vol.58 CONTAX RTS Ⅲの試写
昨年11月に購入したCONTAX RTS Ⅲの試写がようやく終わりました。
時間がかかったのはやはりというかなんというか1kg越えのカメラをちょくちょく持ち歩かなかったということと、寒いので家にこもって撮影データの整理に専念していたからなんです。
※実は一本撮影していたのですが巻き戻しを忘れて豪快に裏蓋を開け、すべて感光させたのは内緒でお願いします。
撮影使用機材
CONTAX RTS Ⅲ
Planar50mm F1.4
Distagon35mm F2.8
Film:フジフイルムのPREMIUM400
撮影結果
朝の出勤前に近くの球場でスナップ。
構図も何も考えずに撮影した一枚ですがちょっとお気に入り。
Vlogを撮影している風な人を撮影してみました。
左上に余計なものが映り込んでいますがご愛敬ってことでお願いします。
昼間の噴水
夕暮れの噴水
フライトパークの切り絵(?)を撮ってみようと思ったのですが35mmではちょっと狭かった。こういう時は28mmが欲しい。
※最近ヤシコンのオールドレンズの価格高騰はなんですか(怒)
この日はあいにくの曇り。
でも飛行機を撮りに来るカメラマンと子供と遊びに来る親子でにぎわっていた。
国際線は1便しか運航してなかったけど、国内線はまぁまぁ便があるから人の動きも一時期より活発になったんだなと掲示板見て思う。
名古屋に戻ってきて伏見でFUJIFILMのビルを見つけたので撮影。
後でなんでこんなん撮ったんだ?
って首をかしげるのもフィルムならではですね。デジタルなら消せばいいだけだし。
またまた噴水。
撮影データ見返しながら自分はあまり「水」は撮らないなと気づいた。
デジタルカメラでちょっと練習してみようかな。
気になる点
後、気になったのが数枚ほど撮影時にミラーが戻らなくなったことがありました。
1/250でシャッター切っているのにミラーが戻るまで0.5秒くらいかかるときがあり、あれには焦りました。
撮影結果を見ればきちんと撮影出来ていたのでミラーの動作不良ってことなんでしょうね。
一回こういうことがあるとポートレートで使うのは正直怖いです。
ただ、自分の個体がたまたまそんな症状が出たというだけですけどね。
まぁ、あとは重たいということですね。
分かってはいましたがやっぱり重たいw
今回は乾電池6本で駆動させていましたがレンズより下に重心が偏り、より重く感じました。
感覚ですが重心をちょっと上に持っていくためにやや軽くなる2CR5のほうが運用はいいかもしれません。
ほんのちょっと軽くなりますしね。
RTS Ⅲの独自機構
RTSシリーズでもこの最終機にしか搭載されていないフィルム吸引機構も自分の目ではその恩恵を感じる事が出来ませんでした。
まぁ、今は撮影しても大伸ばししないし、SNSはパソコンで見るだけならフィルム吸引機構がなくても変わらへんなぁと思います。
ここがいいなと思う点
やっぱりシャッタースピードが1/8000まで切れる事。
当たり前だけどカールツァイスレンズで写真が撮れること。
何気に縦位置シャッターボタンがある事。
眼鏡の自分には嬉しい視度調整が出来る事。
といったところでしょうか。
もう二本か、三本フィルムを通してミラーの不具合が無いようであればポートレートにも使っていきたいですね。
では、また。
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