【中学生の塾】22時まで毎日塾に通っても成績が伸びない理由と親が取るべき対処法
こんにちは!
JTC(いわゆるJapanese Traditional Companyの略)会社員くるーめです。
なぜ、「JTC会社員の立場」を強調しているのかといえば、理由は2つ。
ここだけ見るとフツー、ありがちなんです。
少しだけ普通じゃなかった経験。
それは、高校時代に偏差値50台の平凡な県立高校から現役で慶應法学部に合格した経験です。
有名なビリ・ギャルよりも少し先輩の、リアル・ビリギャル(男)でございます。
ちなみに、私の家族全員は高卒。父親は工場勤務のブルーカラー。母親はスーパーでレジ打ちのパート。身近に大学受験の経験者はゼロ。
大学受験においては、「超のつく情弱」でした。
そんな家庭でしたが、自分なりに大学受験のハック術を考えに考え抜いて、実践し、慶應の現役合格を果たしました。
なので、受験や教育・塾について、それなりに考えがあり、自分の体験を語ることができるのです。
さらに、今は会社で管理職としての立場と、我が子を持つ父親としての観点も持ち合わせています。
そんな私が絶賛お勧めする中学生の勉強法をご紹介します。自分の子供が中学生になったら実践する教育法です。
成績が伸びる方がすごい
塾に通っているのに、まったく成績が伸びない。成績が伸びないなら、塾に通っても意味がない。やめさせようかな。
そう考える親御さんも多いのではないでしょうか。塾代もバカになりませんからね。
でもね。
よく考えてみてください。
塾に通ったら、成績が伸びると思う方がおかしいんですよ。「英会話教室に通っても、英語ができるようにならない」のと同じです。
一生懸命、通うだけで英語ができるようになるなら、今ごろは日本人みんな英語が話せるようになっています。
塾も同じです。塾に通って成績が伸びるなら、全員が東大に受かりますよ。
そうです。塾で順調に成績が伸びる方がレアケースで凄いことなんです。
では、塾で「成績が伸びる子」はどのような子供なのでしょうか。
塾で伸びる子、伸びない子
塾で伸びる子供には、秘密がありあります。
塾に通って伸びる子は、「もともと考える力がある子供」です。塾に通わなくても伸びる素質があった子供とも言えます。
最初から塾なんていく必要はなかったけど、学校や自宅では、集中して勉強しなかった(できなかった)子供。
そんな子供が、塾という勉強するしかない環境に身を置くことで、本来の力を発揮して成績が伸びると言う訳です。
逆に、塾に通っているのに成績が伸びないタイプの子供は、成績が伸びない勉強法を、学校から塾に場所を変えて、また繰り返しているだけ。
場所を変えるだけで成績が伸びる方が、よっぽど奇跡ですね。
ライザップとの比較で考える
「結果にコミット」を謳い文句にして、数多くの太っちょを、劇的に筋肉質のスッキリボディに変身させるライザップ。すごいですよね。
何であんな事ができるのでしょうか。
簡単です。トレーニングは、外から見えるからです。スクワットをする。ベンチプレスを上げる。ランニングマシンを漕ぐ。
外からパーソナルトレーナーが「見て」、ああしろ、こうしろ、実行させる事ができます。具体的に行動を指示することができます。
運動・筋力アップの必要性を、心から本当に理解する必要はありません。
頭で理解していなくても、体さえ動かせば良いんです。ベンチプレスを上げれば良いんです。
塾での勉強はどうでしょうか。教師が、問題の解き方を解説して教えることはできます。ここまではライザップと同じです。
子供も実際に、同じように手を動かして、問題を解くことができます。
でも、「本当に子供が理解しているか」を確認することはできません。
その場では分かった気がしているものの、本当に腹落ちしていてるのかまでは分かりません。時間を空けて1人で再現できるかは確認できません。
結果、子供の本当の理解を試す定期テストや模試などになると、途端にいつもの「実力値」が露わになります。
成績が伸びていない、ということになります。
塾で伸びない子に塾は不要
塾に入れても、成績が伸びない子供には、はっきり言って塾は不要です。
子供の貴重な時間と、バカにならない塾代を、ドブに捨てているのと同じです。
「講義」としてのコンテンツなら、もはや塾に通う必要はありませんよ。
今は、スタディサプリで、格安(月2,178円)で、高いクオリティの講義を受けることができます。
一昔前までは、ネット環境もスマホもありませんでした。塾に通わなければ、講義を受けることができませんでした。
時代が変わった今でも塾が利用されているのは、子供を塾に通わせている親の世代が塾世代で、塾に慣れ親しんでいるからに過ぎません。
その環境変化を、しっかり捉えた塾。「講義をしない塾」としてキャッチーに打ち出し、全国展開しているのが武田塾です。
武田塾の流行が、塾の無価値を証明しています。塾にとって、講義自体はもはや無価値。塾は、学習する環境を提供し、個別に学習プログラムを組んで、生徒の学習をサポートする。
なお武田塾では、これを有名大学の学生がアルバイトで実施しています。年間100万〜140万かける意味があるのか、甚だ疑問ですね。
塾の功「罪」
親も、子供も、塾に通えば成績が伸びると期待します。冒頭説明した通り、実際は、塾で成績が伸びる方が奇跡です。
成績が伸びない親は、塾で22時まであれだけ勉強しているのに、成績がのびない地頭の悪いダメな子供と思ってしまいます。
成績が伸びない子供本人は、塾でこれだけ勉強しても成績が伸びないなんて、自分には素質がないんだ。頭が悪いんだと自信を失くしてしまします。
塾は、そんな悲しい家庭を生み出しておきながら、毎月たんたんと授業料を召し上げていきます。
その授業料は、塾の講師のお給料になります。
そして、塾が難関校の合格実績を稼ぐために「在籍してもらっている」優秀な学生の、いわゆる特待生の授業料に消えていきます。
塾で伸びない子を伸ばす方法
成績が伸びない子供が、塾に行っても無意味だとしたら、もはや学力アップを諦めるしかないのでしょうか。
そんな事はありませんよ。
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