フロイト
ジークムント・フロイトにおける das Ich（以下自我とする）は精神分析学上の概念である。ここでは自我に加えて超自我（ちょうじが）とエスについても説明する。なおアメリカの精神分析学においては、1953年にジェイムズ・ストレイチーによるフロイト翻訳全集の英訳の際、独: das Ich（自我）は羅: ego（エゴ）、独: Über-Ich（超自我）は 英: super-ego（スーパー・エゴ）、独: Es（エス）は羅: id（イド）と訳され用語として流布した。
心の三層構造という概念です。
スピリチュアル関係でインナーチャイルドと呼ばれているのは、イドの事で直感的な感情です。
スーパーエゴというのは、社会的集合意識で言い換えると一般常識です。多様な環境や宗教観などで形成された、「誰かが決めたルール」ですね。
エゴはイドの直感をスーパーエゴの枠組みにはめようと頑張ります。
〜であるべきだ。とか、〜しなければいけない。
など、外面的圧力に適応しようとします。この感覚が、イドの直感を抑えつけて、葛藤が生まれます。
これは防衛本能で、この枠がコンフォートゾーンで生体恒常性機能（ホメオスタシス）なんだと思います。
余談ですが、ヒエロニムスは、預言者イドが列王上 13 章の匿名の人物であると主張することに加えて、預言者イドを歴代誌下に登場するアザリアの父オデドと同一視しています。
イドを大切にやんわりと生きていきたいですね。