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新年度の誓い 指導者の役割と分業を考える

指導者って、
学び続けることが大切。
変化に柔軟に対応していくことも大切。
結果を出すことも大切。
勝利至上主義にならない視点も大切。
学生なら教育、実業団なら社会人としてその過程を踏ませることも大切。
選手はもちろん、スタッフとも保護者とも部内とも学校内とも会社内とも、とにかく人間関係を円滑にすることも大切。
練習計画も試合計画も強化計画も大切。
治療や栄養などコンデションに関する各専門家との情報交換も大切。
選手の状態を観察することも大切。
思うような活動ができていない選手のフォローも大切。
安全管理も大切。

選手自身も自分の課題や目標に向けて日々とても努力をしていますが、指導者って偉そうにダメ出ししてるのではなく、練習では選手スタッフ全員の大切な命を預かり、練習以外では大切なことがありすぎて実は大変なんです。

私自身も選手だった過去があり、コーチやGMとしての今があり、それぞれとどう関わっていったら良いかな?と思う場面も多々あります。

去年、実家の取り壊しに際し、過去と対峙する時間がありました。
高校時代に先生が作ってくれた週間ニュース的なものから合宿ごとのレポートや年間の活動報告。
サポートしてくださった方々からのお手紙。
血液検査等のデータや、参考にしていた本や資料の数々。
他にも大会毎のゼッケン、プログラム、表彰状、盾、トロフィー。
すっかり忘れていたものから思いもかけないもの、驚くような方からのメッセージなど。

それらを目の当たりにしてこれからの自分の役割って何だろう?
経験だけじゃなくて、それにプラスした知識を選手に還元していきたい。
それには学ばなきゃ!動かなきゃ!と思って、どうやったら今の自分が得たいと思う学びができるかリサーチ。

先ずは自分の痛みを表現できない、間違った治療を選択している選手のサポートをするためにスポーツ整体、リラクゼーション整体など整体総合の勉強からスタートし、もう少し踏み込んで筋膜リリース、疲労回復、スポーツメンタル、スポーツフードなど7つの資格を取得、他にも発達障がい対応スペシャリストやオランダ発のチャイルドコーチングも修了。
12年前に修了したJAAFジュニアコーチも再度学び直しをして、トータル10教科。

仕事も子育ても主婦業もある中で全部やりきるんじゃなくて、誰かができるところ(掃除とか食後の片付けとか)は放置して、2023年度下半期は私自身の学びにかなりの時間を割きました。

実は私、あまりトレーニング理論に対するこだわりとかメソッド的な執着はなく、それよりも選手本人が本当にやりたいことを一緒に見つけたり、進みたいところへのベース作りや気軽な相談相手になりたいと思っています。

トレーニング理論を専門にしているテクニカルな部分はその適任者に任せて、ちょっとした相談事や今さら聞けない的な疑問などは私にという感じで必要な場面で適切な医療につなげることもできるような。

トレーニングを指導するコーチ、
コンディションをサポートするトレーナー、
メンタルをサポートするメンタルトレーナー、
食事をサポートする栄養士、調理師、
それと同様にウェルネスをサポートする人がいても良いよね?

ということで、今後は選手のウェルネスおよびウェルビーイングに貢献できればと思ってます!


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