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炭水化物は悪者じゃない

 太る原因はなんでしょう

 お久しぶりです。今回は炭水化物についてお話します。
 さて何かと悪者にされがちな炭水化物ですが、どんなイメージをお持ちですか?「太る」、「太る」、、「太る」、、、と、とにかく太ってしまうというイメージが強いのでは無いでしょうか?
 しかしそんなに炭水化物ですが適切に摂取すれば問題なくダイエットなどで活躍する栄養素でもあります。

 高炭水化物食は確かに危険

 研究に、炭水化物の摂取割合と病気による死亡の関係をまとめたものがあります。その研究によれば「低炭水化物スコア(低炭水化物高タンパク高脂質ほど高スコアとする炭水化物の水準のひとつ)が低い食事(つまり高炭水化物食)の被験者にはより多くの病気が見られた」と報告されています。つまり炭水化物の摂りすぎは危険性が高い、ということを結論づけます。

 低炭水化物食は......

 同研究で「低炭水化物食でも病気の発症リスクは上がる」と言われています。つまり炭水化物は多すぎても少なすぎても体に悪影響なのです。
 同じ研究結果でも低炭水化物食の危険性というのは目新しい感じがします。
 炭水化物は最低限必要な水準を保つ、というくらいの量は必要、ということでしょう。

 太る原因

 さて立ち返って太る原因についてお話します。
 炭水化物の摂りすぎだけが原因ではないことは繰り返します。
 ではなぜ太るのでしょう。
 結論は脂質と炭水化物を一緒に摂りすぎることです。

 ホルモンと同化作用

 以前にも書いた内容ですが、人間の体は炭水化物に反応してインスリンというホルモンを分泌し、体の中に取り込もうとします。一旦糖に分解された炭水化物は再度グリコーゲンに合成され体に貯蓄されます。このようにインスリンが体に出ている間は「同化作用が優位になっている状態」が続きます。

 同化作用と脂質

 さてこの同化作用ですが、脂質と組み合わさることでその脅威を増します。
 同化作用が優位で脂質が吸収される。すなわち脂肪が体に吸収されやすくなる時間、ということになります。この時間が長く、多いほど太りやすくなるのです。

 まとめ

 太る原因は炭水化物の摂りすぎだけではなく、炭水化物プラス脂質の摂りすぎ

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