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赤いナースコール 第1話考察

毎週月曜夜11時06分よりテレビ東京で放送中のドラマ
「赤いナースコール」
始まりましたね。

病院を舞台にした史上最恐ミステリー&ノンストップラブサスペンスとのことでちょっと気になっておりました。
しかも考察ドラマでおなじみの秋元康さん原案とのことで
今度こそ!犯人を!!当てたい!!
(前作「真犯人フラグ」で完全に踊らされた私w)

あくまで個人の考察なので的外れなことを書くこともあるかと思いますがご容赦ください。
画像は公式HPより引用させていただいております。
引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/akanasu/

◆第1話あらすじ 【ネタバレが含まれます】

主人公の春野翔太郎は恋人の三森アリサの両親に挨拶に行くため彼女の運転で山道を走っていたが、途中向かい側から暴走してきたトラックをよけ損ねて事故を起こしてしまう。
次に目が覚めた時には左手・右足を骨折した状態でとある病室に寝かされていた。
翔太朗はアリサの身を案じ彼女に会いたいと懇願するが、なぜか医師や看護師は言葉を濁し、もう少し落ち着くまでと言って会わせようとしない。

ふとスマホがなくなっていることに気づいた翔太朗は看護師に尋ねようとナースコールを押そうとするが、同室の患者たちが一斉に緊迫した雰囲気になり「押すんですか?」「Wi-Fiも飛んでないし、電波状況も悪いから」「ナースコールはですねぇ・・・」等と口々に言い、押すのをやめさせようとする。
じゃあどうすればいいんですか!?とキレ始める翔太朗に「別に押してもいいよ」「好きにさせてやれよ、まだこんな時間だし」と不穏な言葉を投げかける同室の患者たち。そして翔太朗はナースコールを押す。
看護師の話によると「警察が保管しているのでは?」とのこと。

かたや恋人のアリサは病院の個室にて目を覚まし、顔の右半分を激しく損傷していることを伝えられる。
翔太朗が会いたいと言っているがどうするかと問われるが、無言で首を横に振る。

事情聴取をしに来た刑事にドラレコがオフになっていたことで疑われ不快な思いをする翔太朗。(刑事は別件で起きている連続殺人事件の容疑者として翔太朗のことを疑っていた)
刑事たちが去った後、事故の調書をとっていた警官にスマホの行方をたずねるが「スマホはなかった」と言われる。

再度アリサの件を看護師に尋ねる翔太朗だが、やはり話しをかわされてしまう。そんな様子を見て同室の後藤田が「アリサは女性病棟の4階個室にいる」と教えてくれる。

その夜、同室の滝中に連れ添われアリサに会いにこっそり女性病棟に向かう翔太朗。
だがアリサの名前がかかれた病室にいたのは謎の老婆だった。

部屋を出て病室の外で待っている滝中に声をかけるが見当たらない。
本当のアリサの病室を訪ねようと仕方なくナースステーションに向かう翔太朗だったが、突然背後から殴られ気を失う。

アリサに生き埋めにされる悪夢にうなされ目を覚ますと、そこはいつもの病室のベッドだった。
そして向かい側ベッドにいるはずの滝中の姿が消えていることに気づく。
看護師の話しでは何か事情があったようで急遽退院したとのこと。
滝中の話しをしているとまたも刑事たちが現れ翔太朗のスマホを探す為に電話をかけてみようとする。
が、「ここ(電波)繋がらないですよ」と患者:松井に声をかけられる。
だが看護師:山根が言うには「ほかの患者の迷惑になる時はWi-Fiを切っていることもあるが今はつながる」とのこと。
刑事が電話をかけてみると何故か病室内で電話の音が鳴り始める。
どうやら翔太朗のベッドの下から聞こえてくる様子。
刑事がその音の先を探ってみると・・・

そこには翔太朗のスマホを握った人の手が。
さらに刑事がその手をひきずりだすと

切断され上半身のみとなった滝中の遺体が現れたのだった・・・


さすがにラストではびくっとしてしまいましたが、衝撃的なシーンで次回に引っ張る辺り、「あぁ、秋元さんのドラマだな」となんだか妙に冷静になれてしまいました。確かにホラー要素はもりもりですが、私的にはこれなら続けて見られそうですw


◆1話にしてすでに謎が多すぎる問題

1話にしてもうすでに謎満載で、なんというかやはり秋元ドラマだな~っという感じですね(^^;)
どこまでがミスリードでどこからが重要ポイントなのかさっぱり分かりません。登場人物もみんな一癖二癖ありそうな怪しい人物ばかり。
一番謎なのが浅田美代子さん演じる21歳新米ナースでしょうかねw
今回のドラマもそうとう振り回されそうな予感です。

21歳ナースな西垣(浅田)さん

とりあえず謎?な点を書き出してみました。

・医師らが翔太朗とアリサを会わせないようにしている感じがする
・全身怪我だらけの翔太朗に対し、アリサは包帯で隠している部分以外は傷一つない。本当に顔に怪我をしているのか?
・ナースコールを押すことに難色を示す患者たち
・どう見ても高齢な21歳新米ナース
・ドラレコがOFFになっていた
・連続殺人事件では主に右側の部位がもちさられている
(と、刑事は言っているが調書の写真では左側だったりと矛盾がある)
・ナースステーションにある患者の部屋番号と実際の部屋番号が一致していない
・滝中さんは嘘をついていた?
・アリサに会いに行った翔太朗を殴って病室に連れ戻したのは誰なのか?
・滝中の遺体を同室の面々に気づかれずに、どうやってベッド下にいれたのか。また滝中が翔太朗のスマホを手にしていたのはなぜなのか?

