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草分けの心得〜高須クリニックから学んだこと〜

【草】を【分】けて、開【拓】して【弥】(ひろくゆきわたる)

どうも草分拓弥です。

我ながら、素晴らしい苗字に生まれて光栄です。

さて、よく草分け的存在とか言いますが、全く新しいことをする人というのは必ず反対意見にでくわします。

UNIQLO創業者、柳井さんもいっていますが、
そもそもビジネスの世界においては、矛盾との戦いなのです。

【品質のいい服を安く売る。】
矛盾していますよね?
でも、お客様はそれを求めている。
だからその矛盾を解決してこそプロなのだと。

新しい矛盾と戦ってる時に、現れるのが誹謗中傷や批判をする人です。



その誹謗中傷や批判をどう捉えて、どうモチベーションに変えていくか?
が、実は人生大きく変えてしまうと僕は思います。

美容整形界の草分け的存在である高須克弥院長のエピソードを紹介します。

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高須クリニックの高須克弥院長は、幼い頃、
代々医師の家系でインテリな雰囲気の上に
色白で太っていたので学校でひどいいじめを受けた。


しかし高須氏は、非力で負けても、
降参しない限り負けではないと思っていた。

その後、先祖代々と同じく医業の道に進むが、
世間では立派な職業と思われる医者の世界でさえ、
明確なヒエラルキーがあり、露骨な差別が存在する。

一番伝統と権威があるのが内科で、
内科医は外科医さえ「外道がやるから外科」と見下した。

外科の必要性が認められてその差別は無くなったが、
今度は、胸部外科や脳外科といった
身体の中心を扱う外科医が、
皮膚科や眼科、耳鼻科、泌尿器科、肛門科といった
身体の隅のほうを治す外科医を見下すようになった。

高須氏は大学院では整形外科を専門にしていたが、
折れた骨をかなづちや釘などで固定するために、
一般外科からは「大工さん」と見下されていた。


そして、患者さんが運ばれてきた時に
治療の優先順位が高い科ほど序列が高いということで、
整形外科は形成外科を見下す。


そして、医療のカーストの一番底辺に位置するのが、
病気やケガを治す治療ではない、
高須クリニックが専門とする美容外科。


そんなカーストの底である美容外科の中でさえ、
大学病院系と開業医系とで見下し合っている。


高須氏は整形外科医としての道を歩み始めていたが、
25歳の時、西ドイツのキール大学整形外科を
交換留学生として訪れた時に、
鼻を小さくするという手術を目にして衝撃を受けた。


整形外科医には既に多くの先駆者達がいるから、
整形外科医でいる限り、
常に誰かの後ろを歩き続けなければならない。

しかし、美容整形なら当時はマイナーなジャンルで、
日本ではまだ未知だった領域に賭けてみることにした。


そして高須クリニックを開業した高須院長は、
まずユダヤ教やイスラム教の割礼の文化からヒントを得て、
レーザーメスなどを用いて1滴の血も出さずにすぐ終わる
包茎手術のシステムを開発し、大成功を収めた。

次に、フランスで見た脂肪吸引技術に興味を持って、
日本で脂肪吸引手術を始め、これも大成功。


そして吸引した脂肪細胞からコラーゲンを分離し、
シワやひなびた皮膚に注射をして若さを取り戻すという
オートコラーゲンバンクという仕組みは、
莫大な利益を生み出した。

その他にも、まぶたを切開しないクイック二重法など、
高須院長が考案したり日本で最初に取り入れたといった
施術は多くあり、数々のブームを生み出すことで、
高須クリニックは日本屈指のクリニックに成長した。


高須院長が美容整形外科に特化し始めた頃はまだ
日本には美容整形も一般的ではなかったため、
「美容整形をする奴なんて、人間のクズだ」
と同業者から批判を数知れず受けた。

しかし、美容整形は人を幸せにする「幸福医療」として
大きなムーブメントになることを確信していたため、
「頭の古いおじさんが何か言っているな」
と思うぐらいで、逆に負けず嫌いの火が燃えた。

本気で勝ちにこだわると、外野の声はどうでもよくなる。

勝つためにしなければならないことはゴマンとあるから、
周囲の差別や人格否定とも取れる誹謗中傷のような
くだらないことで悩んでいる暇もなくなる、
と高須克弥院長は述べている。

業界やその世界の中で新しいことを始めようとすると、
必ずと言っていいほど、
同業者などから批判や中傷が起こります。

そして残念ながら、その批判や誹謗中傷に耐えられず
せっかくのアイデアや行動を断念してしまう、
というケースも結構あります。

しかし、それがお客様のためになっていること、
社会のためになっていることだという信念があれば、
そんな外野の声は気にしないほうがいいでしょう。

彼ら同業者のためにやっているのではないのですから。


新しいことに対して文句を言う人たちは、
「新しいことが分からない人たち」
「新しいことが出てくると自分たちの存在意義が無くなってしまう人たち」
なのだ、と思っているといいでしょう。

「バスやタクシーなんて、今の世に要らないじゃないか!」
と言っている駕籠屋や人力車の車夫のようなもので、
結局は古い存在になってしまう人が、
「そんなものが入ってきたら、俺はどうするんだ」
と存在を否定された気になって、嫉妬しているのです。

そんな人たちの嫉妬に振り回されたって、
誰もトクをしません。

そんな批判や誹謗中傷を耳にしたときは、
「あ、自分は結構前を走っているかもしれないな」
と堂々としていればいいのです。

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人生は出来事の連続です。
その目の前で起きている出来事をどう捉えて、どう行動するか?は自分の管理下にあります。

理想通りの人生にしましょう!


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