ヒルドイド、値上がるらしいね。

まぁ「値上がる」は、半分ホントで半分ウソ、ってほどでも無いけど「語弊がある言い方」ってやつ。

値上がりはするけど、医者が「必要だ」と判断した人には今まで通りの価格で提供するとのこと。

よかった、よかった。

小さい頃から肌が弱くて、ヒルドイドという保湿薬にはお世話になっている。

値上がっても必要なものだから買いはするけど、なるべく長持ちさせるように使うようになるだろうね。

なぜ値上がるのか？

「美容目的で使う人がいるから」という理由らしい。

「別にいいじゃん」と。

保湿が必要な人に加えて、美容目的の人にもリーチできるのだから、商品として最高じゃん。

と、商人というか製造者の観点から見るとそう思うだろう。

だけどこれ、「薬」だから保険適用で本来より安く買えるんだよね。

病院に保険証持って行けば3割負担で行けるやつ。

で、残りの7割は税金でまかなっている。

何が言いたいのか？

病気の人、治療する必要のある人が、適切な医療と薬を手に入れやすくするために「税金」が使われているのに、美容目的の人にまで税金が使われているのが問題だ。

だから値上げしてジェネリックを使ってもらおうと。

本来の価格が下がれば税金の投入具合も下がるから。

そういう事実があるとして、普通なら「ズルい！」とか「その方法、自分も使おう」とかを考えるのだろう。

だけど、僕は普通に「賢いな」と思う。

例えば、会社に勤めているサラリーマンの場合、保険料は給与から有無を言わせず天引きされる。

「俺は健康だから保険料なんて払わんよ！」とは言えないわけ。

これは医療や薬が必要な人にはありがたい制度である。

だけど健康な人にとっては「なんで払わなきゃいけないの？」というものである。

だからこそ「払っているのだから使ってもいいでしょ」と、美容目的であれ保険適用でヒルドイドを買う。

何と言うか、本当の「税金」って感じ。

払った分のリターンが得られるから税を払う。

税負担は多いのに還元されずの状態となると、国民は怒るだろ。

だから、そういうのを知って使ってる人は「賢いな」と思う。

そう考えると、なんだか申し訳無いな。

子どもの頃から「保険」の世話になっていることを考えると、社会にいる大人の皆さんに多大な負担をかけてきたように思う。

が、少し言い訳をさせてくれ。

僕だって健康になりたいのだ。

だけどなぜだか肌が弱い。

ひどい時はかきむしり過ぎて血が出るほど。

「じゃあ掻くな」と言われても、痒みを我慢することはとても難しい。

どうしても掻かない状態にしたいのなら、手足を鎖で縛って、体を動かないように固定するしかない。

少しでも動ける状態だと、ものに痒いところを擦って掻くと思う。

でもさ、現実的にこれは不可能でしょ。

小さい頃、母に「掻かない」と何度も言われた。

そのたびに「無理だよ」と思った。

掻けば肌は荒れる。

だけど掻けば痒みは一時的に収まる。

その間に僕は生活をするのだ。

痒みを我慢すれば、生活がままならなくなる。

だから保湿をするのだ。

傷ってのは治りかけが一番痒い。

その治りかけの痒みを出さないために、そもそも傷を作らない。

荒れないように保湿をする。

誰が好き好んでこんな体を持ちたいと思うだろうか。

言い訳終わり。

今は情報も流通していて、対処法がいくつも見つかる。

粗悪なものもあるだろうが、いいものだってあるだろう。

そうやって健康になるための努力をしている。

大人になって、ようやく自分で動けるのだ。

治るかどうかはわからない。

だけど少しでも楽になるように、「健康第一」で行きますよ。

そしてその健康な体を使って、受けた恩を返していく。

人のおかげで、僕は生きている。

以上！くろだでした。

読んでくれてありがとうございました。

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ではまた👋