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本の話

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子供の頃から活字中毒。基本雑食。数年前にkindleで読み始めたけど、やっぱり、紙の本が好きと実感した最近。折角なので、本の感想とご紹介を始めました。
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記事一覧

必要な時にある出会い:2冊の本のご紹介

本が、今、自分に必要だった答えのようなものを与えてくれることがある。 今、感じているモヤ…

黒リス
2か月前
5

原田マハの小説から学ぶアート

原田マハという小説家をご存知だろうか? 彼女の経歴が面白い。関西学院大学日本文学科を専攻…

黒リス
11か月前
3

死を意識する生き方:「日日是好日」を読んで。

読了後の格別な清涼感。 目を閉じて、お抹茶を飲み干し、ほっと一息ついた時、頬に軽い風を感…

黒リス
11か月前
7

1番のエゴイストは誰だ?

ここ数年、日本でもLGBTQ+の社会的権利等が一般ニュースに取り上げられるようになっている。 …

黒リス
1年前
5

与える木、奪う人間

つい数日前、こんなエッセイを書いた。 Facebookに偶々上がってきた、詩の様な文章に感動して…

黒リス
1年前
9

やっぱり紙の本が好き

2年前、愛犬コーディが天に旅立ったのを機に、身辺整理を兼ね、本棚の整理をし、多くの本を古…

黒リス
1年前
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敢えて、傲慢だと認めた上で善良に書く

まだ、日本って、こんな感じなんだ。 と、愕然とした。というのが、読書メーター、読んだ本ランキング1位の辻村深月の「傲慢と善良」の感想。すみません、傲慢な感想ですよね。 日本の恋愛・婚活事情の裏表をベースに、ミステリー要素も入れてのストーリー展開なので、結果が知りたいこともあり、どんどん読ませてくれる。最終章で、私の地元、東北大震災の被災地・石巻が出てきて、へー、こんな使い方する?って状態で読了。 この読者の多くは、きっと、恋愛・婚活現役世代。それも、この本の表紙のデザイ

冒険出来ない理由なんてないのだ

なんて自由なんだ! なんて強いんだ! 生まれ変わったら、こんな子になって、こんな冒険してみ…

黒リス
1年前
7