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マイナンバーを使った人材管理の手始め

マイナンバーで医師・看護師を把握するという取り組みが本格化しそうです。ただ、2024年からって、ちょっと遅く無いですか?法整備がネックなのですかね?

政府は医師や看護師の住所や資格情報を一元的に把握する。現在は転居や離職の届け出義務がなく、緊急時に協力を依頼する正確なリストがない。新型コロナウイルス禍では各地で医療従事者が不足して病床の確保が難しくなっている。反省を踏まえてマイナンバーで管理する仕組みをつくり、将来に他の感染症が拡大した時に備える。

今国会にマイナンバーと国家資格の情報を連携する法案を提出する。マイナンバーを使って転居や死亡を確認し、資格情報に反映する。2024年度までにシステムを整備する。

マイナンバーの使い方の一つですね。コロナによって医療が逼迫するという未曾有の経験をしている現状にあっては、医療関係という特殊な人材の把握は本当に大切だと思います。

以前に書いたnoteでは、医療者ではなく患者サイドが自身の診療情報をしっかいと管理する体制が今後(多分ゆっくりと)進められていくことになると思っています。

診療情報が今後マイナンバーを軸に統合されていく道筋が見えてきました。そして、何よりも医療連携にも力を発揮するでしょうし、今後何十年も個人の診療データを追跡可能となると、新しい医薬品や新しい治療法の開発にも役立つことになると思います。
病院も個人もこれから医療情報に対してどのように向き合い、活用していくのかを考えるときが来ているようです。その橋渡しを診療情報管理士が担うことになるでしょうし、私たち個人も学ぶ姿勢を持ち続けたいですね。


個人の持つ診療情報に診療医師の情報も追記できる様になれば、医師の年齢で緊急招集通知を送るリストに含めるか否かを判断するのに役立つかもしれないです。

国民の背番号が浸透すると監視社会になるという懸念も大いにあるものの、色々とできることが増えるのは確かだなぁと思っています。

マイナンバーの利用は今デジタル庁を中心にかなりの議論がされていると想像しています。現在医療関連での使い道としてのニュースは、今回の医師・看護師の一元把握と保険証とマイナンバーの一体化による診療情報の把握ですかね。

これまで野放しになっていたデータをしっかりと利用して、よりよい社会のために使ってほしいと願うばかりです。


#日経COMEMO #NIKKEI #マイナンバー #医師と看護師を把握 #マイナンバーの利用用途  

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