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#28 これが9歳の壁?小3で勉強の仕方を考えなきゃいけないかもなってはなし

小3長女、今年から学校で理科と社会の授業がはじまりました。

1学期の前半は、住んでいる市町村について調べよう!町を探検しよう!みんなでモンシロチョウを育てよう!みたいな「生活」の延長みたいなゆるい感じだったけど、夏休み前からカラーテストがあったりして、しっかりと「教科」になってきています。

1〜2年生の国語・算数のテストは、ケアレスミスで1〜2問間違いの95・90点をとることはあっても、ほとんどは100点だったので、学校のカラーテストは「基礎」だからとそこまで重要視してきませんでした。

それでも周囲の子とは差が出てくるみたいで「○○ちゃんは40点だった」「△△くん30点だったって」とわりと赤点組が出てくるようになっていました。2年生の算数も結構難しいし、漢字もきちんと復習しないと書けない内容だからそれは当然といえば当然。(でもまぁ、このへんで赤点とる組は親も子どもの成績に関心ないタイプ。宿題もしてこない、提出物出さないとかの子たち)


我が家は、算数は軽めに先取り(計算系)していて、他は授業を聞いて理解してって感じ。なんでもかんでも先取りしちゃうと「その場で先生の話を聞いて理解する」という能力が育たないかなと思って。そうなると先取りしてない塾の授業とか中学校以降で“座ってるだけ”になっちゃう危険があるなと思ってガチガチの予習や先取りはさせない方針。復習も学校の宿題プリント頼み。あとは本人に任せている(⇦任せたらやらないんだけどw)
漢字は先取りして3年生の時点で6年生の漢字まで「読み」だけはできるようになってるけど「書き」は授業で覚えてって感じで。とりあえず読みができれば高学年向けの本が読めるから知識の幅が広がるかなと、読みの先取りだけはやらせたのです。
理科と社会は特に問題集とか家ではやらず、勉強系の漫画とか普段の読書で知識を入れておくくらいで、あとは授業で理解してスタイル。幼児教室で購入させられた理科ソング・社会ソングのCDを車の中でかけていて、一通りの理科社会の単語はそこで耳馴染みがあるっぽいからまぁ大丈夫かな?と思っていました。



さて、学校の授業や学習内容は3年生になってみてどうか?と。

算数は特に変わらず。足し算引き算の桁が2桁→3桁になったとか、今まで割り切れたのがあまりのある割り算になったとか2年生の延長な感じ。どちらかというと、かさの単位変換があったり、ゼロからかけ算や割り算を覚える2年生の時の方が難しかった。しかも国語と算数は毎日授業あるから進度も速いし。3年生になって理科社会やるようになったら、国語算数の授業数が減って進度は少しゆるやかになった。

国語は漢字でのミスが多くなった。見てわかるのと、実際に書けるのとが乖離するようになってきた。送り仮名も例外パターンみたいなのが増えたりでちょくちょく間違うように。漢字3年目ということで習得しているであろう漢字の量が増えて、熟語の幅も広がってくる。「授業でみんなで5回書いたら覚えられる!」みたいなやり方も限界なのかもな。。

社会・理科も「覚えるべきこと」をテストで間違うように。授業だけだと日常生活であまり使わない単語(子葉とか)の定着率が悪い。ここでもまた漢字を間違うこと多々。テスト見てると「表や図を見て、聞かれていることを正確に答える力」や「問題や答えの選択肢の日本語をきちんと理解できる力」が求められているなと思う。


時代は違えど私も小学生の時、2年生までは100点しかとらない子だった。学習塾にも公文やそろばんにも行かず、幼稚園も年長だけの1年保育で、特に勉強らしい勉強もしてこなかったけど2年生まではクラスのトップ集団にいたのを覚えている。
それが3年生になって、90点や80点がちらほらでてくるようになり(このあたりで進研ゼミをはじめたが、はりきってやっていたのは最初の数ヶ月のみw)そのままズルズルとわからないことが雪だるま状にふくらんでいき4年生の1学期には完全に落ちこぼれ組になっていた。

でも本人としては「わからないことがわからない」「わかってないことをわかってない」という状態なのでそこまで危機感もなく。勉強の仕方もわからないから対処のしようがない。多分、今落ちこぼれている小学生の大半がそんな感じだと思う!!!

4年生の1学期の通知表を見た父親が驚愕して、そこからパパ塾をスタートさせて、4年生の3学期にはなんとか持ち直した。。でもその半年は父親つきっきりで勉強させられた記憶がある。何度も泣いた。

4年生の3学期の通知表(5段階評価)を担任の先生からもらった時に言われた言葉を今でも覚えてる。「通知表の数字としては3から4になってるだけだど、1学期の3は限りなく2に近い3で、3学期の4は5に近い4になってる。(3学期だけじゃなく”学年”での評価なので5はつけられなかったっぽい)4年生でここまで挽回できることはなかなかない。頑張りましたね!」と。


なので、やはり小学生のターニングポイントは3年生・4年生だと思ってる。2年生まではなんとかやってた子たちが、3年生・4年生でどんどんふるいにかけられていく感じ。そして家庭学習も、2年生までの勉強方法とはちょっと変えて行かなきゃいけない気がしている。


4年生から中学受験のための塾の勉強がスタートする予定だから、そこまでに何をしなきゃいけないかってことばっかり気になるけど、4年生とか5年生の先取りをしといた方がいいかなとか応用問題が解けるようにするためには…みたいなことばかり考えたりするけど。
学校の勉強はやっぱりめっちゃ大事で、学校のテストで満点をとるということが学力のベースになるので(中学受験する子にとってはカラーテスト100点って当たり前なのかなー?でも1問のミスもなく、正確に問題を読んで、正確に計算して、正確に答えるってなかなか難しいよ…)学校の進度に合わせて、カラーテストできちんと点数が取れるような勉強の仕方を考えないといけないなーと思いました。


9歳の壁のひとつと言われる《自分を客観的に見れるようになることで他者との比較ができるようになり「自分はあの子よりできない」と自己肯定感が失われやすく、自信を失いやすい時期なので注意が必要》という部分も、学校での勉強をきちんと習得してテストで点数が取れるようにすることで回避できる方法のひとつになるかなと。学校とか教室って大人にとっては狭いコミュニティだけど、子どもにとっては世界の全てといって過言ではないものね。

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