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小さな一輪挿しの作品展

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山笑う

山笑う

利休梅がほころんできました。
花が咲くと、一口に言えば早いのですが
日本語には様々な表現があり
咲きそうな時や、咲いたときの喜びを感じとれます。

桜が散る
雪柳が吹雪く
椿が落ちる
萩がこぼれる

など
たくさんの言葉がありますが
わたしの生け花の師匠は

“散る”
“落ちる”

は、使いませんでした。

花は満開のものを生けるのではなく
未来を感じるものを生ける、と
よくおっしゃっていました

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小さな一輪挿しの作品展

小さな一輪挿しの作品展

陶房perchさんから、小さな小さな一輪挿しが
たくさん届きました。
庭にも可愛い草が生えてきて、楽しい季節。

一枚目は名も知らず。
二枚目は山吹。

言わずと知れた山吹色の語源となった花で
山の木陰で晩春に咲く花です。
今年は暖かい気候でしたので早く咲きました。

一輪挿しはたくさん届いたので
なくなるまで、ひとり作品展をします