皆さんこんにちは。

今回は、タイトルにもある通り、浮気の境界線とパートナーと揉めない秘訣についてお話したいと思います。

突然ですが皆さんは、何処からが浮気だと思っていますか？

中には「身体の関係を持ったら浮気だ！」という方もいらっしゃるでしょうし「異性と業務連絡以外の連絡をとったらもう浮気でしょ？」という方もいらっしゃるかもしれません。

ちなみに私は、プライベートで身体の関係を持つ、またはそういう欲求があれば浮気だと思っています。風俗は許します。むしろ私も行きたいです（？）

私の友人の中には、自分が知っていて、且つ信頼している相手なら何をしても構わないという人もいました（極論チューまでなら許すらしい）。

こんな風に、浮気の境界線は多種多様。人それぞれ好きなものや苦手なものが違うように＂されたら嫌なこと＂も違うのです。

それを大前提として、ここからは「男は浮気をする生き物だ」というよく聞くフレーズについて、お話していきたいと思います。

結論から言うと、私はそんなことはないと思っています。私の考えは「男も女も人間皆、浮気をするし、浮気をしない」ということです。どういうことかというと、ようは考え方の問題。

例えば、ケース①。

異性と連絡を取るだけで浮気だと思うＡちゃんと、身体の関係を持ったら浮気だと思うＢくんがお付き合いをしているとします。ある日、Ｂくんが異性とお食事に行きました。これは浮気になるでしょうか？

答えは、浮気だし浮気じゃない。当然、連絡以上のことをしているのだから、Ａちゃんからすれば浮気になります。ですが、Ｂくんからすれば、身体の関係を持っていないのだから、浮気じゃないのです。

続いて、ケース②。

Ａちゃんと別れてしまったＢくんが、同じ価値観を持ったＣちゃんと付き合い始めました。Ｂくんはまた、異性とお食事に行ってしまいました。これは浮気になるでしょうか？

答えはノー。ＢくんもＣちゃんも、浮気に関しての価値観が同じ。つまり身体の関係を持っていないのだから、お互いが浮気だと思わないのです。

しかし、このお食事でＢくんがお酒の勢いで身体の関係を持ってしまった！なんてことがあれば、それは浮気です。ぶん殴りましょう（口が悪い）。

このように人それぞれの価値観、境界線の違いで、浮気の定義が変わってくるのです。先程私が申し上げた、「男も女も人間皆、浮気をするし、浮気をしない」というのは、こういう考えからきています。

ある人から見ると浮気でも、ある人から見れば浮気ではない。こういう事情がカップル内で発生することが、揉めてしまう原因なのだと思っています。

そしてこれは、所謂「軽い・重い」問題にも繋がります。ケース①のＡちゃんの怒りをＢくんにぶつけてしまうと、Ｂくんからすれば「なんで食事しただけで怒ってんの？重くない？」となってしまいます。

反対に、ＡちゃんがＢくんの気を引こうと、異性とお食事に行ったとしても、Ｂくんには響かないのでＡちゃんからすれば「なんでヤキモチ妬いてくれないの！？軽くない！？私のこと好きじゃないの！？」となるわけです。メンヘラ地雷女の完成ですね（誇張がすごい）。

Ａちゃんが、Ｂくんにいくら怒りをぶつけても、Ｂくんは何が悪いのかがわからない。それは価値観の違いであって、決してＢくんが悪いわけではありません。そして、Ａちゃんもまた、決して悪いわけではない。

嫌いな食べ物を「これが食べられないなんて人生半分損してるよ〜」などと言われても、嫌いなものは嫌いなのと同じく、されたら嫌なことは嫌なのです。

大事なのは、お互いがお互いの価値観をどれだけ理解して、どれだけ尊重し合えるか。Ａちゃんは、Ｂくんが異性とお食事に行くくらい浮気じゃないと思っていることを理解し、信頼してあげれば良かったし、Ｂくんは、Ａちゃんが嫌がることを極力しないように努力してあげれば良かった。

しかし、この一見当たり前のように思う行動や思想は、時にとても難しい。それは何故か。二人の関係の中には＂好き＂という感情が在るからです。

「恋は盲目」という言葉があるように、こうしてnoteを読んでいて納得したり、友人の相談に乗ってアドバイスが出来たとしても、いざ自分が同じ立場になると上手く立ち回れないものです。

好きだから。友人にされても、家族にされても、許せるような事情でも、好きな人にされると傷つくし悲しい。Ａちゃんは、Ｂくんに悲しいって分かってほしかったし、Ｂくんは、Ａちゃんに信頼してほしかった。

好きだからこそ、すれ違うし、好きだからこそ、価値観の違いを目の当たりにした時にとても悲しいのです。

私が思う、揉めない秘訣は二つ。

一つ目は、お互いの価値観を提示し、ルール決めをしてから付き合うこと。

「これが嫌、あれが嫌、こういうことは理解してほしい」など、自分の考えを包み隠さず話すこと。そして、お互いを尊重し、お互いが納得するルール決めをすること。

例えば「異性と業務連絡以外の連絡は極力とらないようにするけど、付き合いもあるからゼロにすることは無理だと理解してほしい」とのＢくんの申し出に納得したＡちゃんが、「連絡のことは何も言わないけど、異性とお食事に行くのは嫌だからやめてほしい」と申し出ます。それにＢくんも納得します。

