@とりあえず流れてみる。

わたしの転職は現在6回。

某大手企業7年>フリーター(アルバイト)2年>

美容関係>食品関係>小売業7年>コスメ>

現在の会社。と流れに流れてきた。

最近やっと、目標としていた職種が生業になりつつある。

学生時代、仲間はずれが多々あった人間なので

社会に出た時、見事にコミュ障になっていた。

自分では気づいてなかったというか、

気づかないふりをしていたのか。

それは今でも尾を引いていて、自身のなさや謙虚さが

自身を貧乏にしているのではないかと

最近フリーランスの仕事をしている時に気付いた。

最初の会社は高卒のわりに、単純作業の仕事のわりに、

給与がよかった。でも辞めた。

その会社に自身の明るい未来が、全く見えなかったからだ。

自己表現というと薄っぺらいが、若かったから尖っていたのか。

何かしたかった。でも13年経った今でも

いまだにわたしは何を表現したいのかわからない。

目標としていた職種にはつけたが、表現とは違う。

絵描きが絵を描きたい、創作をしたいなどという

天才的感情が私には皆無だ。

こんな人間は山のようにいるが、私は会社を辞めた。

なんとなく興味のある専門学校を受講し、転職活動をした。

退職時は就職氷河期の後期、専門学校で学んではいたが、

実務経験のない私は壊滅的だった。

仕事のあてがなく、絶望しかなかったがなぜか私は楽観的だった。

仲間はずれにはあっていたが、

きっと私は根暗の皮を被った、根明なのだ。

いじめられてはなかった、仲間はずれにあっただけなのだ。

ちなみに高校の友達は0人。辛かったけど、悲しくはなかった。

(結果、天邪鬼な大人に現在なってしまったが。)

私のスタンダードと違うから仲間はずれを行う人たちと

同じフィールドに立ちたいなど、全く思わなかった。

むしろ違うステージにいたかった。

フリーター時代、心から無理だと思っていた接客業にトライしたのは

今思うと、根明だったからなのかもしれない。

くすぶっている自分が嫌いで、変わりたくて接客業をこなした。

早く正社員に就職したくて、やりたくないアルバイトを

わざわざ選択したりもした。

できることはもっとたくさんある、屈辱の極みだった。

私は色々の経験をする中で

人と出会い、人との付き合い方を学び、人に支えられてきた。

人に傷つけられてもきたが、それでも人を信じるバカなのだ。

よく「人の意見に流されない!」などと聞くが、

私は何年か前から、「人の意見に流されてみる」「流れに乗る」

という考えにシフトしている。

それは自身の社会的立場が底辺に片足着いた時期に訪れた。

収入は底辺だったけど、自己の固定観念を捨て、

人の意見を受け入れ始めた頃、私の心は頂点だった。

貯金が底を着いた危機感、稼ごう、働こうと決めた。

この心の楽しい流れを生かしたら、人の考えを汲んだら、

人のために生きたらどうなるかも、見てみたかった。

 

現在の私は、最初の会社よりも年収が低く、

金銭的にはもっと稼がないととても辛い生活ではあるが

多くの人と繋がり、話すことで心の支えを作ることができ

なんとか生きている。

心が強い方ではないが(過去に心の疾患経験あり)

あの時、最初の会社を辞めなければ、

私はもっと深い闇に落ちていたのかもしれない。

あの時、会社を辞めた自分、人の波乗りを始めた自分、

いいぞって思う。


あとはもう一つの心の支え、パートナーを見つけるだけ。

ここが一番難しい。

こじらせなのか、自分ではそこがわからないのだ。



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