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血糖値と脂肪

 太ること=太って見えること

 最初に確認したいのは、前の記事でも述べた「痩せること=痩せて見えること」の反対です。体重の増加だけが太ることの定義ではありません。そして太ることは生活習慣に起因する、というのが一つ今回の記事で述べたいことです。

 太って見える=脂肪が多くなる

 それで、密度の話にもありましたが、脂肪は密度が(筋肉よりは)小さいので、脂肪が多くなるほど、同じ体重の体脂肪率が低い筋肉の塊に比べると、確実に太って見えます。体に脂肪を溜め込まないようにする、というのは痩せていく上で重要な考え方になります。

 無理のないダイエット

 だからと言って食べる量をとにかく減らす、という方針だけでは太刀打ちできないが脂肪です。確かに食べなければ体重は落ちるのですが、それはほとんどの場合水分が落ちているのです。だからまた体に水分が含まれればリバウンドした気分になりますし、それではモチベーションも持ちません。ダイエットをする上でも、栄養に関する正しい知識を身につけましょう。

 食事と血糖値、それからインスリンと栄養

https://note.com/kuroko3/n/n4ad958865ca8

https://note.com/kuroko3/n/n8fc4fb73732e

 前の記事にも書きました、「食事のタイミングで血糖値は上がり、インスリンというホルモンが都度血糖値を下げている」ということに関する話になります。実はこのインスリン分泌と血糖値の低下の関係は、何も糖質だけが関わる話ではないのです。

 炭水化物と脂肪

 主に太ってしまう原因は炭水化物と脂質の同時かつ大量の摂取にあります。というのも、インスリンというホルモンは触媒として、人間の体の中で、複雑な物質を構成する合成(同化)という働きを持ちます。この働きによって炭水化物は筋肉に引き込まれて筋肉中のグリコーゲンとして保たれたりします。一方脂肪の方も体脂肪として合成されやすくなります。これが太ってしまう原因です。

 まとめ

 炭水化物を摂取すると、その糖分に対してインスリンが働く。インスリンは体内の合成能力を高め、ひいては脂肪を蓄える体を作り上げてしまう。一度にたくさんの炭水化物と脂質を摂取するのは避けたほうが太りにくい。

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