このようなルール決めが付き合い始めに行われていたとしたら、ケース①は浮気か浮気じゃないかの問題ではなく、Ｂくんが単に約束を破ったということになり、Ｂくんが完全に悪となります。ぶん殴りましょう（二回目）。

もしも、やむを得ない事情があったのだとしたら、Ａちゃんに事前に説明し、許可を取るという行動がＢくんにあればまた変わっていたのかもしれませんね。

私も、ガールズバー時代に「私は仕事柄どうしても異性と絡むことになるし、時間帯の違いもあるから連絡が取れないことも多いかもしれないけど、やましいことは何も無いから信じてほしい」と話してからお付き合いをしたにもかかわらず、メンがヘラってしまった元彼が居ました。

私は若かったのもあり、その時点で別れてしまいましたが、人は生きていくうちに色んなことに刺激を受け、考え方や価値観なんて日々変わっていくものです。

納得したように思ってても、時間が経つとやっぱり嫌だと再認識してしまうこともあると思います。じゃあ意味ないじゃん！と思いましたよね。そうじゃないんです。

その度に話し合うのです。なんで怒っているのか？なにが悪かったのか？なんで分かってくれないのか？そんなことを考えているうちは、相手のことを尊重したり理解することは出来ません。

嫌だと思ったら話すこと。怒るかもしれないなと思っているなら事前に話すこと。価値観が変わってきたな、お互いの考えがズレてきたなと思ったら、その都度調整しなおすこと。

私は、ガールズバー時代のその彼のことを突き放してしまったことを未だに申し訳なく思っています。しっかり説明し、再び理解を得る努力が出来なかったのは、紛れもなく自分なのです。

そして、私が思う、揉めない秘訣二つ目は、最初から同じ価値観の人を探すこと。もうこれが一番早いかもしれません。

例えば、かなり極端な話をすると、可愛いアイドルが好きなＤくんと、「芸能人でも異性に鼻の下を伸ばした時点で浮気でしょ！」と思うＥちゃんが付き合うと喧嘩になりますが、ジャニーズが好きなＦちゃんと付き合うと、それは平和だと思いませんか？

お互い推しに時間が使えるし、推しを語り合うという趣味友としても分かり合えるので、とても良い関係が築けそうですよね。

また、自分以外の男と絶対に連絡を取らないでほしいＧくんと、同じく自分以外の女と絶対に連絡を取らないでほしいＨちゃんが付き合うとどうでしょうか？傍から見るとすごい束縛カップルですが、それもそれぞれの形。素敵だと思います。

このように、はなっから同じような価値観を持っている人・同じ境界線の人とお付き合いをした時、果たしてその二人の中に浮気問題が発生するでしょうか？

お互いがそれが嫌だ（もしくは良い）と思っているのですから、相手の価値観を理解することも容易ですし、無理がないですよね。

かといって、先程もお話しましたが、人は生きていくうちに考え方や価値観が変化していく生き物です。どのようなカップルにも寄り添う心や話し合う機会は必須だと思っています。

私は22歳上の彼が居て、浮気に対する価値観がほとんど同じです。序盤にお話したように、プライベートで身体の関係を持てば浮気だと、お互いが思っています。

ですが、異性が関わることなら一度確認や報告をいれ合うようにしています。

例えば「仕事終わりに先輩たち何人かとご飯行くことになったんだけど、行ってきてもいい？」とか、「ちょっと後輩が悩んでるみたいだから電話で話聞くね」とか、「接待で今からキャバクラに行くことになった」とか。

え！なにそれ面倒臭い！と、この程度のことが嫌だと思ったあなたは、無意識のうちにパートナーを不安にさせている危険性があることを自覚してくださいね。

ようは、相手を思いやる気持ちなのです。

相手を思いやり、理解し、受け入れ、寄り添う。それが出来ない（しようとしない）あなたは、もう一生自分とイチャイチャしておけ！と、私は思います。

さて、たくさんお話してきましたが、このあたりで今回のポイントをまとめてみましょう。

（１）: 浮気の境界線や
　　　  されたら嫌なことの価値観は人それぞれ違う。
（２）: 最初から＂違う＂ことを理解することが大事。
（３）: 揉めない秘訣は価値観を提示し話し合う、
　　　  ズレてきたらその都度調整しなおすこと。
（４）: または同じような価値観の人と
　　　  付き合うことで理解しやすい環境をつくる。
（５）: ＂揉める＂前に、＂話し合う＂こと。
（６）: 何より、相手を思いやること。

こんなところですかね。

いかがだったでしょうか？

今回は、浮気の境界線と揉めない秘訣について、私の考えをまとめてみました。例えがすごく多い回でしたね。私自身も、ＡからＨの登場人物が出てくるとは思いもせず書いていました（笑）。

そして、毎記事でお話していますが、今回ももちろん、私の個人的主観のものです。過度なクレームは受け付けておりません！！やめてくださいこわいです！！←

「私は（僕は）こういう方法でカップル円満を保っているよ！」などのご意見や、「今回の記事はこうだった」などのご感想があれば、是非コメントで教えてください⊂( *･ω･ )⊃

今回はここまでです。
最後まで読んでくださり有難うございました。

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