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【noteで学ぶ健康習慣の科学⑤-1:ヒトにも腸内細菌にも超有効。最強の食物繊維と名高い『イヌリン』を徹底的に調べてみた】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
『イヌリン』って聞いたことありますか?
 
 健康志向な人とか、栄養学の知識がある人とか、腸活に関心がある人とか、細菌学に見識のある人なら知らない人はいないであろう、有名な食物繊維の名前です。
 
 もちろんカエルは知っている。
 
 名前だけ……!\(^o^)/ムチモウマイ!
 

 そう、有名な『イヌリン』なんですけど、イヌリンに詳しい人ってどれくらいいるの?
 というくらい、名前や「イヌリンはいいぞ!」という評判だけ一人歩きしているイメージです。
 
(蛙・ω・)<これはいけない
 
 健康や栄養学や腸活や細菌学の知識を深めたい者として、何となく知ってる、は良くない。
「何となく知ってる」のと「8割くらいの知識はある」のでは大違い。
『効果』というモノは、知識の量でその効果値が変わるという研究結果もあるくらいなので、詳しく知らないのは勿体ない訳であります。

 
 
 てな訳で、今回から数回に分けて(情報が多いので)、最強の食物繊維と呼ばれる『イヌリン』について、学びを深めて行こうと思うしだいでございます。
 
 ご興味のある方は良かったら一緒について来ていただれば(o・ω・o)これ幸い。

 
 


■そもそも『イヌリン』て何よ?




Wikipediaより引用
 
イヌリンとは、
 
・植物によって作られる多糖類の一群
炭水化物の一種
・果糖の重合体(フルクタン)の一種
 
ヒトの消化器では分解不能
・大腸の腸内細菌叢によってはじめて代謝されるため、栄養成分表示では糖質ではなく食物繊維として扱われる

 





(蛙・ω・)<イヌリンは『糖類』で、『炭水化物』で、『ヒトの胃では消化されず』、『腸内細菌が食べる』もの。

 
 ということらしい。
 なるほど。
 

・イヌリンの名称は、キク科オグルマ属の植物 (Inula) から抽出されたことに由来する

 
(蛙・ω・)<イヌラという植物から見付かったからイヌリンという呼び名になったのか。なるほど。

□イヌラ(夏小町:なつこまち)の花

 
 
(蛙・ω・)<そもそもイヌリンが何なのか、という事は理解した。次に進もう。

 

■イヌリンが身体に良いとされるのはなぜか?

Wikipediaより引用
 
・イヌリンは砂糖や他の炭水化物と比較して3分の1から4分の1程度のエネルギーしか含まない
 
・脂肪と比べて6分の1から9分の1程度のエネルギーしか含まない
 
・カルシウムの吸収を促進する
・おそらくマグネシウムの吸収も促進する
・腸におけるバクテリアの活動を増進させる



 
 
(蛙・ω・)<この時点で有能な事は解った。完全に理解した。次に行こう。
 

・栄養学的には水溶性食物繊維の一種として扱われる

 
(蛙・ω・)<水溶性食物繊維と言えば、納豆、豆類、ごぼうなどの根菜類やイモ類、海藻類、果物などに含まれる食物繊維。




健康長寿ネットより引用
 
水溶性食物繊維は、
 
・小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える
・コレステロールを吸着し体外に排出することで血中のコレステロール値も低下させる
・ナトリウムを排出する効果もあり、高血圧を予防する



 
(蛙・ω・)<すげぇ! イヌリンすげぇ!
 

Wikipediaより引用
 
イヌリンは、
 
・多量に摂取すると(特に、過敏な人あるいは不慣れな人にとっては)腹部膨満を来す可能性がある


 
 
(蛙・ω・)<ガスがお腹に溜まって不快感にいたる可能性があるらしい。パーフェクトなものは無いってことなのか……?
 
 

■イヌリンが人体に与える影響

Wikipediaより引用
 
イヌリンは、
 
・一部の腸内細菌によって短鎖脂肪酸へと代謝される
長鎖フラクタン
 
イヌリンによって短鎖脂肪酸が増えると……、
 
・短鎖脂肪酸は食事性肥満の防止に有効
・血中中性脂肪を低下させる


 
(蛙・ω・)<イヌリンは肥満、糖尿病に効く。そして食欲の抑制になる

 ってワケ。すごい。


Wikipediaより引用
 
イヌリンは、
 
・スーパーオキシドディスムターゼの活性が高まり、抗酸化能力が増加する

 
(蛙・ω・)<スーパーオキシドディスムターゼって、何やねん!
(蛙・ω・)<スーパーオキシドディスムターゼって、何やねん!
(蛙・ω・)<スーパーオキシドディスムターゼって、何やねん!

 本当に何それ?



Wikipediaより引用
 
スーパーオキシドディスムターゼ(Superoxide dismutase, 通称SOD) とは、
 
・細胞内に発生した活性酸素を分解する酵素
 
・SODが活性酸素を分解することで寿命を延ばしている
・動物の中でも霊長類、とくにヒトはSODの活性の高さが際立ち、ヒトが長寿である原因のひとつとされている

 
 




(蛙・ω・)<スーパーオキシドディスムターゼはヒトの寿命に大きく関わっている酵素。イヌリンはスーパーオキシドディスムターゼを活性化させる働きもある

 
 ってことらしい。やっぱりイヌリンすごい

 

■まだあるイヌリンの働き

Wikipediaより引用
 
イヌリンは、
 
・非常に効果的なプレバイオティクス





(蛙・ω・)<プレバイオティクスってのは、腸内細菌のごはんのこと。腸内細菌が美味しいものを食べると、腸内細菌の90%が身体にとって優位に働くことに繋がる

 って話。

イヌリンは、
 
・腸内において人体に有益な細菌を増やすのに貢献する
 
・特にビフィズス菌の生育に与える影響が高い
 
・多数の研究においてイヌリンの継続的な摂取が腸内のビフィズス菌数を増加させたという報告がある



(蛙・ω・)<イヌリンは

ビフィズス菌を育てる

 


 今日はもうこれだけ覚えて帰ってもらったら良いんじゃないかな?
 

 イヌリン第1回の〆の情報はコチラ

■イヌリンが多く含まれている食材

Wikipediaより引用
 
次の植物は高濃度のイヌリンを含む。

トピナンブール
キクイモ
ダリア
ゴボウ
アザミ
タンポポ
ヤムイモ
アーティチョーク(朝鮮薊)
チコリー
ヒカマ(葛芋)
タマネギ
ニンニク
リュウゼツラン(竜舌蘭)
ニラ

 

(蛙・ω・)<普段から取りやすい食材としては、

タマネギ ゴボウ ニンニク
ニラ チコリ キクイモ
アーティチョーク

 
 ってところでしょうか?

 Wikipediaだけでかなりの情報が載ってました。
 もっと色々調べてるので、それは第2回のnoteで。
 
 
(蛙・ω・)<タマネギとニラとニンニクとゴボウもっと食べよ
 
 イヌリンのサプリ(粉末)も載せておきます。

 
 
 それではまた~(o・ω・o)ノシ

 


【参考資料】
Wikipedia
健康長寿ネット

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