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#5 あぶくま鍾乳洞に行った話

先日、図書館でなんとなく借りた本が娘たちにドハマりしたのです。その名も「オレはどうくつ探検家(吉田勝次)という本。

洞窟探検家?…そんな職業あったんだというレベルで、吉田さんのことも全然知らずに手に取ったんだけど。オール写真の絵本で、写真も多分吉田さんが自撮り棒を使って撮っているだろうというのがほとんど。文章も吉田さんの語り口調で、ワイルドな探検家と一緒に洞窟に入っているような感覚。

洞窟の中ではおしっこやうんちも全部持ち帰るとか、時には水の中をダイビングで潜って進んだり、ゴムボートで進まなければいけない道もあったりするけれど、頑張って頑張って狭く暗い道を行った先には素晴らしい景色と出会えるとか、自然と共存しながら探検する心得、探検の醍醐味が伝わってくる。

これを毎日のように寝る前に読んだ娘たちは、当たり前だけど「今度洞窟に探検に行ってみたい!」と言うようになった。私も”本物”の鍾乳石を見せたいという気持ちが強くなる。


というわけで、出かけました。福島県田村市にある「あぶくま洞」という鍾乳洞へ!!!!あぶくま洞は種類と数の多さでは東洋一と言われる鍾乳石を持つのです。

入場料は大人1200円、小学生600円。そこに「探検コース」というルートを行く場合には300円/人を追加で払う。探検コースは一般コースの途中で分岐になっていて、一般コースよりも道が狭かったり、天井が狭かったり、足場の悪いところを行くコース。(探検コース部分が終わったら再度一般コースと合流する) もちろん、我が家は探検コースを選択!


さて、鍾乳洞に入るとひんやりした空気が心地よい。が、狭い空間でちょっと恐怖を感じだりする。
コースを進んで行くと、さまざまな樹氷や鍾乳石。すごい迫力!!!!

これ、東日本大震災の時にここにいた人たちって、大丈夫だったのかなとか考えたり。この狭い空間で地震きたらパニックじゃん…。


別料金を支払った「探検コース」も、スリル満点でよかった!大人がしゃがんですれすれのところを通ったり、鍾乳石の石と石の細い隙間を通ったり(これ、巨漢の人は絶対挟まるよ…)、急すぎる階段(ほぼはしごw)を登ったり。娘たちは大喜び。ぐんぐん進む。というか、大人はギリギリだけど、子どもにとってはちょうど背丈くらいだから余裕なんだろうw



あぶくま洞、綺麗で壮大な鍾乳石をたくさん見てすごく良い体験になった!娘たちがわかっているのかわからないけど、鍾乳石のでき方、石灰石の話などできたのもよかった。(今はふぅーんって感じでも、授業で習った時や別の知識と結びついた時に、あの言ってたのはこーゆーことなのか!と思ってくれたら…と種まき程度に)結構遠かったけど来て良かったって思ったのでした。


子供たちはもっと探検したいと言うので、次はお隣の「入水鍾乳洞」に行こうと計画中。こっちは観光ではなく、わりとガチのケイビング。
A・Bコース選べるんだけど、Bコースは真っ暗な洞窟の中をヘッドライト(またはろうそく)の明かりのみで進んでいかなきゃいけないという。でもって、足元は常時水の中なので、足の感覚が死ぬし、全身ずぶ濡れになるからスマホNG &着替え必須。(行った人のブログとか読むと壮絶!ってなる)
ちょっとガチすぎて、次女が高学年くらいになってからの方がいいかなとも思ったりする。。


そんな感じで、娘たちの洞窟探検はまだ続きそうです。
魅力たっぷり吉田勝次さんの本も、よかったら手に取って見てください。


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