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戦ったんだろうか。2022年振り返り

2022年の目標は、「戦う」でした。
もう、ある意味いろんなもの(自分を含めた)に嫌気がさして、このままじゃ、間に合わないよ!と戦うことにしたのです。

2022年は1月、3月にコロナ関連のお休みがそれぞれ10日くらいあって、意外にゆっくり始まって、本を読んだり英語の勉強したりダイエットしたりという習慣づくりが1月にできた年だったのですよね(ま、強い継続はできなかったけど、なんかふわふわと続いている感じ)。
その中である方から「ちょっと話しましょうよ」とお声がけいただいて話したのです。で、目が覚めたのです。

ビジネスのど真ん中最先端トップを走ってきた人が「やっぱり、イノベーションを起こそうと思ったら、よい社会をつくりたいと思ったら、大事なのは対話なんですよ」と言うのですよ。
一方で「対話」というものは、よく「拒否」されるんですよね。
(ここについて書こうとするととても時間がかかりそうなんで割愛)

とにかく、これまでそういう拒否する人には柔らかな対応をしてきたわけですが、なんか、そうも言ってられないなと。
単純に、50年後の社会で「あなたは何をしましたか」に「私はこれだけがんばりました」と言いたいだけなんだと思います。未来が良くなろうが悪くなろうが。

自分の意志を持って未来の舵を握っていたいということですね。
(ちなみに今を生きる全世界の一人ひとりがその舵は握ってます。自覚があろうとなかろうと、好む好まざる関係なく)

戦う内容は、たいしたことではないのだけど、大事なこと、違和感、納得のいかないことをキチンと伝える(こうやって書くと本当にたいしたことがない)。
とはいえオールドシステムの強いレジリエンスの中で、伝えたところであまり意味がないこともたくさんありました。
でも、まあ、そこそこ戦えたんだと思います。現時点ではまったく身を結んでないけど。

ということで突然始まる「2022、いろいろありましTEN!」です!
※便宜上2022年を「今年」と書いています。

1,Googleカレンダーに移行しました

すいません、たいした話しじゃなくて。ここ数年、紙の手帳が限界だったので、ついに。
楽ちんだけど、予定を入れやすくなって詰まりがちになっている気がします。

「エネルギー効率が倍になったら、エネルギーを倍使うようになる」という法則について書いてある本を立て続けに読んで、まったく世の中フラクタルだなと思いました。

↓こちらは、再読ですが。

2,Nスポーツコミッション周りも関わって6年に

2017年1月に、慶応SFCに行って冨田先生のお話を聞いた過去のfacebook投稿が挙がってきたので、2016年から関わっているスポーツ×イノベーション・まちづくりのテーマ。
2022年の年始に地域商社構想とともに企画書を創って提案していて(これが自分的には良い出来でしたが)、じんわりと動いていたり動いてなかったりします。市内の既存のスポーツ組織・団体との統合を目指して、対話を重ねています。
情熱を持って、淡々と、コツコツとやるだけです。このプロセス自体は、組織開発的視点だととても興味深いです。

あと、新しいチャレンジもたくさん生まれてます。
ジュニアスポーツアカデミーの他に、小学1~3年生向けの「Nスポキッズ」を始めたり、「健康ステーション」は西條と子ども未来課と連携してやってみたり、「なよろ健康レシピ開発プロジェクト」は、本格的に味の素とともに「勝ち飯®」のレシピを名寄市立大学生が開発して、スキー場の麓のホテルで合宿メニューとして提供するというのも始まりました。

【アスリートの皆さんにお勧め!名寄で食事も充実した環境を整えます🍴】 「Nスポーツコミッション」「名寄市立大学コミュニティケア教育研究センター」「北海道味の素㈱」の共同プロジェクト『なよろ健康レシピ開発プロジェクト』では、これまでに、大学生...

Posted by Airてっし on Thursday, December 22, 2022

3,高校の統合にむけて、着々と混沌と

昨年は高校・市民・高校生との対話を経て、新設校に向けてのビジョン形成をしましたが、今年は私の中では「既成事実づくり」の1年でした。
ビジョン、仕組みはいい形でできていきそう。でも、情熱を持って動かしてくれている現校長先生がいなくなってしまったら、形骸化する可能性もある。それが「仕組み」というものです。
なので、仮にドライブパーソンがいなくなっても、「これ、去年もこうやってたんです」と自信を持って言えるように。いまから、市民が教育の現場に少しでも入る機会をつくるというのが私の今年のミッションでした。

とにかく「探究の時間」にできるだけ顔を出して、混沌の中で先生と共に在る、という年。実際に授業に出てみると「言うは易し」の中で先生たちが悩み、奮闘する姿も見えます。いくつかプログラムのアイデアを出して、採用してもらって嬉しかったです。
この市民協働の集大成を1月24日に予定していて、それはまた追って。
道内でもここまで市民が入ってやる場って、そんなにないんじゃない?!と自負しています。

いやはや、いろいろやったなぁ。

名高100周年で記念誌も創ったし、新設校の動画やポスターやチラシを創ることにもしたし(ディレクターはまさえちゃんに任せっきりでしたが)。
新聞局の高校生と、20年後の未来新聞をつくるためのワークショップしたりとか。ほんと、今年は、名高周り結構がんばった。学校案内を市民が(名寄市のサポートもありつつ)こんなにコミットして創るってスゴイと思う。

