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ホウボウもヒレのキリトリ

こんばんは、P山です。
先に言っておくと、弘法も筆の誤りは一切関係ありません。てへ。

私の父は釣りが趣味です。
幼い頃からよく、海に川に、堤防に船に、連れて行ってもらいました。
今は娘が小さいので難しいですが、もう少し大きくなったら、娘も一緒に三代で釣りに行きたいなと思っております。

さて昨日、父が釣り仲間から「魚いっぱい釣れたから取りに来ないか」との電話を受け、ホクホクでもらって帰ってきました。
何をもらったか聞くと、カンパチが3匹にホウボウが1匹。

カンパチは言わずもがな刺し身になるので、ホウボウはアクアパッツァにしない?と提案すると、「何かわからないけどいいよ」との返事(前タイで作ったがな!)。

今日帰宅すると、家の裏の洗い場で捌いていました。
ホウボウはどうしたらいいかと訊かれ、
・内臓を出して
・エラと胸ビレは邪魔だから取って
・背びれ沿いと横に飾り包丁を入れておいて
とお願いしました。

野菜の準備をしていると、「ホウボウ玄関に置いとくよ!」との声。
取りに行くと、あられもない姿になったホウボウが。。。

ツチノコみたい

いやそうなんだけど。
頼んだ通りなんだけど。
なんかすごくマヌケな姿になってしまっていて、ちょっと笑って、ホウボウに「ごめんね」と言ってしまった。
(ちなみに切り取った胸ビレは、蝶のように美しく、広げてみせると娘が喜んでいました。)

以前横浜のイタリアンのお店でもホウボウのアクアパッツァを頂いたことがあるんだけど、なんでホウボウって尽く眼窩がぽっかり空いてしまうの?と思っていた謎も解けました。

白ワインで蒸しているうちに、目玉と中のぶじゅぶじゅが全部出てきた。
他の煮魚や焼き魚のように固まる前に、全部こぼれて、穴だけになってしまいました。

そのあとはトップ画の通り、無事、美味しいアクアパッツァになりました。
父も母も、なんだこの料理は、ともの珍しそうに写真を撮っていて面白かった(だから前にも作ったけど!)。
たまにはこういう料理もいいなぁと思ったのでした。



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