がなくなり、買わないこともしばしば…。
ところが、東京国立博物館のブックコーナーは違います。買わずに去ることができないことがしばしば…。

というわけで、見出し画像はもちろん、今までに東京国立博物館のブックコーナーで購入した本の一部です。
一昨日購入したのは、真ん中の「物語で読む国宝の謎100」。

国宝の基礎知識をはじめ、様々な分野からピックアップされた国宝の蘊蓄が、見開き1ページほどの分量で学べます。しかもカラー画像付き!
読みやすい・わかりやすい・おもしろい。
こんないい本、書店にあっても見つけられなかったかも…。
恐るべし東京国立博物館のバイヤー陣。

本屋以外で本を買う。これも本好きのあるあるなのではないでしょうか。

皆さまの参加を心よりお待ちしております。
横浜読書会KURIBOOKSー好奇心を解き放とう
~参加者募集中~

【投稿者】youco

 

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