#535 上司が変わったら、やること
上司が変わったら部下も変わらなければならない?そんな時代じゃないよ、かもしれないけれど、思ったことを、メモ。
1、上司は選べない、というけれど。。
ザ中間管理職です。
新たに自分が管理職になったとき、ということはかなり以前に投稿しました。
今回は、上司が変わったときやった方がいいこと、というテーマです。
本当は上記投稿のようにその上司が説明会を開いてくれるのが良いのですが、そんな上司ばかりではないでしょう。
ではどうするか?
「上司は選べないから、部下としてやることって言ってもなぁ。様子見て合わせるしかないよ」という考えもあるでしょうし、「そもそも上司風吹かしてくるような上司はいないし、そうだったら社内ハラスメント窓口に通報しちゃう」という考えもあるでしょう。
ただ、探り探り動くというのもなんか面倒ですし、時間がかかります。通報しちゃう、というのもよっぽどわかりやすい事実がないとなんの意味もありません。
こういう言い方はなんですが、私は上司も貴重な「リソース」と考えています。
そうです。仕事を進める上で使える「資源」の一つだ、と捉えているのです。
となると、その「資源」の特徴を早く把握して、いかに自分の仕事を進めるのに活用するか、を考え、実践していくことになります。
部下も選べないけど貴重な「リソース」であり、そのメンバーの特性に合わせて活躍してもらうのと同じです。
2、上司の前にまず自分を知る
まず自分?
はい、まず自分です。
簡単にいえば、上司と自分、それぞれの得意不得意があると思います。それぞれ補完し合える関係になれば最高です。
となると、まずは自分が得意な部分はどこで、不得意、あるいは不足している部分はどこなのか、を把握しておくことが重要です。
ですから、まずは自分を知る、ということです。
具体的には、
などを把握することです。
このように、自分を知った上で、上司のタイプを知れば、
といったことが分かります。
上司と合わないなぁ、という場合、自分が思っているポイントと違うところで擦りあってない、ということがあるものです。そしてそれは自分のことがきちんと理解出来ていないで上司の見えるところだけ見てそう思ってしまっている、つまり、ポイントがズレている、ということが意外とあったりします。
そこがズレてるといくら上司に合わせようと思っても効果ない、ですよね?
3、で、どうするの?
その上で上司のタイプを分析するためにどんどん攻めます。
攻めるというのは、頻繁に質問や相談をすることです。
机を並べている課長や部長ぐらいまではそれで良いのですが、個室を持つような役員が相手の場合には、定期的に1on1の設定をお願いします。
これは、着任早々にお願いすると、向こうも状況を知りたい、というニーズがありますから、あっさりOKとなるでしょう。
これが、しばらくしてから申し出ると、なんかあった?とかになりますから、早めが良いでしょう。
そうすると、
などが分かってきます。
そういったことは早く知りたいですよね?
その上で、すでに分析した自分のそれと照らし合わせて、自分が得意なところで仕事で認めてもらいつつ、自分の苦手な分野では上司の得意なところでは上司を「リソース」として活用して仕事を進めれば良いのです。
4、まとめ
いかがでしたでしょうか?
新しい上司が来たらその「リソース」もうまく活用して仕事をやりやすくしちゃいましょう、そのためにはまず自分のことを知り、その上で上司を知る、のが大事、という話でした。
そんなうまくいくかい、という反応もあろうかと思いますが、ただ時間をかけ、徐々に擦り合わせていく方がよっぽど神経をすり減らす気がします。
それに上司だってこのチームでうまくいくこと、という点では同じ方向を向いています。本来は上司からそのギャップを埋めるべきだとは思いますが、別に部下から埋めに行っても構わないでしょう。
「今度の上司は何も分かってないよ」という愚痴をこぼすぐらいなら、なおのこと、こちらから攻めていって「ボス・マネジメント」しちゃいましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
いつもながら個人的なメモですが、どこか参考になるところがあれば嬉しいです。
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