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科学/技術/教育

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ここではサイエンスやテクノロジー、製薬関連トピック、教育関連のnoteを格納しています。
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#2足の草鞋

もう引っ込みがつかない感じなんでしょうか

ここまで来てしまうと、司法の判断が必要なんでしょうか。 本庶氏側が訴えを起こすのは、米ブ…

富士フイルムのさらなる一手/他人のiPS細胞を使っても拒絶反応が回避できる技術を用…

今回はこのニュースについて。 <記事の冒頭部分> 富士フイルムホールディングスは1日、独製…

世界大学ランキングが発表されて思うこと

世界大学ランキングが発表されたので、少し触れてみます。 東大が上位に入って良かったねと言…

老化に伴う病気が予防できるかもしれない

今日(2019年6月14日)朝日新聞の一面で見たあと、日経でも見るにつけ、やはり人は太古の昔よ…

アレルギーに関わる肥満細胞が自らアレルギーの発症を抑える仕組み

この記事が目に留まったのでご紹介。 アレルギーは原因物質が体内に入ると抗体が作られ、肥満…

DIKWモデルと言うデータの世界の概念があります。

DIKWモデルは、 データの世界を学ぶときに必ず出てくる概念図になります。 これは前職の会社…

超高額がん治療用新薬の保険適用が決定され、色々な議論に繋がっているのは良いことだと思う

色々な紙面、ネットニュース、テレビなどでも取り上げられる事が多いこの白血病治療薬キムリア。 何がそんなに話題かというと、やはりそのお値段です。 1回の投与で3349万円かかりますから。 このキムリアは細胞治療薬(CAR-T)という分類になるのですが、 患者から細胞を採取して、遺伝子導入して、培養して増やしてから、 また患者に投与するというかなり手間のかかる細胞治療薬なので、 飲み薬(低分子医薬品)のように大量に作って、室温で数年保存可能なものとは対極にある医薬品と言えます

大学発特許を産学で上手に生かすには

日経新聞(2019年4月26日付)社説は、以下の文章から始まる。 ノーベル賞を受賞した本庶佑・…

がん検診の効果測定はしっかり実施しているものと思っていました

日本人の2人に1人ががんになる時代となり久しい。 がんの早期発見を促すため、国や自治体はが…

国内4例目のiPS創薬からの医師主導治験(ALS)が始まります。

私がこのニュースをウォッチしているのは、 既存薬を別の病気の治療に転用する「ドラッグリポ…

皮膚外用薬の1強が仕掛ける創薬型企業への気合の入った脱皮に注目

皮膚薬専業の最大手、マルホ(大阪市)は医薬品の自社開発を始める。 ほかの製薬会社が開発し…

ザ・再生医療って適応症で承認

まさに再生医療って感じがかなりする製品が承認されます、 しかも先駆け審査指定制度*を利用し…

AIで研究動向調査の効率化

正直、どんな感じなのか使ってみたい。。。 まずは、冒頭の引用から。 人工知能(AI)開発…

日本の研究者の海外離れ

いつものように、まずは冒頭部分の引用から。 日本の若手研究者らの「海外離れ」が深刻だ。中長期にわたり海外に渡航する研究者数は過去20年ほどで4割減った。グローバルに活躍する研究者の減少は、深刻化する日本の科学技術力低下の大きな要因になっている。政府は若手研究者が海外で研さんを積む機会を増やすため、日本の科学研究費の助成制度を改善し、テコ入れに乗り出す。文部科学省の調査によると、中長期(1カ月超)にわたり海外に派遣される研究者数は1990年代後半から2000年にかけ7000人