草取り屋たぼ兵衛

思考を棚卸した、その残心を、ここに置きます。 要するに雑記帳のような感じで思ったこと…

草取り屋たぼ兵衛

思考を棚卸した、その残心を、ここに置きます。 要するに雑記帳のような感じで思ったことをつらつらと書いていこうと思います。 …自分が大切にしている価値観が誰かに届くことを願って。

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    自分の価値観に影響を与えてくれそうな、素敵なnote をココに。

最近の記事

石垣滞在記②

石垣港周辺には、魚屋が多い。 道を歩いていると、そこかしこの店舗の前に、”さしみ””天ぷら”の旗がはためいている。 もともと、”島の漁師(海人)がとってきた魚を、家族がその家業として売る” という家族経営の場合が多かったのだそうだ。だからいまでも魚屋が多いらしい。 きのうはそのうちの一件に行ってみた。 夕方に訪れると、ひっきりなしにお客が出入りしていた。そのお店は、市役所通り沿いにあって、立ち寄りやすい場所ではあるとはいえ、こうも人が集まるものかと、すこし驚いた。 みんな

    • 石垣島滞在記①

      今朝6時、夜明け前のベランダにでると、雨が降っていた。 北風を伴うそれは冷たく、霧雨の覆われる真栄里公園が、昼間よりも小さく見えた。 ここが石垣島であることを想像させるような空気はちょっとも感じさせなかった。 きょうが本土帰還の日であれば、残念な気分にもなったろうけども、それはまだ1か月以上先の話だ。 「たまにはこんな日もあっていいな」と、つぶやいて、さっさと部屋に入った。 *** 石垣空港に降りたのは、2月19日。 2年ぶりの来島は、今回も仕事での滞在となる。 毎回のよう

      • いま思い出す、4年前のW杯ベルギー戦

        四年前、正確な日にちは忘れてしまった。たぶん田植えが済んでいたような気がするので、6月だったのではないだろうか。 あの日は、本当に何度もその場面を思い出さされたせいで、いまでもはっきり思い出せる。当日は仕事中も思い出すものだから、来客との雑談でも「本当にきょうは、とんでもない朝を迎えました」などと珍妙なセリフと吐いたものだった。 2018年W杯 日本-ベルギー たしか、あの試合も、日本時間の未明に始まった。それに合わせて、眠いけど起きだして、テレビの前に陣取った。そして、

        • ”Yahoo!ニュース”は、浄化されるか⁉

          情報弱者のわたしがこれを知ったのは、ごく最近のことだったのだけど…。先月なかばのプレスリリースでこんなのがあった。 「Yahoo!ニュース、コメント投稿において携帯電話番号の設定を必須化」https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2022/10/18a/ ネットの世界環境が、徐々に黎明期の混乱を超えて、洗練されてきている証拠だと思いたいところだ。もうずいぶん前になるが…、”Yahoo!知恵袋” に質問を書いて投稿したら、意地悪な人物にいたく

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        記事

          おかやまマラソン、終えて…

          ゴールした直後は、平静を装うことさえできない身体機能の崩壊ぶりだった。まぁ、それから6時間以上経過したいま現在でも、足は痛くて仕方がないことをはじめとして、さして状態には変わりがないのだけど…、それでもようやく一日を振り返ろうかと思う程度には、気持ちが戻ってきた。 ----- 雨中の号砲をきいてスタート。 途中までは、”意外に余裕があるなー” とかのん気なことを考えながら走れていた。…の、だけど、岡南大橋を超えた後の下り坂に足の筋肉を無力化されてるとともに鈍痛が体中に響いた

          おかやまマラソン、終えて…

          おかやまマラソン2022 前夜

          東の空に黄色い月がのぼってくる。 それを眺める気分がいつもと違うのは きっと明日が特別だからだろう。 人生に刺激を与えてたい 凝り固まった毎日を揺り動かしたい と、そんなこと思ったのが3年ほど前。 ”とりあえず、 マラソンでも走ってみれば 何か変わるんじゃないか” ひょんな思い付きから いまに至る。 あれからだいぶん時間が経った。 ようやく明日か… 明日はどうやら雨らしい。 なのに、なんだか いいことが起こるような気がする。 そんな気分が、 ポコポコと湧いてくる今

          おかやまマラソン2022 前夜

          ”盗人にも五分の理” を認めるべきか?

           もう、10年以上前のこと。「教師がみたっ!! ”とんでもない親”」の話をテーマにしたテレビ番組をみたことがあります。その中で印象的な話がありました。  ある教師が、万引きをして捕まった生徒のもとを訪れた際、その保護者がこういったそうです。 「万引きした、こどものことも、考えてあげてくださいっ!!」  それに対して、教師は「んな、アホなぁ~。」とあきれ果てた表情をするさまが、VTRで紹介されていました。  当時は、本当にとんでもないことを言う親もいたものだ、と学生時分の

          ”盗人にも五分の理” を認めるべきか?

