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面白い本に出会う方法【3選】

こんな経験ありませんか?

表紙買いした本が全然面白くなかったこと。
タイトルに惹かれて買った本が思ってた内容と違って、読まずに積まれてること。

この記事では、「読書は好きなのに面白い本に出会えない!」という本選び迷子の方から、「読書は退屈で面白くない!」という読書嫌いな方にも、ぜひ読んでほしい内容です。



「面白い本」とは?


まず「面白い本」とは一体何なのかを説明します。

書店に行くと本がランキング形式で並んでいたりしますが、
決して、ランキングの一位の本が面白い!と言いたいわけではありません。

ここでの面白い本は、「自分にとって面白い本」を指しています。


例えば、、
小学生に良書と言われるビジネス書を渡しても面白いとは思ってくれないでしょう。

「習ってない漢字があるんだから当たり前じゃん。」

確かにその理由も正しい。

しかし、漢字の読めるすごく優秀な小学生にビジネス書を渡しても、内容に全くピンとこないし、やっぱり面白く無いと思うんですよ。


その理由は、社会に出て働いた経験がないから。

例え話をすると、

『ホウレンソウ』
社会人→「報告連絡相談のことだな。」
小学生→「ほうれん草はキライ。」

「ホウレンソウ」一つで、これくらい受け取り方が違うということです。


え、わからない?
(すまん)


もう一つ例を出てみると、

同年代の大人でも、「子育てを頑張っている人」と「会社で責任感のある仕事を頑張っている人」では、見ている世界やじぶんを取り巻く環境が違います。

バリバリ会社で働いている独身サラリーマンに子育ての本を渡しても、「いまの自分には必要ありません。」と言って読んでくれないでしょう、もちろんこの逆も然り。

そして、最終的には「面白くない」という感想に行き着くのだと思います。

面白くないと感じる原因が、“身近にないものや未体験なものばかりで理解できない”だと分かればあとは簡単です。

「これまでの経験」「周りの環境」「いま取り組んでいること」を考慮して選べば、自分にとって面白い本に出会えるでしょう。

これを意識するだけでも十分面白い本には出会えますが、
確率をグッと上げるために、私がやっていることを3つご紹介します。



1.自分が好きなことの共通点で探す


知らない街に旅行へ行くとき、「なんとなくここに行きたい。」と考えるように、自分が好きそうな本のアタリを付けましょう。

まず、これまでに読んだ本の中で、面白かった本をいくつか集めてみてください。
なんとなく系統が見えてこないでしょうか?

どれもイマイチなんだよなぁ・・って人は、自分の趣味や好きなことを出しても良いです。

私の場合、もともと読書が好きなタイプではないので参考にする本はほとんどありませんでした。
そのため、「芸術」「アニメ」「漫画」というキーワードを出しました。

この要素が入った本は楽しく読める確率が高いです。

芸術×ビジネス書、アニメ×哲学書、漫画×技術書
のように、自分が知っている要素が少しでも入っていれば、これまで読んでこなかったジャンルの本でも意外と面白く読み進めることができますよ。

2.著者のオススメの書籍や作家の本を読む


本を読んでいると、たまに文中で著者が他の本をお勧めしていることがありませんか?
著者の本が好きであれば、その人がオススメしている本を読んでみましょう。

単純に読んでいる本に関連するものを紹介していることが大半だと思うので、今読んでいる本がこれから読む本のあらすじのような役割をします。
そのため、物語の基本的な要素や展開を理解できて、グッと読みやすくなるでしょう。

また、少なからず自分(著者)と考えが一致していたり共感できる本を勧めているはずなので、抵抗なく読める可能性も高いです。

あとは紹介制のお店のように、自分の本にそうそう変な本は載せられないですよね。
万が一、紹介されている本が自分にとって面白くなかったとしても、誰もが認めるクソ本を引き当てることは無いはずです。

3.品揃えの質が良い古本屋で探す


最近の私はもっぱらこれ。

注意したいのは、“品揃えが良い=ブック○フのような古本屋チェーンに行く”ではありません。
あくまで品揃えの質を重視します。

古本屋チェーンはいろんな本が満遍なくあるように見えますが、このような場所で本を探すときに何が問題かというと、アタリとハズレの差が大きすぎることです。
基本は読まなくなった本と読者層が広い本が置いてあります。

読まなくなった本とは、手元に置いておく必要もない本です。
それ以外にも理由はあるかと思いますが、そう考えるのが自然です。

また、読者層が広い本というのは、多くの人が共感しやすい本だったり、一世を風靡したタレントの本、影響力のあるインフルエンサーの本などです。

こういう本って、人が無意識に反応してしまうタイトルをつけがちですし、時代の流行を意識して書いていることが多いので、内容も薄くあまり良い本と言えません。


このことから、本がたくさんある古本屋チェーンで、良書かつ自分にとって面白い本を見つけるのはむしろ難易度が高いのです。

代わりにお勧めしたいのが個人が経営しているような小さな古本屋です。
敷地が狭い本屋さんほど、すべての本棚に目が行き届いていて、厳選された良書が置いてあります。

読めばわかりますが、良書に当たると自分の知らない分野や苦手な分野だったとしても、不思議とスラスラ読めてしまいます。

当たり前ですが、同じことを伝えようとしていても本を書く人の能力によって、良書にも悪書にもなるのです。


個人経営の古本屋が良いのは理解できたけど、お店はどうやって見つけるのか?

じぶんが実践しているのは、グーグルマップで近隣の古本屋をいくつか探し、その中で評価の高い古本屋(チェーン以外)に訪れてみることです。

なかなか一回で好みのお店を見つけるのは難しいので、よく出かける場所の古本屋なども、事前にピックアップしておくのがよいでしょう。


以上、私が面白い本に出会うためにやっていること3選でした。




世の中には、すでに無数の本が出版されていますが、「じぶんにとっての面白い本」は限られていて、日に日に変わっていくものだと思っています。

理由は最初に説明したように、環境や学び経験を重ねて読みたい本や読める本が変わるからです。

読書の時間がつまらないという人は、これまで自分に合ってない本を読んでいたんだなぁと思って改めて本探しをしてみてください。

自分に合っている本に出会えば、退屈だった読書がとても有意義で楽しい時間になるでしょう。


最後に、
これまでの読書経験といつもより時間をかけて書いた記事なので、タメになったなぁと思った方は記事を購入いただけると励みになります。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

それでは!^_^/

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