【世の中の話⑪】認知症とファッション

日本の国力がどんどん低下しているのは、誰もが実感しているのではないかと思います。

今回のコロナ禍での政府対応の評価は国際的にも低く、実際に給付金やマスク支給などの救済策は規模もさることながら、そのスピードの遅さにあきれる状態です。先進国であるにもかかわらず社会システム自体が非効率的であることがハッキリとしたと言えるでしょう。

そんな中、日本のGDPは世界第3位だの、民度は高いだの、ものづくり国家だのetc・・・といった自国自慢の裏側には、とんでもない現実が待ち受けています。しかし、それに目をそらして向き合うことなく日々生活している人がほとんどではないでしょうか。私自身も正直厳しい現実は見たくないという気持ちが本音のところです。

そうは言っても直面することになるであろう世の中において生活していかなければなりません。そこで今回はちょっと難しいと思いつつも国の問題を取り上げてみました。

やはり最も深刻なのは、少子高齢化による人口減少、経済の衰退、国力の低下です。

もう当たり前過ぎて最近話題にものぼりません。でも我々の生活がなかなか豊かにならないのは、常に不安がつきまとっているのは、たどっていくとこの問題に行き着きます。1人当たりのGDPが26位に甘んじているのは生産効率ではなく、働ける人が減っていることなのです。

そもそも、なんで多くのエリートと呼ばれる政府、官僚の集団がこの問題を解決する政策を実施しなかったのか個人的には不思議に思っています。素人考えですが、分かっていてあえて取り組まなかったのではないかと疑ってしまうほどです。

一部の知識人によると、日本は、明治維新からより外国からの圧力や統制をうけており、日本人DNAを持つ人種を地球上から減らすことを優生学的行ってきているとの論調もあります。実際に明治維新は学校で習っているものとは全く違い、山口や鹿児島の田布施地区という朝鮮部落の人達が外国の支援をうけて、日本の政治を奪って今日に至ったという話が表面化しています。もちろん今の首相も元をたどれば田布施地区の出身の血筋です。

今現在の日本は、人口において65才以上の高齢者が約30%です。そして2025年には、そのうちの約20%つまり5人に1人が認知症患者であろうと予想されています。年金制度が崩れ生活が困窮する上、認知症の高齢者をケアする社会環境すら不安定となっていくことは恐ろしいことだと思います。

日本が陥った逆三角形の人口分布は、資本主義の社会システムを成り立たせるにはあまりにも無理があることは子ども心で考えてみれば当たり前です。

今の40代、50代の老後は過酷なものになるでしょう。残念ながら支払ってきた年金を受給することが年々困難になっていことは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

また、自分自身が認知症になる確率が20%あるということを認識する必要があります。その場合どのように生活していくべきか改めて考えて準備しておくことに越したことはないでしょう。もちろん、20代、30代の人は、自分の両親とどのように関わって行くのか多少なりとも考えておく必要があると思います。

では、具体的になにをすればいいのか?

健康寿命の維持と認知症防止、サバイバル時代の生き残りにおいて個人的にオススメの対処法があります。

1.インスタント食品やコンビニ弁当やスーパーの弁当などの添加物を極力取らない。

2.毎日、太陽を浴び体操やウォーキングで体を動かす。アウトドアな趣味を楽しむ。

そして、ややこじつけの感は否めませんが、

私の専門であるファッションがそこに関与するべきものだととっても思っています。

高齢であっても健康に生活している人の特長として、人との関わりが多く社会性があり、身だしなみがきちんとしていることだと言われています。

お洒落であること、ファッショナブルであることは単に服道楽という枠を超えて、介護予防や認知症予防につながる大切な事だと思います。

多くの人がファッションを通じて幸福感を得ることができる、そんなビジネスができるよう試行錯誤する毎日です。

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