獣性をもって生存競争を繰り返す地上は、神から見放された地なのだろうか?違うと思う。この世が弱肉強食の荒野であることを嘆くことができる内に、既に救いへの道標がある。互いを貪り喰いつつも、同時に慈しみの心が秘められている矛盾への葛藤の先にこそ、御心はある。

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