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島根県でフィンランドを学んでみた

今回は北欧フィンランドの話題です。
先日フィンランドについて学ぶイベントが
ありましたので参加してみました。

イベントの会場は島根県邑南(おうなん)町です。


こちらの島根県・邑南町は
中国山地の山あいにある人口1万人の小さな町です。

しかし、以前からフィンランドと交流があり、
おうなんフィンランド協会が組織されています。
さらにフィンランド人も招いて国際交流員として
町内に住んでいます。


さて講演会ですが
邑南町教育員会の主催で開催されていますが
私は”おうなんフィンランド協会”から
情報をうけて今回のイベントに参加しました。


今回はフィンランド研究を専門されている
大学の先生を招いて「北欧から学ぶ豊かな暮らし」を
テーマに邑南町のみなさんと学ぶのが目的です。


しかも大学の先生だけでなく
先生のもとで学ぶ、学生さんも発表してくれます。


こちらの大学は、日本で唯一“北欧学科”がる
東海大学の先生と学生さんになります。

講演では
フィンランドの政治・社会政策がご専門で
首都ヘルシンキに在住経験のある先生が
政治、教育、ジェンダー、環境の面から
フィンランドの現状が説明されました。


そのなかで印象深いのは
フィンランドは独立以来、地下資源もなく
たいした産業もなく、人口わずか550万人の小国ですが


そんな小国がいまや
政治・福祉・教育などでトップレベルに
到達した大きな理由に


『国民ひとりひとり』の活躍が
国にとって”最大の資源”ととらえたからです。


だから国が国民全員に質の高い教育を施し
ひとりひとりの適性をもとに能力をあげることで
各自の創造的価値と生産性をあげることができて
結果的に国にとって、良き納税者となっていきます。


そうして国に納められた税金は
次の人づくりのための教育、福祉へと再投資となります。
そうして高度な社会福祉がベースとなった
暮らしやすい豊かな国へとなったとのことです。


フィンランドでは残業がほとんどなく
16時になれば仕事を終えて帰宅します。
それでも一人あたりのGDPは日本の1.37倍と
高い生産性を有しているとのことです。


後半は学生さんの
フィンランドを含め北欧5か国についての
プレゼンテーションがありました。


4人の学生さんによる発表ですが
初めて知ることも多くて、大変勉強になりました。


そのあと、小人数のグループに分けて
意見交換などのグループワークに入りました。


今回、フィンランドをはじめ
北欧専門に研究されている先生から
最先端のお話を聴けて大変貴重な体験をしました。

そして今回のイベントでは
フィンランドからやってきた国際交流員のサカリさんが
流ちょうな日本語で司会をとりしきっていたのが印象的でした。
(おわり)
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