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私はこれからも、繊細であり続けたい

私は幼い頃から、音や色に敏感でした。

自分に心地のいい音、目に優しい色。
そうでなければ、大きなストレスを心が感じてしまう。

そんな子供でした。

人間関係ともなるとさらに敏感さは増し、相手が考えていることをとにかく過度に感じ取り、落ち込むことも少なくない。

相談しても、

「考えすぎだ。」

と言われるだけで共感してもらえる人がいなかったことに苦しんでいたことを覚えています。

その数年後に、私はどうやらHSPなんだ。
という事実を知りました。


この繊細さによって苦しんできた人生。
でももし、繊細な自分を捨てることができたら、私は幸せだろうか。


そんなことを、ふと考えたことがありました。

何度考えても、答えは変わらず、

「繊細でありたい。」

でした。


私は繊細であるがために、人の考えを過度に読み取ろうとしてしまいます。

でもそのおかげで、苦しんでいる人を見つけることができる。

手を差し伸べることができる。

もしもそうでなかったら、私はなににも気づかずに歩き続けていたと思います。


繊細であるから、

痛みに敏感でいられる。
苦しみに敏感でいられる。
悲しみに敏感でいられる。

人は強くなんかないんだって、
私は知る事が出来た。

だから一緒に乗り越えようって思える。

助け合う大切さを、誰よりも知ることができたから。


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