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『余命10年』

昨日、新しい映画が公開されました。
こんにちは!くつばこ+のせんです。あっという間に3月ですね。2月は飛ぶように過ぎましたが、きっと3月も同じなんだろうな…と思う日々です。

☆この作品について

小松菜奈さん、坂口健太郎さんがW主演の映画、『余命10年』
この作品は、小坂流加さんの小説『余命10年』が映画化されたものです。子どものころから小説を書くことが好きだった小坂さんは、大学卒業後に難病を発症しながらも執筆活動を続けて、この作品がデビュー作だそうです。2017年に書き上げて病状が悪化し、文庫化されたこの本を手に取る前に亡くなっています。

自らの余命を知って、淡々と生きている茉莉(まつり)
生きることに迷い、居場所を失った和人(かずと)
同窓会で再開した2人はお互いにとってかけがえのない存在に。
思い出の数が増えるたびに、失われていく残された時間。
「君と出会って、この世が愛おしくなった」
                      公式サイトから抜粋

☆10年って長いけど短い

せんはこの作品を、数年前に本屋さんで見つけました。ずっと読もうと思っていたものの読めずにいたら、今回映画化ということで、映画を先に見ようか原作を先に読もうか迷い中です。

「余命10年です」もしこう言われたら、みなさん明日からどう生きますか?10年後の自分の姿は想像つかないくらい先のことだけれど、「あと10年で、やり残したことがないように生きてください」と言われたら、何から始めたらいいかわからないですよね。ただ今までの日々と同じように淡々と過ごすにはとても長い時間だし、自分がこの先やりたいと思っていたこと・経験するだろうと思っていたことを、全部詰め込もうと思ったら到底足りない。
あと残り10年の人生だったら、仕事を頑張るにも、誰かと結婚して子どもを育てるにも、「まだまだここから!」というところで切られてしまいそう、せんはそんな長さに感じました。

☆最期の日はわからない

余命宣告をされた人も、されていない人も、当たり前ですが最期の日はわかりません。明日かもしれないし、1週間後かもしれないし、何年も先かもしれない。突然その日を向かえるのかもしれないし、ある時そろそろかなって思うのかもしれない。とにかくわからないわけです。
ところで、マハトマ・ガンジーが残した言葉の中に、こんな言葉があります。

Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.
明日死ぬかのように生きろ 永遠に生きるかのように学べ

明日人生が終わっても後悔がないように、今日を生きる。今日学んだことが活きる日が、いつか来ることを信じて学び続ける。これが理想の姿勢なんだろうなとは思いますが、これってとっても難しいんですよね。今、今日、自分ができる最大限のことを積み重ねていくのが精一杯だなと思ったりします。(これも難しいのですが‥)
せめて、「今日は自分にとって必要な1日だった」と思えるように、毎日を過ごせたらなと思います。

今日は映画の紹介noteでした。まだ公開されたばかりなので、多くの劇場・時間帯でやっていると思います。(バリアフリー上映・日本語字幕の上映もあるみたいです)よかったら見てみてください。
(せんは紹介ばっかりして、見てきた感想noteを出していませんね…。いつか『そして、バトンは渡された』と『Codaあいのうた』を見た感想を共有できたらと思います。)



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