と言い出せばキリがないくらい謎だらけなのですが、これ全部回収されるんでしょうかね?
・・・されないんだろうなー。秋元ドラマだし(察し)

◆21歳新米ナース西垣さん

殺害後、体の一部をもちさられるという連続殺人事件がドラマに関わっている?ことから
「西垣さんはそれらを使って作られた人造人間なのでは?」とか
「実験により体が老化してしまった本物の21歳なのでは?」とか
「病気により年齢に比べ体の老化が早い本物の21歳のでは?」等の考察がすでにたくさん出ていてどれもすごく面白いし、私的には実験により体が老化してしまった説を推したい気持ちはあるのですが・・・

秋元さんのドラマということを考慮して、ドラマの内容とは全く関係のないミスリードなのかな~と今のところは考えています。
最終回辺りで「冗談のつもりだったのに皆さん結構信じてくださっているので嘘だって言えなくなっちゃって~」とか笑いながら告白されそうな気がします(^^;)
もしくは本物の21歳ナースは別にいて、何らかの事情で出てこられない為にその人のお母さんが嘘をついて身代わりをしているという線もありそうかな?とも。
アリサ演じる福本莉子ちゃんが21歳という点が何かひっかかるんですよね~。関係あるのかな?


◆滝中さんは嘘をついていた?

本人が入院歴3か月と言っているし、ドラマ内のテロップにもそう書かれていました。
でもベッドに書かれている入院の日付は6月28日
翔太朗の入院日が7月9日なので2週間弱しかたっていないことになります。
果たして滝中が嘘をついているのかそれともドラマ制作班によるミスリードなのか?
今はまだ判断が難しいところですね。

しかし1話ラストの辺りでベッキー演じる山根看護師が
「滝中さんの言っていることは実際と少し違うところがありますね」
というようなセリフを言っていました。

となるとなんらかの嘘があったのは事実。
私はこの嘘というのは滝中さんの奥さんのことではないかと思っています。
滝中さん曰く「奥さんは自分が働けない分コンビニのパートで家計を支えてくれている」とのことですが、本当に3か月も入院しているのだとしたらその間に一度もお見舞いに来ないというのはさすがに不自然です。
滝中さんは薬指に指輪をしているので結婚していることは事実だと思います。
ですがもうひとつ。首からも指輪のようなものをぶら下げているんですよね・・・

左手に指輪、そして胸にリング付きネックレス

ここから予想するに、もしや奥さんはすでに亡くなっているのでは?
それも何かしら不自然な亡くなり方をしていて、その死因がこの病院に関係しているのでは?と考えた滝中さんが、それを調べるために病院に潜入していたのでないかと考えています。翔太朗に付き添って女性病棟に行ったのも、病院内で何かを調べる為のカムフラージュとしてちょうどいいと考え利用したのではないでしょうか?


◆夢かうつつか幻か?

実はドラマを見て一番最初に思ったのが
「もしかしてここは精神病院なのでは?」でした。

他作品のネタバレになってしまうのですが、レオナルド・ディカプリオ主演映画で「シャッターアイランド」という作品があります。

とある刑務所を訪れた刑事が不可思議な現象に巻き込まれた末に真実にたどり着くのですが、実はそこは刑務所ではなく精神病院で、主人公は刑事ではなく精神病院の患者だった。
そこで起きた不可思議な現象はすべて自分の作り上げた幻覚であり、周りの人間はそれに合わせて演技をしてくれていただけであった。
過去の罪や悲しみから逃れるために何度も何度も現実逃避で別の自分を作り上げては真実を思い出すたびにまた別の自分を繰り返していた。というような内容でした。

1話冒頭にて翔太朗の見ていたスマホのメモ画面の端がかすみがかってぼやけている、また入院直後「頭にもやがかかっているような感じで」というセリフがでてきたこと、また翔太朗の職業が脚本家という設定から考えて、翔太朗も実は精神病院の患者で、過去の罪や悲しみから逃れるために自分の中で現実とは別のドラマを作り上げているのではないか?

不自然にぼやけているスマホ画面


そうであれば病院内での不可解な、つじつまの合わない現象もすべて納得がいくんですよね。すべては幻覚なのですから。

そして実は本物のアリサは冒頭の事故ですでに亡くなっていて、一人生き残ってしまい、その悲しみを受け止められない翔太朗が別の人間をアリサに見立てて今度こそ一緒に死のうと起こした事故が今回の事故であり、今女性病棟にいるアリサこそが本物の21歳新米ナースなのでは?


・・・と思ったのですが。
2話予告で普通にアリサが翔太朗の心配をしているシーンがあったのでこの考察はないかな?と却下しました(笑)

あともう一つ考えたのがホラーな世界設定で、実はもうみんなすでに死んでいて、あの病院は生と死のはざまの世界。三途の川の手前。
2人で一緒にその川を渡るためにアリサを探してその世界を翔太朗はループしている。
入院患者たちは同じように何かしらの未練を持っている者たちで、未練を断ち切った者がこの世界から抜け出せる(現実で死んだときの姿に戻る=死亡)

・・・というのもアリかな?と思ったのですが、公式では
「史上最恐ミステリー&ノンストップラブサスペンス」
と書かれているんですよね。「ホラー」ではなく。

なのでやはり現実の人間が起こしている事件であるという風に考えるのが正解なのかな?
それがたとえ現実ではありえない殺され方をしていたとしても!
それが秋元ドラマなので!!(悟り)


というわけで次回からは人間犯人説で考察を進めていきたいと思います。


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