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手軽で効果抜群のセルフケアとは!?~これだけで痛みも2割減!?~

こんにちは、東心斎橋整骨院・はりきゅう院の黒岩です。

今日は私が最もお勧めするセルフケアを紹介したいと思います。


ズバリ!お風呂に入ることです🛀


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簡単です。

浴槽にお湯を溜め、入浴。

これだけで疲れも取れて体もスッキリです。

今日はお風呂をテーマにしましたが私は当院に来院される患者さんに口酸っぱく言っていることが二つあり、


冷やすな・温めろ


です。

ちょっと上からな感じのニュアンスになってしまいましたがなんせ温めてほしいということです。

整骨院でよくある質問は体のどこかが痛いときに、

「これって冷やした方がいいの?温めたほうがいいの?」

という質問をよく受けますが大半の方に、

「絶対に温めてください。」

と答えることが多いです。

当然例外もあります。
関節内に出血がみられる時など冷やした方が良い時もあります。
それでもずっと冷やし続けることはありません。

整骨院に来院される方(20代より上)の大半の症状は、

首・肩・腰・膝、これらの痛みが大半です。

さらにその中でも概ね筋肉が原因となる痛みが大半です。

例えばギックリ腰首を寝違えたという腰が痛くて動けない首が痛くて動かない・回らないといった中々に生活に支障をきたす様な症状になったことがある方も少なくはないと思います。

一般の方や一部の整骨院でもあるかもしれませんが、
『炎症があるので冷やした方が良い』

というのは基本的には間違いです。

炎症があったとしても基本的には私は患者さんにお風呂に浸かる様に言います。

炎症があったら冷やした方が良いのではないかと思われがちですが私はその日に捻挫した患者さんでも夜にはお風呂に浸かってもらいます。

捻挫をした際に筋肉や腱・靭帯が損傷しますが傷を修復する為の細胞は冷やすより温めた方がより働きます。
さらに、炎症が起こった際には白血球の一部が傷の修復と再生に努めますがアイシング等で冷やすことによってその活動が抑えられて修復再生が遅れてしまいます。

ギックリ腰や首を寝違えた後にアイシング等で冷やすと筋肉を過度に冷やしてしまい筋肉がギュッと収縮してしまいます。

冬に「うぅ~寒ぅ~🥶」と首が縮こまると動かしづらくなり可動域が狭くなるのがイメージできると思います。

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こんなに寒くてキュッと縮こまっていたら首も肩も動かしづらくなりますよね。

それと同じで冷やして感覚的に麻痺させることによって痛みを感じにくくはなるかもしれませんが筋肉が固まり動かなくなり動かそうとした時に余計に痛みが出ることもあります。

肩の痛みで言えば、五十肩(四十肩)といわれる通称肩関節周囲炎は冷やすと夜間寝てるときにうずくことや冷えることによって普段以上に腕や肩が挙がらないといったことが起こり得ます。

そういった症状がある場合に冷やさないといけないと思っていた方も一度騙されたと思ってお湯の張った浴槽にゆっくり浸かっている最中やお風呂上りに意識して腕や肩を動かしてみてください。
いつも以上に動かしやすくなったり動かした際の痛みも軽減しているはずです。

それはギックリ腰を含む日常的な腰の痛みなども同様です。
確実に湯船に浸かることによって腰痛も軽減しています。
動けなかったギックリ腰も動けるようになることが多々あります。

私は湯船に浸かることによって10あった痛みは8・7に減少すると思っています。
歩くのもつらいギックリ腰の痛みが3割減少して動けるようになるだけでも日常生活でできることも増えると思います。
万が一、日曜日の整形外科や整骨院が開いてない日に(当院は土日祝日開いてます☺)痛くて動けなくても最強のセルフケアである湯船に浸かって乗り切りましょう。
皆さん騙されたと思って是非湯船に浸かってみてください。


ここからは細かい入浴についての話ですが基本的には自分が、

リラックスできて温まったと感じる温度での入浴

で良いと思います。

生理学的な話で言うと人はお風呂に入るだけでもエネルギーを消費します。
年配の方に多いですが長風呂をすると疲れるという方は温度が高すぎたり入浴時間が長すぎたりします。

生理学的には36度~37度での入浴が消費されるエネルギーが少なく、熱くもなく冷たくもない不感温度となります。
ただこの温度だとちょっと温まったという感じはしないと思います。

この不感温度から5度上がる42度を上限にするのがお勧めです。
42度を超えてしまうと交感神経が高ぶってしまいます。
様は緊張してしまいます。
血圧も高くなってしまい高血圧の方や心臓に持病をお持ちの方は42度以上の入浴は気を付けなければなりません。

理想となるのは40度~41度です。
この温度ではリラックスする時に働く副交感神経が優位になり血圧は下がり内臓の働きも活性化し消化が促されます。
就寝1時間前にこの温度でゆっくり浸かると上がった体温が下がるタイミングで心地よく眠ることができます。

浸かる時間は10分~15分が理想となります。
42度では10分以内です。
40度のお湯で10~15分浸かると体温が1度上昇します。
身体が冷えたり疲れた日は入浴で体温を上げることによって、
免疫機能も上がり病気予防や体力回復につながります。

痛みに対しての入浴は温浴効果によって、
手や足先の末梢血管が拡張し、血行が促進され、筋肉や関節も柔軟になることによって関節可動域も広がり痛みを軽減し、疲労物質や老廃物が流れやすくなり疲労回復効果も得られます。

しっかり浸かるのが苦手な方は半身浴でも大丈夫です。
身体への負担は半身浴の方は少ないため腰以下が痛い方は半身浴長めに浸かるだけでも効果は抜群です。

上にも書きましたが動かしたら痛みが出る方で湯船に浸かることによって痛みが軽減する方は痛みが軽減している時によく関節を動かしましょう。
五十肩なんかは特に温まって可動域が広がっている間にどんどん動かしましょう。
治るのが早くなります。

一般的には浴槽にお湯を貯めることがこれからの季節は少なくなる方が多いはずです。
夏はシャワーで済ます方が大半ではないでしょうか?

夏こそ、
冷房で身体が冷える
服装が半袖半パンなど薄着
食べ物・飲み物が冷たい物が多くなる
シャワーで済ますことが多くなる
という様に身体が冷える要素が満載です。

整骨院には夏にギックリ腰の患者さんはとても多くなります。
すなわち冷えからくるギックリ腰が多いんですね。

立とうとしただけで・物をちょっと拾おうとしただけで

これが冷え由来のギックリ腰です。

普段から湯船に浸かるというのは痛みが出た時のケアだけでなく予防にも繋がります。

最後になりますが私はお風呂に浸かるというのはどんな健康器具を使うより効果のある手軽で最強のセルフケアだと思っています。

私は某ドラゴン〇ールという世界的にも有名な漫画・アニメが子供の時から大好きなんですが、その主人公である某孫〇空がかなりのダメージを負った時に『メディカルマシン』というフリーザ軍が作った体のダメージ回復の為のマシンに入って回復するシーンがあるのですが、これは治療液のなかに酸素マスクを着けて30分ほど浸かっているだけで身体のダメージやケガが完全に回復するという夢のようなマシンです。
私は子供の時から毎日お風呂に対してメディカルマシンと同じ感覚で入りお風呂に浸かったら体の疲れやダメージが回復すると思って入っていました。
正直今でも私の中でのお風呂は『メディカルマシン』です。

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これからの季節、夏こそ湯船に浸かりましょう!!🛀


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早く旅行にも気兼ねなく行ける様な世の中になってほしいですね。。。




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