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マンガに現実の音楽が引用されるとなんか嬉しいよねって記事④

不定期連載の第4回です。記事のポリシーについては第1回をご参照ください。 ひとつ前の記事はこちら。 最終回なので、在庫処分でちょっと量多め。 ⑩大瀧詠一 / 『恋するカレン』 引用先の作品 作品解説 メディアミックス展開のマンガ版。 自分はリアタイ世代じゃないけど、それでも幼少期にカートゥーンネットワークでTV版がやってたり(あの局は放送番組のアイキャッチを独自に作ってたので、なんとなく印象に残りやすかった)、親が買ってきた踊る大捜査線のパンフにパト2についての

    • ポケカGBから始めるモータウンビート品評会

      旧裏成分をちょっとだけ補充しつつ、リンクで内容をかさ増してラクさせてもらう記事。 現実から逃避するためクソ忙しいですが書いていきます。 まずは導入。 旧裏界隈の実家。自分はGB2しかやったことないですが、アクアクラブのマリの泣き顔とセットで脳裏に焼き付いている神BGMです。 作業用に丁度いいため子供時代ぶりに垂れ流してるんですが、大人耳でちゃんと聴き込んだところ、この曲サビのベースラインがモータウンビートじゃん!というアハ体験をしたので(1:25~)、今回記事にしてい

      • マンガに現実の音楽が引用されるとなんか嬉しいよねって記事③

        不定期連載の第3回です。記事のポリシーについては第1回をご参照ください。 ひとつ前の記事はこちら。 例によって前置きなしでどんどんいきます。 ⑦W.A.Mozart / 『Exsultate Jubilate K.165』 引用先の作品 作品解説 『無限の住人』の作者の短編集。 この作者は『ブラッドハーレーの馬車』みたいな残酷系歴史モノと、『おともだち』『ハルシオン・ランチ』『波よ聞いてくれ』に代表される、サブカルへの清濁併せ呑んだキレッキレな台詞回しで引っ張る

        • マンガに現実の音楽が引用されるとなんか嬉しいよねって記事②

          不定期連載の第2回です。記事のポリシーについては第1回をご参照ください。 前置きは省略で、自分が飽きないようにどんどん書いていきます。 ④REBECCA / MOON (公式のやつじゃないからそのうち消えるかも) 引用先の作品 作品解説 説明不要の週刊少年ジャンプ。内容について今さら解説することは何もないためただの感想ですが、記事を書くにあたり超久々に読み返してみて、このマンガの魅力ってやっぱり密度の濃さとスピード感だよね、というのを再認識しました。 ラブコメ→

        マンガに現実の音楽が引用されるとなんか嬉しいよねって記事④

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          【旧裏デッキ解説】ドンベトン(ハレツー殿堂2302)

          くろまいです。 R6.2/10のTOKYO旧裏 GRAND PARTY大会で使用したデッキの解説記事を書いていきます。選定理由と、実戦で使った結果どうなったかは下記をご参照下さい。 デッキレシピ 本番で使用したもの。 ハレツー殿堂2302に準拠 殿堂内訳: ベトベトン(★★★★★★★) リサイクルエネルギー(★) 合計8点 概要 ドンベトンは古来から存在する由緒正しきアーキタイプなので、構築に当たっては先人達の知恵をお借りしました。リンクを貼っておくので、アー

          【旧裏デッキ解説】ドンベトン(ハレツー殿堂2302)

          【旧裏】R6.2/10 TOKYO旧裏 GRAND PARTY大会についての記事(事前準備~当日レポ)

          くろまいです。 blink182さんが主催された、下記オフ会内で行われた大会へ参加させて頂きました。 今回の大会はデッキ2個まで持ち込み可、という非常に珍しい形式で、準備段階から色々考察が捗って楽しかったため、お礼もかねて記事にしていこうと思います。 準備1:環境におけるメタの洗い出し 今回の大会レギュはハレツー殿堂2302で、自分よりずっとカードゲームに精通されている方が既に環境についての記事を書かれています。 すごくいい内容なので大いに参考にしつつ、記事の最後にも

          【旧裏】R6.2/10 TOKYO旧裏 GRAND PARTY大会についての記事(事前準備~当日レポ)

          マンガに現実の音楽が引用されるとなんか嬉しいよねって記事①

          くろまいです。 ちょっと前からジャンププラスで軽音楽部についてのマンガが連載されてますね。 バンド系の音楽マンガは登場人物が自分の趣味嗜好を開陳する際、好きなアーティスト名を架空で匂わせるか実名にするかの分岐があって、こちらは後者の方です。自分の好みもタイトルで書いたとおり基本的にはそっち派で、やや弱めの日曜連載メンツの中、モテキ並みの同族嫌悪をお届けしてくれる劇薬枠として(現代からひと昔前の楽曲を意図的に引用するカンジが最高にそれっぽくて好き)、毎週楽しく読ませて頂いて

          マンガに現実の音楽が引用されるとなんか嬉しいよねって記事①

          ナツモルデッキ考察 採用未満のカード特集(妄想記事)

          くろまいです。 最近旧裏の新規記事を書いてないので(デッキ一覧だけはこっそり追記してる)、さらっといけそうな題材をひとつ。 旧裏に限らず、対戦要素のあるキャラゲーにてマイナーキャラを使っている誰しもが一度は 『このキャラのここの要素が少し変わるだけで大分違うのに』 と、悔しい気持ちになったことがあると思います。 かくいう自分も対戦中、 『そのはかいビーム打点10でいいから1エネで使わせてよ!そしたら新殿堂でも絶対2積みすんのに!マチスのコイルを見習え!』 とか、

