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書き入れどき


① 米大手銀の融資急減速 増加率1年で10%超→0.3%

景気が冷え込む予兆はすでに銀行融資の動向に表れている。米連邦準備理事会(FRB)の統計によると、資産規模の大きい米銀上位25行の融資残高は11月下旬時点で6兆7568億ドル(約990兆円)。前年同月比の増加率は0.3%で1年前の10%超から急ブレーキがかかっている。約2年ぶりの前年割れが目前に迫る。
コロナ禍では2020年春の感染拡大初期に資金需要の急増で融資が伸びた後、経済活動の停滞に伴い20年11月~21年9月までマイナスが続いた。こうした特殊事例を除くと、大手銀融資の顕著な落ち込みはIT(情報技術)バブルの崩壊した00~02年やリーマン危機前後の07~09年にも起きており、どちらも景気後退に陥っている。

日本経済新聞

やはりソフトランディングにゃんて夢物語だったのか? 銀行融資が急減しててマイナスが目前。そうなるとコロナショックを除けばリーマンショック以来。2000年初頭のITバブル崩壊でもマイナスになってて、これはもう景気後退期に突入したと考えておいた方がいいかにゃ?

② NY原油70ドル割れ 米景気減速、消えぬ余剰感

景気減速への警戒は日増しに高まっている。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員は「今後発表される米国の経済指標で想定以上の景気悪化が確認されると一段安になり、65ドルを下回る可能性もある」と指摘する。

日本経済新聞

景気後退入りのサインは原油市場にも現れてるにゃ。一時は100ドル越えを窺う時期もあったけど完全に冬の時代到来にゃ。まあ、目先円高とも相まってガソリンが安くにゃってくれればそれはそれでありがたいですにゃ。

③ 【FINANCIAL TIMES】エヌビディア、ゲームで開花

ゲームとAIの間にはエヌビディアにとって有利な相違点が1つある。どんな熱心なゲーマーも自分のパソコンの情報処理速度を上げる最新のグラフィックス機材に払える金額には限界があるが、オープンAIを超えようとする企業は最新のスパコンに何億ドルでも払う点だ。
エヌビディアはこうした企業に対し極めて優越的な立場にある。その状況がいつまでも続かないとしてもだ。

日本経済新聞

アメリカの先行きが怪しくなってきた中での軟調な日経平均に荒れ狂う円相場。楽観ムードから一転、にゃかにゃか厳しそうな雰囲気が漂い出してきたけど、長期投資家にとってはまさに書き入れ時にゃ。NVIDIAのような優位なポジションを築いている銘柄を選別し、いくぶん割安に手にする機会が訪れつつあるような気がするにゃ。

じっくり腰を据えていきたいですにゃ。

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