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人に教えるのが“一番”の勉強法

どうも!
大学生塾講師の川嶋です!

前に書いた記事で、最強の勉強法は「アクティブラーニングだ!」というものがあります。

よかったらご覧になってください!😄

「アクティブラーニング」には主に2つのポイントがあり、前の記事では『想起』というものについてお話しました。
今回は、もう一方の『再言語化』についてお話しようと思います。

◇『再言語化』

再言語化とは、難しいアイデアや用語を自分の言葉に置き換え勉強した内容の理解力を高めていくテクニックです。

再言語化には、3つのテクニックがあります。
1:自己解説
2:ティーチング・テクニック
3:イメージング

再言語化のテクニックは、僕自身も無自覚にやっていたこともあって成績が伸びたきっかけにもなりました。
皆さんにもぜひ実践していただきたいので1つずつしっかり説明していこうと思います。

今日は、1:自己解説についてです。

◇1:自己解説

自己解説のキーワードは、「WHY」と「HOW」です。
名探偵コナンで、コナンが推理する回想シーンのようなイメージです。
犯人が残していった証拠となるものを見て、「『なぜ』こんなものが落ちているんだろう。」「『どのように』して逃げたんだろう。」という自問自答を繰り返していくことです。

勉強でも同じように、学んだ内容について、自問自答を繰り返して理解を深めていくというのがこのテクニックのポイントです。
いったん基本的な学習を終えた後で、復習のために使うときに効果的な手法です。

もっとも一般的な「自己解説」のステップは次のようになります。

①学びたい内容のリストアップ
頭に入れたい内容を簡潔にリストアップします。
ex.「すぐやる人の習慣について」「やれない人の習慣について」

②「WHY」と「HOW」の質問
リストアップしたテーマについて、それぞれの「原因(WHY)」または「メカニズム(HOW)」に関する質問を自分に投げかけます。
「すぐやれない人が自分を動かせないのはどうしてなのか。(WHY)」
「すぐやる人はどのように自分を動かすのか。(HOW)」
などテーマによって質問の仕方をアレンジしてみてください!

③確認テスト
ステップ②で作った質問の答えを紙に書きだして、正しいか確認します。
このテクニックを「すぐやる人の習慣について」というテーマに使ってみましょう。
「すぐやる人ってどうやって自分を動かしてるんやっけ?(HOW)
たしか、自分を無理に動かそうとせずにラクに動くにはどうしよかかんがえてるらしいねん。
んじゃ、やれない人はなんでやれないんや?(WHY)
できひん自分を無理やり動かそうとして、余計できひんようになってしまってるんやで。
なるほど、人は無理に動こうとすると、逆に動けんようになるんか!」

このように、自分で作った質問に自分で答えていき、その間に新たな疑問が湧いたら、また別の質問を繋げます

◇「自己解説」で「もうわかった」を克服

自己解説の効果が高い理由は、「流暢性の罠」という心理を打ち砕いてくれるからです。
参考書や問題集の分からないところの答えを見た瞬間、すべてが分かったような気になった経験はないでしょうか。
答えを見て理解できるのは当たり前です。
実際はこの時点では知識は頭に入っていません。
私たちの脳には、解答を見てすぐに理解できた問題を完全に頭に入ったものととらえ、それ以上は学ばなくても大丈夫だと考えてしまうバイアスがかかりがちなのです。

自己解説は、この問題からあなたを守ります!
実際やってみると、どれだけ完全に理解したと思ったテーマでも、いざ解説を行うと自分で言葉にできないポイントが大量に見つかり、軽く落ち込んでしまいます。
その気づきが自分の理解度を示し復習や練習の重要性を思い出させてくれるはずです

定期的に「自己解説」を行い、知識のウィークポイントを補強しましょう!!

次回は、2:ティーチング・テクニックについてお話します!
お楽しみに!✨

では、また!👋

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