試される大地の優しさに触れた北海道10日間の旅 / 木古内~函館
「JR北海道フリーパス」 を使って、北の大地を一周してきました。
なにをどう伝えればいいのか᠁。言葉にならないぐらい吸い込まれるような景色の数々を見せてくれた北海道。
のんびりと暮らしている様子を伺える牛や馬。本能のまま行動する野生動物の姿。そして、果てしなく続く大地。一面に広がる湿原。ひたすら続く海からの地平線。走っても走っても途切れることのない緑あふれる山々。こちらを鉄道と言う乗り物を使って見ることができました。
流れる車窓そのものが北海道を知る観光。窓際に頬杖をついてずっと眺めていられる景色と共に自然の厳しさの中、立ち向かうように前に進む鉄道の姿が北海道にはありました。
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さて、そんな北海道を満喫できるフリーパスは7日間有効。新幹線には乗れませんが、在来線、特急、JR北海道バスに基本乗り降り自由。(例外もあり)特急指定席は6回まで取ることができます。
詳しく知りたい方はこちら。
10月12日。くろしお北海道旅の始まりです。
1日目は函館に入ることが目的。フリーパスは翌日から使います。
大阪~木古内は新幹線を乗り継いで向かいます。所要時間は6時間強。
木古内駅。きれいな駅舎です。
ここからは道南いさりび鉄道に乗車して函館へ。
道南いさりび鉄道は新幹線開通によって切り離された第三セクター鉄道。
道南いさりび鉄道は各駅停車。工夫をこらした駅舎をたくさん目にします。
コンテナを利用した駅舎の金谷駅。北海道にはこのような駅がたくさんあります。
そして車窓から見える津軽海峡。
そして、こんなに可愛らしい駅舎も。トラピスト修道院をモチーフにしているのかな?しかも郵便局も兼ねているみたい。
乗車時間は約1時間。車窓を眺めていたらあっという間でした。
函館に到着です。
旅のスタート地点に送ってくれてありがとう。
今夜は函館泊。駅に着いたらくろしお恒例の(?)駅舎撮影です。
函館駅周辺はホテルがたくさん。東横インなんて距離は違えど2件あったり、まさしく北海道の玄関口といった印象を受けました。
10日間の旅は初めてなので、55リットルのバッグを購入。変なこだわりでキャリーバッグを選ばすバックパックで北海道を一周します(笑)
函館駅周辺をすこし散策しながらホテルに向かいチェックインを済ませたら、ちょうどいい時間。北海道最初の夜は函館山の夜景を見に行きます。
ここも有名。焼き鳥だけど鳥じゃなく豚串です。前を通ると炭火のいい香りがしてきます。
荷物をホテルに置いて身軽になったくろしお。函館駅前バスターミナルから函館山山頂までのバス運行があることを知ったので、それで一気に函館山へ。ロープウェイに乗りたい方は、ロープウェイ乗り場行きのバスもあるのでそちらを利用してもいいでしょう。
バスで20分ぐらいかな。山道に入ると車中でも夜景を楽しんでもらおうと、車内の照明を消して山頂まで運んでくれます。
函館のこの地形が夜景をさらに美しく見せているのかなと思いました。
両側に津軽海峡。日中の景色も素晴らしいでしょうね。
漁火公園のほうに行けば夜景とロープウェイを一緒に写真が撮れます。
この函館山の石碑?でいいのかな。ここは到着すると一番初めに通る場所です。着いたらすぐに写真を撮りたい気持ちは分かりますが撮影には列が᠁。最初はスルーして先に進みましょう。帰りも同じ場所を通ります。帰りのほうが人もまばらで撮影しやすいですよ。
ホテルに帰る前にもう少しあたりをブラブラ。
函館は小さな港町って感じ。駅前はそこそこ賑わっているけど、少し路地を入ればとっても静か。いい雰囲気が漂う町です。
いつもながら、くろしお一人旅なんですが、北海道では様々な方との出会いがありました。1日目は道南いさりび鉄道に乗車中から一緒だったおじさんに函館山で再会。函館山の夜景を一緒に楽しみました。そのおじさんは鉄印帳を集めているんだって。やんさんが集めているやつですね。函館観光をして明日には地元愛知に帰るとおっしゃってました。え?もしかしてやんさん?なんて思ったり(笑)
楽しい函館の夜でした。ありがとうございました。もし、どこかでこれを見つけたら、あの時の人か!と思い出していただけたら嬉しいです。
明日から北海道一周旅のはじまりです。
では、おやすみなさい☆
くろしお
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