#4 アメリカで初めてのボランティア 4月某日 誤り交換日記
先日、アメリカに来て初めてボランティアをしました。そんなちょっとした日常の一コマをお送りします。
こんにちは、かやこです。
このnoteは、Podcast番組「誤り続けるオンナたち」のパーソナリティである、いい年した女2人が綴る交換日記です。
かなさんの鬼気迫る旅の準備、絶対に笑ってはいけないのですが読みながら笑ってしまいました。とても素敵なお友達がサポートしてくれていて、本当に心強いですね。絶対に楽しいと思うので、どのような旅になったかを聞かせてください。
質問「好きな恋愛映画を教えて」への回答
恋愛映画は好きなのですが、映画を見なくなって久しいので、かなり前の記憶で回答します。調べ始めると沼りそうなので、パッと思いついたもので。
ノッティングヒルの恋人
ラブ・アクチュアリー
エターナル・サンシャイン
ですかね。どんだけヒュー・グラントが好きなんだよ、と。あの困り顔からか、どちらもちょっと情けない男なんですよね。顔はあまり好みではないのですが、声・表情・佇まいはめちゃくちゃ好きです。色気半端ない。それより何より、ジュリア・ロバーツが好きすぎて。あんな美しい造形、人間としてありなの?いつ見ても惚れ惚れしてしまいます。ノッティングヒルの恋人もラブ・アクチュアリーもキュンキュンするし、おしゃれでセンスが良くて可愛くてみるだけで肌に艶が出そう。
エターナル・サンシャインは全体的に重たいのですが、めっちゃくちゃ好きですね。設定やシナリオの妙に弱いです。ジム・キャリーがあんなシリアスな役もできるなんてびっくり。
もっと内容に言及したかったのですが、どれも記憶が曖昧で「好き」という気持ちだけで書いたので薄っぺらくてすみません。笑
基本的に恋愛映画はエンタメとして軽い気持ちで見れる方が好きですね。書きながら思い出しましたが「そんな彼なら捨てちゃえば?」も好きでした。
なし崩し的に参加した学校のボランティア
さて、ここからが日記です。
先日、娘をスクールに送った際に受付の女性に話しかけられました。
「明日はイベントだよー!来る?」
私「行くよ!何時にくればいいんだっけ?」
受付女性「えーっと…何時だっけな(ディレクターをチラ見)」
ディレクター「(私を見ながら)後でテキストするね!」
ディレクターの女性は副校長的ポジションなのですが、そんな立場の人と連絡先を交換してテキストし合うって日本ではないよなあ、と思います。この気軽さがとても好きです。
そして来たテキストはこちら:
ボランティア…?
そういえば、学校から毎週届くニュースレターにもボランティア募集!って書いてあったな。
あ、受付の女性は明日ボランティアに来る?って聞いてたのか?!?!
こういうの。こういうのなんです。海外生活の大変なところ。瑣末なコミュニケーションもままならない。Volunteerという単語は流石に聞き逃さないと信じたいので、helpとか言ってたのかなあ。
「行くよ!」と言った手前やっぱり行けないとも言えないし、せっかくなのでボランティアに行ってみることにしました。
わたあめ職人と化す
学校に着くと外へ案内され、そこには他にもボランティアに名乗り出た方々が二人。私たちはわたあめとかき氷担当に任命されました。
この日はお祭り的なイベントで、屋外で様々な遊びが催されていました。私たちは子どもたちへのちょっとしたトリート(ご褒美)担当というところ。
娘のスクールは日本でいうところの幼稚園+小学校。大きな子どもたちもたくさんいます。彼らは綿菓子マシーンに大興奮。「自分でやってもいい!?」とキャッキャしながら楽しんでいました。かわいい。
とてもフランクな子ども達
英語にも丁寧な表現・フランクな表現はありますが、日本語の敬語・タメ語ほどの違いはありません。
子どもたちに「見て!私の作った綿菓子めちゃくちゃいい感じにできた!」と見せると口々に「すごい!」「うまい!」「前にやったことあるの?」「それ絶対売れるから綿菓子マシーン買ったら?」と反応してくれ、なんだか友達と話してるみたいで楽しかったです。
「初めての人と話す」ことへの抵抗感も全くなし。私なんて彼らからしたら同級生の母ですらないのに「○○(私の娘)のお母さん?」と話しかけてくる。他人とのコミュニケーションが乱発するアメリカで育っているからこそなのかな。
毎日担任の先生と話しているとは言え、ベールに包まれている娘のスクールライフ。どんな人たちと過ごしているのかが垣間見え、とても良い経験でした。
砂糖はほどほどに
完全に余談ですが、砂糖摂取への考え方がすこぶるまともなところが、このスクールの好きなところの一つです。
ご褒美のラインナップがわたあめとかき氷な時点で、そもそも砂糖取りまくりではありますが。笑
アメリカのお菓子って異常に甘いんですよ。一体この一粒に何グラムの砂糖が…?と恐ろしい気持ちになります。ケーキに乗っているクリームなんて、砂糖でジャリジャリします。
イースターやハロウィンといったお菓子をもらうイベントでも、小さい子たちに対して躊躇なく大量のスナック菓子やチョコレートを与えますし、園のおやつとして提供されたりもします。
そんなアメリカにおいて、娘のスクールがどうまともと感じたかというと、先生たちが「わたあめは一人一個にしようね」と子どもたちに声をかけていたところ。小学生たちもそれに従っていて、でも大きな子たちはどうしてももっと食べたくて「一個しかだめ?!」「うーん、二個までならいいよ。でもそれでお終いにしようね」なんて会話があったり。
偏見なんですけど、所謂アメリカンキッズなら無限に食べそうじゃないですか。。。
「今日はイベントだし特別だけど、シュガーハイでお昼寝は難しいかもね…」なんて会話を先生ともしていて、わたあめとかき氷がシュガーハイをもたらすという認識を持っているだけで私は感動すらしました。
最後に質問:好きなお菓子はなんですか?
砂糖の話をしたので。私は自分でお菓子を買うことがほとんどないんです。ケーキとかはたまに買うんですが。ロイズのチョコは大好きです。かなさんの好きなお菓子はなんですか?
Podcastもよかったら
こんな感じの私たちが日々感じたこと考えたことを大放出しているPodcast、よかったら聞いてみてください。
アメリカ生活、特に駐妻の話はこのエピソードでたくさん話しています。
それではごきげんよう〜!
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