100周年。ダイジェストと本誌と2つに分けて。名高の歴史について詳しくなったのと、何年かぶりに徹夜して入稿に挑みました笑(結構楽しかった) この数年「なにに使うかわからないけど、撮っておく」の精神で撮りだめた名寄高校の写真がけっこう使われて嬉しかったです。しかしオールドシステムよどうなっているんだ。
ポスターかっこよ
こういう説明系のチラシ。情報が随時決定するので、A4ペラのチラシを月1程度で配布することにした。このアイデアも広報のプロがいるから出る発想。
編集:都倉唱栄 デザイン:満吉昇平

と、いうことで、文部科学大臣賞を受賞しました。
高校、じゃなくて「名寄市内高校魅力化推進委員会」が受賞したんです。
※スゴイポイントは、まだコミュニティスクールになってないのに受賞したことですね!(笑)

令和4年度「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進」に係る文部科学大臣表彰 

4,立地適正化計画に向けての市民対話

今年全般で言えるのは、ファシリテーターとして今年が最高潮になるだろう、ということ。自分が死ぬときに振り返っても、この年が最高潮だったと思うだろうと。

Nスポ、高校、この市民対話と、名寄のこれからの30年に関わる対話をこの1年で一気に任されることは、自分の人生で、今後も起きないと思っています。(他にも、後述する研究者との対話や、さとのば大学の2泊3日の対話など、ファシリテーターとしてのチャレンジと自己効力感が高かった年でした)

報告書、書くの大変なんだよなぁ。。。w

5,研究者とともに創るコミュニティ

大学時代の同期から、まさに卒業ぶりに連絡が来て、北大で北極の研究をしていて、その研究者+北極に関心の高い企業や自治体・NPOなどとコミュティを創りたい、というなかなか難しいお題が舞い込んできました。

いや~、同級生が研究者になってるなんてねぇ、かつ、一緒になにか仕事をするなんてねぇ。人生はおもしろい。

北極って、大陸じゃないの?レベルでも、私の仕事はファシリテーターなのでいいのです。いかに興味をもって、本質的な問いを投げかけられるか。
研究者が多い集まり、かつオンラインがメインなので、いまも悩みは尽きないですが、それを凌駕する、研究者の話しの面白さ!!!
北極は、気候変動や海洋周りの研究者だけでなく、社会科学系もたくさんいて、先住民もいるので文化人類学者も。
「文化とはなにか」「文化と経済の関係性」について、北極というファクターを通して、禅問答できた楽しい1年でした。

6,3年ぶりの◎◎→やりたいことをやる

アスパラ祭り、水祭り、ハロウィン拡大版。3年ぶりです。
そして、3年ぶりにやったら、年を取っていることを自覚しました。
だれか、来年、やってくれませんかね?笑
もはや、自分のやりたいことをメインでやるお祭りになってきました。

アスパラ祭り。「大人の体力測定」
若者たちもブースつくってくれました。
こういうのも3年ぶり。
水祭り。映えがテーマ。めっちゃ大変だった「スカイウェーブ」。ポスターもかっこよくした
夜の映えも狙ったけど、北海道の夏は日没が遅い、というのは盲点だった。
イオンに進出した今年のハロウィン。すごい人だった!仮装手作り文化が市内で静かに浸透していたのを感じた瞬間。
楽しかった!

こういうの、民主主義の練習だなって思った、年末の読書から1冊

7,さとのば大学

昨年に続き、今年も3月に2人、4月からは1年滞在する1人の受け入れ。そして、短期カリキュラム(夏・春の2か月コース)も開発したり回したり。ノブくんを札幌市教育委員会の講習会に連れて行って登壇してもらったり。などなど、アレコレと広く関わってます。なんやかんや、こういう広く浅くの関わり方が得意なんだろうなあ。。。

なにより、今年は運営チーム合宿が(やっと)2泊3日になって、メインファシリテーターとしても、安心して場を作れました。そして、とても良い場だった。

さとのば大学運営メンバー!こんなステキな人たちと、ゆっくり1年を振り返られるなんて最高
合宿のようす。

8,お茶、遊び、ダンス、英語、本、ダイエット、naniro

マスクすぎてどこにいるかわからないと思いますが。お手前やらせてもらいました。よい経験。
弟・憲にバカロレアについて聞いて、ラジオにした。
春に滞在してくれたリサさんから、「滞在する観光」の可能性を教えてもらいました。

他にもいろいろあったなぁ。
英語、ダイエット、本を読む。ちょっと習慣らしき雰囲気も出てきたので、2023こそ、もっとどうにかしたいものです・・・!
(積ん読、減った気がしない)

そうだそうだ、JICA研修員の受け入れ&高校生との交流をしました。これも、もう少し戦略的に動かしたいけど、時間とパワーが足りない・・・。月1回くらいで、英語で異文化を知る会をオンラインで、高校生向けにやりたいのだよね。

これもとても良い場だった~。オーガナイズできてよかった。

naniroは、「いいオフィス」を導入して、無人型コワーキングスペースに移行しました。いろいろ思うところはあるけれど、ベターな選択、、、というところ。
でも、今年からこのスペースを積極的に使ってくれる仲間が増えて、嬉しい限り。愚痴ったり、笑ったり、飲みに行ったり。久しぶりの良き職場感。
あとの課題は暖房費、、、。

あーやっと振り返れた。
すっきり!

今年、1.5ヶ月に1本ペースで年間通して関わる対話の場が3本あって、ほかに普通に運営する大型の会議もあってで、とても大変でした…。まったく余裕がなかった。
早く、働きすぎない自分になりたいです。

さ、年始の決意は、きっと3月の誕生日でしますw





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