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ドイツもコイツもクセスゴや 〜後編〜

どうも。つぼみんです。

クセスゴエッセイとの二人旅。
私つぼみん目線で振り返るドイツ旅行【another side】

前編はコチラ↓


前編に引き続き、今回は後編です。
よろしくお願いします。



㎗ メーデーは働かない


スプリングフェスト(大型ビール祭)に行くため、現地の衣装レンタル屋さんを5月1日メーデーに予約していました。
私たちはドイツのメーデーを甘く見ており、事前に予約完了していたにも関わらず連絡なし閉店。
めげずに翌日アポなし突撃してみると、快くレンタルさせてくれました。

現地の衣装を着て飲むドイツビールはおいしかったです。
下戸なのでリバースしかけましたが何とか吐かずに済みました。
クセスゴは私が吐きそうになると、いつもそっと介抱してくれます。(感謝)

まだ元気だった頃のワタクシつぼみん




㎗ クソプリンセスクッキー


スプリングフェストではカラフルなかわいいデコレーションクッキーが売っていました。
私はピンクのかわいらしいハート型のそれを購入しました。
しかし、よくよく書かれている文字を翻訳してみると、まさかのPrincessでした。



想定外のPrincessに、思わず私はイェレナのような顔でぽつりと一言。



「クソが」




出典 進撃の巨人



クセスゴの記事では柔らかい表現にしてくれていましたが、実際の言葉は「クソが」でした。

いい年してわけもわからずPrincessを買った自分への憤り、気恥ずかしさ、情けなさ、ただの写真のはずがまるで自分のことをPrincessと思っているかのような写真を撮ったこと…すべての負の感情を凝縮した言葉でした。
クセスゴは爆笑していました。

写真を撮るだけ撮った後すぐ食べたらクセスゴは驚いていましたが、私は最初から食料のつもりでしたよ。

出典 進撃の巨人




㎗ 赤青メガネ


ちょっと背伸びしオペラも予約していた私たち。
素敵なドレスを着たマダム達を横目に、本場のオペラ会場にドキドキして仕方がありませんでした。
やけにおしゃれなピンチョスがありました。

そしていざ開幕、の次に渡されたのは赤青メガネ。
昔ユニバでかけたのとそっくりなあれです。
本場の舞台はまさかの3D仕様でした。
途中で外しました。

なんでドイツでドレスアップしてペラッペラの赤青メガネかけなあかんねん。

私は憤慨し、割と序盤からメガネとはおさらばし、アシタカのような曇りなきまなこで舞台を見つめていました。
曇りも赤青メガネもなきまなこで。
名曲「誰も寝てはならぬ」はメガネなしでも素晴らしかったです。

赤青クソペラメガネ




㎗ ニチャア


バスツアーで移動中、クセスゴはガイドブックからドイツに関する問題をいくつか出してくれました。

癖「ドイツの面積は日本と比べてどれくらいか」
私「日本の4倍くらい?」
癖「ほぼ、同じです(ニチャア)」

癖「ドイツの国旗の色は何色か」
私「黒、赤、黄!!!!」
癖「黒、赤、………………………



黄金おうごんです(ニチャア)


何とも巧妙な問題に終始惑わされました。
クセスゴの思う壺でしたね。
つぼみんだけに。

クセスゴは終始ライトみたいな顔してました。

出典 DEATH NOTE



strategy戦略


バスツアーで向かったノイシュバンシュタイン城は、駐車場からお城まで3通りの行き方(徒歩、バス、馬車)があり、私たちは絶対馬車に乗ろうと強く決意していました。
なぜならノイシュバンシュタイン城は、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなった素敵なお城だから。

「限られた時間を最大限に活用し、必ず馬車に乗るためには?」

それまで立ち寄ったいくつかの観光地では時間が足りず、不完全燃焼で戻ってくるという悔しい思いをしていました。
私たちは(気持ちだけは)戦略系女子。PDCAを回すのだ。
長考の結果、ガイドさんが離席OKを出した瞬間スタートダッシュを決めることになりました。←大した戦略でもない

それまで大人しかったのに、急に目にも止まらぬ速さで馬車の乗車場まで駆けていく日本人2人。
きっと周りの人にはninjaと思われたことでしょう。

途中で私が買ったばかりのカメラを汚い水たまりに落とし、その瞬間を見ていた白人女性と表情だけで心を通わせるなどのアクシデントはありましたが、無事に馬車に乗ることができました。
しかもベスト席です。
カメラ落としてでも走った甲斐がありました。

馬ケツベスポジ




㎗ 夢遊病


ドイツの憧れスーツケースブランド、RIMOWAリモワ
機内持ち込み用サイズのスーツケースは前からリモワを使っていましたが、せっかくドイツに来たなら大きい方もリモワに買い替えたいな。
絶対現地の免税店のが種類も豊富だしお得だよな。
そんなよこしまな気持ちが私の中で大きくなっては消えてを繰り返していました。
この揺れる想いはリモワのお店の前を通ったり店内に入ったりするたびに、クセスゴに伝えていました。

帰国日が近づいたある日の朝、スーツケースの鍵がかからない

なんと言うことでしょう。


スーツケースが壊れました


あまりに都合良く壊れたため、クセスゴからは「絶対やってるやろ、絶対夜中ハンマーでやってるやろ、カンカンカァァアアァアッアァアンて」と疑いをかけられました。
冗談のように言ってますが私にはわかります。
こやつは本気で疑っている

まぁしかしそうですよね、私もそう思います

私の中の知らない私が夜中に覚醒し、リモワを買う口実を作るためにハンマー振り回してスーツケースをぶっ壊したのだと思います。

壊れちゃったのならしょうがない⭐︎ということで意気揚々とリモワをGETしました。

匠の技によって鍵が壊れました





いかがでしたでしょうか。

普段より色んな角度からクセスゴを見られてきた(←ミスチルのしるしに乗せて読んでください)とは思いますが、また新たな一面をお伝えできていれば嬉しいです。

今思い出してもドイツ旅行は最高でした。

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