          ナツモルデッキ考察 採用未満のカード特集(妄想記事)

          少年マンガでもギリ通用しそうな洋楽ミュージシャンの名前10選

          お昼休みにジョジョ9部読んでたら電波受信したので作成した記事。タイトルが全て。 こういうのは考えたら負けなので、脊髄反射で埋めていきます。子供が読んでカッコいいと感じられるかどうかが大事なため、英語のスペルよりカタカナ表記時のインパクト重視。似たようなスレが既にどっかで立ってそうなので、もし二番煎じならそっ閉じして下さい。 全員にもれなく怪文書つき。 ①ジミ・ヘンドリックス これ以上にカッコいいファミリーネームないでしょ。ラスボス枠。 宇宙を歪めるなんやかんやの能力持

          少年マンガでもギリ通用しそうな洋楽ミュージシャンの名前10選

          メロディックなベースラインはエモいという風潮

          多分ないけど自分は好き。くろまいです。 前回記事を書くにあたり、昔買った音源の整理をしていて色々と思うところがあったので、今年はモチベが高いタイミングに合わせてロックバンドに関する記事を時々書いていこうと思います。 とはいえ音楽への興味関心は超にわかベーシストだった大学生時代含むゼロ年代がピークで、以降は就職→結婚→育児のフェーズを経て指数関数的に減衰しているのと、当時から新譜に比べて安く多く揃えられる旧譜の方ばかり集めていたため、内容は必然的に回顧趣味全開となります。し

          メロディックなベースラインはエモいという風潮

          世界が終わってもイントロは鳴る

          Intro くろまいです。旧裏以外のテーマで書くの何気にはじめて。 チバユウスケが亡くなったそうです。 『死』を伴う話題は自分みたく迂闊な人間と相性が悪いため、電子の海においては沈黙が正しい答えなのですが、身の回りでこの件についての話し相手がおらず消化不良ぎみなので(妻はまあ仕方ないとして職場にもいないのなんでよ)、言葉を選びつつ記事にしてみます。 個人的にアーティストをさん呼びすると馴れ馴れしさとよそよそしさが同時に発生して違和感が凄いため、ご本人や関係者の方に直接

          世界が終わってもイントロは鳴る

          ナツモルデッキ考察 こぼれ話

          くろまいです。 考察を行うにあたり、一連の流れからは不要と判断した内容をだらだら拾って再構成する記事です。極私的な内容なので、考察本文とのリンクは切ってこっそりマガジンへ入れておきます。知見となりうる情報は何もありませんが、よければお付き合い下さい。長いです。 何故ナツモルを握るのか? TV版エヴァみたいな文体。要はオリジンです。 結論だけ先に書くと『妥協から発生した物語の、妥協しないフィールドでの決着をまだ見ていないから』になります。よくわからないですね。 そもそも

          ナツモルデッキ考察 こぼれ話

          ナツモルデッキ考察 資料編(参考記事)

          はじめに 下記の考察を行うに辺り、参考にさせて頂いた記事のリンクをまとめました。 別記事にした以上リンクを貼って終わりだと体裁が整わないため、一言感想もセットでつけていこうと思います。 リンクを貼ることで問題が発生した場合は適宜削除します。 1. カードプールの把握に使った記事 聖書。カードプールを見なければなにも始まらないため、サ終したフォーマットをこれだけアクセスよくまとめてくれている時点で一生頭が上がらない位お世話になっています。 ランクについては作成されたご

          ナツモルデッキ考察 資料編(参考記事)

          ナツモルデッキ考察 資料編(デッキ一覧)

          下記の記事の考察結果に基づいて作成し、実際にオフ会や店舗大会で使用したデッキを紹介していく記事です。新しく作成する度に追記していくため、特に目次は設定していません。 基本は写真と初出時の戦績、簡単なコメントの記載のみですが、細かな解説が必要だと感じたデッキには別途記事を作成し、リンクを貼る予定です。 全体的にデッキ名のセンスがないのはご愛嬌です。 ・『ナツメのモスラ』 殿堂:新殿堂 アタッカー:ナツメのユンゲラー 初出:2022.5/28 SMB5月予選で使用

          ナツモルデッキ考察 資料編(デッキ一覧)

          ナツモルデッキ考察 第3/3回

          第2回の続きです。第1回はこちらから。 前回でコンセプト達成における必須カードと、それらを使った基本戦術、およびその課題について整理しました。第3回ではそれらを踏まえ、選定を保留にしていたアタッカー、ドロソ等の汎用カード、選択枠のカードといったデッキの残り枠について考察していきます。 デッキの枠が決まったら、最後にレギュレーション毎の立ち位置と調整案についても触れようと思います。 (カード効果を説明するに辺り、一部ポケモンwiki様のページにリンクを飛ばしている箇所があ

          ナツモルデッキ考察 第3/3回

          ナツモルデッキ考察 第2/3回

          第1回の続きです。 コンセプトの設定が終わったので、今回からは実際にデッキを作るにあたり、どんなカードの採用が必要なのかを考察していきます。 第2回ではコンセプト達成上必須となるカードを検討し、またそれらを用いた基本戦術についても触れようと思います。 一部確率計算をしている箇所がありますが、自分はあまり数学が得意ではないため、ほぼフレーバーテキストぐらいの認識であまり鵜呑みにしないようお願いします。 (カード効果を説明するに辺り、一部ポケモンwiki様のページにリンク

          ナツモルデッキ考察 第2/3回