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根底に、流れるもの

これからの介護・福祉を考えるデザインスクール」からは宿題が出ていたので、終わってすぐに喫茶店に入って考えることにした。名古屋は喫茶店が多くどこに入ろうか悩んだが、小腹も空いていたためコンパルでサンドイッチを食べながらぼんやりしようと決めた。


宿題は「自分の理想の暮らし・仕事について考えてみよう」。

衣・食・住・楽・働などの項目ごと、自分の人生を自分足らしめるものは何か、まずは自分の人生をデザインするところから。キックオフの勢いそのままに書き出してみると、フツフツとワクワクで自然と表情が緩む。


そんな風に自分の理想状態を考えながらふと、先日仲間と行った「100talks」のことを思い出していた。

これはまだ始まったばかりなのだけど「100人に聞く、これから。」と題して、いま気になるひとや話しを聞いて見たい身近な人に話しを聞くというイベント。

その記念すべき一回目は僕が話しをする立場。一方的に話す訳ではなく聞き手と来てくださった方もどんどん声をだす、感覚的には全方向的な対話インタビュー。話しながら、自分の仕事(世の中に対しての務めとして)の根底で大切にしているものが徐々に浮かび上がってきたのだった。


リハビリでもコーチングでも写真撮影でも、
目の前のひとのいいところに気がついて、伝えること。
(出来事や言葉にならないものも、きっとそう)


仕事としてのアプローチの仕方は違うけど、その中で大切にしているものはきっと一緒で僕の根っこの方では繋がっている。そう思うと、一つ一つが別の車輪で回っていたものが一緒に駆動し始めたのだった。

開かれた場だったからこそ、言葉にできたことだと思う。
自分で自分の内側を、理想を、あり方を、ことばにしていく作業を丁寧にしていこう。正しさではなく、その時々の自分に素直に。



フツフツとした高揚感を抱えて駐車場へ向かうと、上限額の決まっていないところに駐車していて愕然としたのはまた別の話。

ありがとうございます。 見てくださるあなたがいるから、頑張れます。