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右目の手術終わって

白内障の手術は簡単だったと多くの人は言うけれど、やはり大変でした、私には。

17日、手術台の上、まな板の鯉、とはこのことか。5分が1時間にも思えました。

手術室に入った時の印象。向こう側にいる院長先生が大工の棟梁に見えたのです。

棟梁は、次々に入ってくる木材にノミを入れて、目に新しい水晶体を埋め込んでゆく!

凄い!尊敬しました。

その日は32人の手術があって、私は16番目。院長はそれを一人でやるのです。

凄いエネルギーと集中力!

手術前、待合室にひっそりと固まっている私たちに、「おっはよう~もうすぐね、大丈夫よ~」と声をかけてくれました。

思いやりのある、有能な棟梁でした。

私は術後の血圧も上がらず、痛みもなく、病院の車で自宅前まで送ってもらいました。この病院と同じ区の患者は頼めば送ってくれるのです。

運転手さんは、慣れたもので、わたしの知らない抜け道を通って!私が何も言わないのに、自宅の門の前に停めてくれました。

感謝、感謝です。

翌日の検査,眼帯を外した時、あまりの明るさに驚きました。

「順調で何も問題ありません。来週の左目が終わるまで頑張ってください」

温かい言葉が嬉しかった~。

パソコン少しぐらい大丈夫ということで、退屈しのぎに、note開きました。

なんて画面が鮮明なのでしょう!

庭の花の色が何と鮮明なのでしょう!

手術台の上で死ぬほど怖い思いを我慢した甲斐がありました。

手術を決心して正解でした。

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