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韓国ワーホリ生活 16

チングクは金曜日に来る度に、こういう言葉ってありますよね。どういう意味ですか?どういった時に使うのが自然ですか?と、こっちもそれよく知ってるなーという内容を質問してきた。積極的で本当に賢い男だった。

彼はいつも少し早めに来て、質問だとかおしゃべりをする。

当日に集まりで使う店選びで一緒にシンチョンを歩いたり、親切な子だった。

花子も一緒にごはん行きましょうってよく誘われたけど、行った覚えが無い。

チングクの家はスウォンにあった。J-STATIONの生徒でスウォンから来る人が何人かいたので気になっていた。良い所だと聞いていたし。

チングクが案内すると言うので、スウォンに行った。

駅前でチングクと会って、スウォン城へ向かって歩いた。

下町な雰囲気の住宅街をゆっくり歩いた。

駄菓子屋があって、店の前には古いテレビゲーム機が置いてあって雰囲気があった。そこで500ウォン位のガチャガチャをやった。何か面白い物が出た覚えがある。チングクがこれはいいですねぇ~と言ってくれて、いいやつだなと思った。

正確にはスウォンファソン(水原華城)というらしい。

城がデーンとある訳ではなく、5km以上の立派な城壁がぐるり街を囲んでいる。

想像していなかったので、驚いた。そういう事かと思った。世界遺産。

歴史のある城壁が街を広く囲っているその様は圧巻だった。

そうして、お喋りしながら壁の上をひたすら歩いた。僕は歩くのが好きだし、雰囲気が良くて気持ち良かった。

暗くなって来たのでは駅前の繁華街に向かった。

チングクが何を食べたいか聞くのでコプチャン(丸腸)と伝えた。焼肉のホルモンのつもりだったのだが、チングクの連れて来た店で出てきたのは、コプチャンジョンゴルだった。

美味しかった。それでしばらくお酒を飲んで別れた。

また楽しい経験をした。チングクありがとう。

スウォンは中々遠かった。スウォン駅は立派な建物だった。

韓国では地下鉄に乗っていても楽しかった。声を張り上げて物売りするおじさんや、目の見えないおばあさん(本当に見えないかは不明)がお金を下さいと通って行ったり、宗教のおばあさんが、話しながら座っている人の膝の上にチラシを一人ずつ置いて一周して次の駅に着く前にチラシを回収していなくなる、とか。

シンチョンでは、ナイトクラブのチラシを車が窓から道にばらまいていた。それが道にちらばるだけなのだが、斬新だなあと思った。ごみ問題をどう考えているのだろう。ナイトクラブって名乗ってるナイトクラブって、DJが音楽流すクラブとは違うって先生に聞いたけど、どうゆうとこだか詳しく分からなかった。

アンマって名乗ってる店はエロの店。

どこにでもあるような居酒屋では、ジュンコっていう名前の店が結構あった。

チェーン店って訳ではなく、とりあえずジュンコと名付けるようだった。

韓国でもトンカツがあるんだけど、発音はトンカスだった。

ビールは、hite、cass、Maxがあった。ゆうやが最初の頃、店でcassを頼もうとしたんだけど、キャスって注文しても全然わかって貰えなかったそうだ。
カスと言えば良いのだが。日本人的な感覚で、カスって言うのが何だが気が引けたというのもあったそうだ。

つづく。。。

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