          「桃栗三年、柿八年」の、その先にあるものを想像する日曜の話

          農産物の直売所で見つけた桃の苗木に、近いようで遠い未来を想像させられた時の話。 農マル園芸吉備路 にて 昨日は日曜日だった。一昨日の土曜日はコロナワクチンの2回目接種で、きのうはその翌日だった。せっかくの日曜日はワクチンの副反応で、のたうち回るうちにつぶれていくことになるかと思っていたのだけど…、実際のところそんなこともなく、普通に生活できた。なんとも、恐怖が先走ると、ろくなことにならないモノだ。  それはさておき、つぶれるはずの日曜日がぽっかり空いた。だからというわけで

          「桃栗三年、柿八年」の、その先にあるものを想像する日曜の話

          一期一会の、価値をはかる。

          夏に世話になった方のところに、事後手続きに行って…、30分ほど世間話をして帰った話。 桃農家のご老体。 最初に顔を合わせたのは、今年の4月だったでしょうか。仕事で桃栽培を扱うことになり、そこでご老体のお会いしたのでした。  岡山市は県庁所在地とはいえ、市街地から10㎞も離れていない場所には里山が残り、集落では桃や葡萄の栽培がおこなわれています。ご老体はそこで代々桃栽培を手掛ける農家の方でした。  仕事で桃を扱う機会というのはほとんどなく、栽培農地を確保するのに本当に難儀

          一期一会の、価値をはかる。

          ライオンのごとく来たりて、子羊のごとく去る

          きょうはついに、『3月のライオン』16巻の発売日です。 3月のライオン  もう昨日になってしまいましたが、スマホにAmazonから通知がきました。  「商品が発送されました」  ようやくヵ~、とちょっと仕事の手をとめて、物語を脳内回想してしまいました。 ****  羽海野チカさんの「3月のライオン」。15巻の発売が2019年の年末頃(?) でしたから、1年10か月ぶりの新刊ですね。  待ちくたびれましたよ。  ようやく続きが読めるなんて…、なんてステキなんでし

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          時間ギリギリを攻めることの、功罪。

          「13時に出勤します」 → 12時59分着。でいいですか? 午前休みからの、午後出勤。 きのうは平日金曜日。  だいたいの場合は朝から夕方まで職場で、仕事をしているのですが…。きのうはちょっとイレギュラーでした。午前を休みにしたので。  うちの職場は、夏季休暇というのがあります。7~9月の間で、3日間申請できるわけです。だいたいの場合は、8月のお盆の前後でそれを使って、夏休みにするのですが…、ことしのわたしはそれをしておらず、夏季休暇が余っていたんですね。  9月も残

          時間ギリギリを攻めることの、功罪。

          ジムに通い始めてから、1か月後に浮かぶ焦燥。

          ジムに入会してから、1か月たちました。 変化を感じる、という事実 きょうは仕事を休みにして、のんびりしようと思ったのですが…、自動者保険の更新手続きとか、兄弟の誕生日祝いの段取りとかしていたら、昼になっていました。  時間の使い方としては、そこまで悪くない午前だったのですけど…、ちょっと体を動かしたくなったので、行ってきたわけです。  ジムへ!  徒歩2分。たいしてストレッチもせずにササッと始めます。  レッグプレスに始まり、腹筋、背筋、胸筋…。30分ほどマシンでト

          ジムに通い始めてから、1か月後に浮かぶ焦燥。

          時間を変換する魔法を使って、浮かび上がってきたもの。

          在宅勤務を週に2回、取り入れることにしました。 夏の盛りをすぎる頃には…。 中生の水稲が出穂を迎えてから2週間ほどだったでしょうか。頭を垂れる稲穂がチラチラと目に入るようになってきました。  この頃になると、一段落と言いたいところなのですが…、晩生の品種はこれからなんですよね…。  なにがか、というと…。  イネ花粉です。  この時期は、田んぼに入ると、体中が真っ黄色になってしまいます。イネの花粉は黄色なんです。  それだけに、とどまらず、目のかゆみ、鼻のかゆみ…

          時間を変換する魔法を使って、浮かび上がってきたもの。

          ココロに積もったホコリをはらった時に、見えてきたものの正体

          「君には、愛着障害の影響があります。」と言われました。 経営コンサルタントの方とのオンライン面談にて ”数奇なご縁” というと、相手に失礼なような気もします。といいつつ、自分にとってはそんな感じがするのも事実、経営コンサルタントの方とのオンラインで面談していただく機会を得ました。  25分の面談でした。ありがたいことです。一流のビジネスパーソンの25分といったら、何万円でしょう。それをタダでというのですから、この機会を使わない手はありません。  職場の問題について、相談

          ココロに積もったホコリをはらった時に、見えてきたものの正体

          ”第三の扉” を開けた、その向こうの世界は、桃源郷か。

          「サードドア ~精神的資産の増やし方~」 読了しました。 大学生の頃 自信家とは真逆の思考を持った私は、知らない人に話しかけるなんて、大の苦手でした。サークル勧誘のビラ配りなんて、苦痛で苦痛で仕方ありませんでしたね。  そんな私にも、ちょこちょこと勇気を振り絞らざる負えない環境が、発生するわけです。  大学2年の時、期末テストが59点だったんです。  60点で、単位はもらえます。  いつもなら「まぁ、仕方ないな」と思って引き下がるところなのですけれども…、その時は違

          ”第三の扉” を開けた、その向こうの世界は、桃源郷か。

          夏休みが終わるとき、その思考。

          ニーチェを読んで、思ったこと。と、終わりが来ることの意味を考える。 きょうから登園。きのうまで夏休みだったのか。 と、いまさらながら、現実感のない今の状況を噛み締めている。 7月の末に妻が、「一か月以上、ずっと子どもらが家にいるのか…」と一人ごちていたのが、なつかしい。 それを思えば、”すべてのことに終わりが来るのか” と。 そんな当たり前のことを、思わずには、いられない。 『超人』 最近、ニーチェにかぶれている。  かぶれていると言えるほど、理解できているわけ

          夏休みが終わるとき、その思考。